計算機社会についての考察
今回は僕がよく考えている計算機社会についての考察を書こうと思います。
§1 計算機社会とは
§2 経済と法律と計算機について
§3 生物と社会と惑星とプログラム
§3 計算機社会の到来によって溶解する2つ巨大なもの
国家
貨幣(まだわかんないけど構想として考えてみる)
§4 計算機社会の到来によって生まれるもの
新しい旧来の政府的存在(フランス革命以降政府ができたんだからっていう甘い考察)
§4 ミラーワールドについて
§5 ユートピアにいたるまでに起こり得るディストピア
§6 高揚する期待感と迫りくる不安感
§7 テクノロジーに至る病
§1 計算機社会とは
→計算機社会とは、今まで国家が理想としてきた社会であり、膨大な計算によって最適化された社会のことである。
国家が理想としてきた社会は日本やアメリカの憲法の前分に記述されている内容が参考になると思われる。
日本国憲法
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
アメリカ合衆国憲法
われら合衆国の国民は、より完全な連邦を形成し、正義を樹立し、国内の平穏を保障し、共同の防衛に 備え、一般の福祉を増進し、われらとわれらの子孫のために自由の恵沢を確保する目的をもって、ここに アメリカ合衆国のためにこの憲法を制定し、確定する。
膨大な計算機によって最適化された社会とは
・万人の需要と供給が常に最適化されている
・万人がデータに対して社会契約を結んでいる
・
計算機自然の一部には、計算機社会というものがあると思う。
計算機社会は、あらゆる人々の需要と企業の供給、そして社会契約とインセンティブが最適化され、更新し続ける世界だと思う。
その世界では、人間がマクロもミクロも意思決定するというよりかは計算機がその役割のほとんどを担うはず。
もうちょいまとまってから書こうかな。