老害と似たもの
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老害というと自分の時代の価値観を押し付けてくる年配者を表しているけど、また別の老害がある気がする。
若者の文化や価値観に過剰に触れようとしたり理解を示そうとするのも、それはそれで若者にとって迷惑だろう。
facebookで繋がっている年配男性が、若者向けの曲を聞いたり最近売れたマンガを読んだ投稿をしていたのを見てどこか違和感を覚えた。
おそらく自分自身で楽しんでいるというよりはパフォーマンスの側面が強く感じられたから奇妙な感覚があったのだと思う。
若者の価値観に理解を示そうとするのは素晴らしいけれども擦り寄るべきではない。
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「自分自身で楽しんでいるというよりはパフォーマンスの側面が強く感じられたから奇妙な感覚」
これは自分もよく感じる感覚だったのですが、最近は人からどう見られるかをコントロールしようとする、パフォーマンスすることに対して割り切った気持ちになってきた。
企業等だけでなく、個人レベルでもブランディングによって、仕事が増えたり、プライベートにも良い動きがあることがある。
そもそも、SNS自体が理想の自分をブランディングする、興味のある人とつながる、仲間やファンを増やす(≒擦り寄る)ためのツール?
自分は、擦り寄るのは全然ありだと思う。
ただ、「自分自身で楽しんでいるというよりはパフォーマンスの側面が強く感じられたから奇妙な感覚」を大多数に持たせてしまうようでは、パフォーマンス力が低いとは思う。
(そもそもこのおじさんは、若者に対して擦り寄っているのか?純粋に若者文化にを持って触れて嬉しくなって投稿したのか?同年代の人に向けて、俺今の若者文化も結構知ってんだぜというアピールなのか、その真意はわからない)
また今回の場合、「自分自身で楽しんでいるというよりはパフォーマンスの側面が強く感じられたから奇妙な感覚」に加えて、自分たちのアイデンティティのある場所(若者文化・価値観)を外部の人に踏み込まれた!みたいな嫌悪感もありそう。
否、ないことも考えられるなってなった。(ある場合もあるけど)
例えば、30代主婦女性が、(働いてるおじさんに人気、紳士のスポーツ)ゴルフを楽しんでます(*^^*)とかいう投稿をFacebookにしていたとしても、若者から見ると「ゴルフ好きなんやねえとしか」思わないけど、おじさんから見ると媚びてるように見えるのか?(逆に嬉しく思う人もいるだろう)
「自分たちのアイデンティティのある場所(若者文化・価値観)を外部の人に踏み込まれた!みたいな嫌悪感」を持つ人もいる一方、その文化を知識として知ってる人から見た場合には「踏み込まれた」は感じなくても「擦り寄ってんなあ」という感情は持ちそう。
あとそもそも、漫画や(若者向けの?)音楽、ゴルフ各々にターゲット層はあるだろうけど、その他の人が好きになることも素敵なことだと思う。という弁明を加えておく。