歴史は学ぶ意味があるのか
わんど.icon挑発的なタイトルだけど、自分がつけたやつじゃないです......。
よく、
「過去の出来事の教訓を現代に活かすため」
って言われるけど、学校でそんな教わり方をした記憶がない。
過去の出来事
これを学ぶ
教訓
これは少ない。
既に教訓化されたもの漢文とかしかやった記憶がない。
現代への活かし方
まったくない
自分にあった勉強のやり方を身につけることが勉強の意義って言うのも聞いたことがあるけど、
これも教わった記憶ねえ!勉強のやり方を教えてくれよ!!って思ったのと近い。
https://scrapbox.io/files/60a33936e71c6f001db32e53.png
例えば、「興味あることを覚えようとすると学習効果が高い」みたいなのがあるとして、
どっちかというと真逆のことを学校ではやるんじゃないかとか。
わんど.iconが 歴史は大人になってから学ぶと面白いと言っている理由
世の中の仕組みを理解した上で出来事を学ぶと因果関係等々に実感が持てるから
人間が起こしていることなので、色んな人との出会いがあった上で学ぶと楽しい
最近「歴史」から「美意識」「価値観の軸」を学ぶというのを思うようになりました わっきー.icon
学ぶ上ではどこかで活かしたいわけだけど、学びを活かすって実践ありきなので学校しか知らない段階で当然実践バリエーションも機会も無いわけでそりゃ面白くないよなと思います(歴史に限った話ではないですが)
個人的には自分の数十年が数千年と数億人の記録に対しては十分しょぼいと思うので学ぶ価値はあると感じます
柳田國男の「青年と学問」という本の「歴史と旅行」という章に、歴史はなんのために学ぶかという話がありました。
その中でも歴史は直接に人と人との関係を教えようとしている。(中略)およそ人間が怒ったり喜んだり笑ったり奔走したりするこの世の中の現象は、ことごとく今我々の学んでいる歴史というものの引き続きであることを、一方にはまたそういう深い意味のあることを知らずに、なんとなく毎日我々が活動しているのが、その瞬間を過ぎるとすぐに「歴史」となって、永く後代何百何千年の同国人に、それぞれの影響を与えるものだということを、はっきりと我々に感じさせるのが、この学問の本来の趣旨であった。
過去三千年の出来事を一年で学んでも、自身の生活との関連性をよく呑み込めないとも言っていて頷くしかなかったです。
いきなり縄文時代のことを学んでも実感が湧かない(自分との関連性が見出せない)ので、昭和明治江戸…と逆順に学ぶのもありなのではと思いました。
なんで政府がができたの?→それは明治維新があって…→なんで明治維新があったの?→それは江戸幕府がこういうことをしていたからで…のような今現在の社会のあり方の原因を探っていく教え方
わっきー.icon
時間の短さもありますし、今残っている歴史があまりに客観的過ぎて実感わかない問題はありますよね
VRとまでは言わないけどこれから残っていく歴史は当事者として追体験できるものであればいいな
織田信長の人生を一回追体験した中学生とかすごそう
myazakky.icon
なぜ人類は今このようになっているのかを知るのは意味があると思う
あと文化レベルも向上する
歴史を題材にした文学作品というのは,昔からある