アルモニカ
グラス・ハープを工夫し、多数の音を様々に奏しやすくさせ、細かな音の動きや、同時に多数の音を独りで奏することが容易になった。直径の異なる碗状にした複数のガラスを大きさ順に十二平均律の半音階に並べ、それらを鉄製などの回転棒に突き刺して回転させながら、基本的には、水で濡らした指先をガラスの縁に触れさせる摩擦によって、グラス・ハープと同様に共鳴するガラスからの音で音楽を奏する。 1820年までにほぼ製造が絶えていたため、長らく幻の楽器だったが、アメリカ合衆国のガラス職人ゲアハルト・B・フィンケンバイナー(Gerhard B. Finkenbeiner)によって1984年に復興され、数少ない奏者たちの手によって、魅惑的な伝説の音色が少しずつ音楽業界に浸透し始めている。 人気であったにも関わらず衰退してしまった理由については、Wikipedia当該ページの「怪奇的神経障害による禁止令と楽器の衰退」の項を参照
https://youtu.be/_XPfoFZYso8
"Dance of the Sugar Plum Fairy" on the Glass Armonica
https://youtu.be/eQemvyyJ--g
アルモニカの元となったグラス・ハープの演奏例
Street artist playing Hallelujah with crystal glasses
https://youtu.be/lAEXH9DAH98
表記ゆれ
グラス・アルモニカ(グラスアルモニカ)
グラス・ハーモニカ(グラスハーモニカ)