『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』
https://www.youtube.com/watch?v=d-vxX34Odl8
渡辺一史
文春文庫『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』渡辺一史 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――
自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション!
全身の筋力が徐々に衰えていく進行性筋ジストロフィーという難病を抱え、北海道札幌市に在住していた男性の鹿野靖明(しかの やすあき、1959年 - 2002年)を取材したノンフィクション作品である[1]。1人では体を動かせないうえ、人工呼吸器の使用により痰の吸引を24時間必要とする鹿野が選んだ自立生活と、それを24時間体制で支えるボランティアたちの交流が描かれている[2]。
書籍のタイトルは、夜中にいきなり「バナナが食べたい」と言い出した鹿野に対して、ボランティアの一人が心に浮かべた感想から取られた。鹿野の自由奔放な性格の象徴として紹介されるエピソードであると同時に、障害者と介助者との対等な関係がいかに構築されるべきかという、ノーマライゼーションの本質を問うタイトルとなっている。
「支える側」と「支えられる側」は逆転する 「夜更けにバナナ」はわがままか?(前編)
「あなたのために」をまとう力に抵抗して 「夜更けにバナナ」はわがままか?(後編)
思いやりをまとうパターナリズムにどう抗するか