微分積分の有用性
理系じゃない人向けにもできないか。
そもそも微積分って?
一言で言うと、変化と結果の関係を研究する数学分野
「変化」と「結果」の例をいくつか挙げる
「瞬間的な速さ」と「距離」
(重力などの)「力の掛け具合」と「速度」
「断面の長さ」と「面積」
「断面の面積」と「体積」
などなど。
最近一番話題&重要だと思うのが、コロナ感染者コントロールだと思う。 #政治 潜伏期間が数日(8日とか最長2週間とか)あるので、結果がわかるのが先になる。
毎日感染者数が発表される
曜日によって差があるので過去7日分で平均化する
→ 平均すると3.5日前のデータを見ていることになる。
この時、感染対策が機能しているかをどう判断するか
感染者数の差分をとり、
増え方が増えているか、増え方が減っているかを見ればいい。
実効再生産数とかもこの考え方
→ 「増え方の増え方」
で、これが微分や微分方程式でやってることだし、
高校でやる程度の微分・積分でも、
このグラフの形なら将来的な増え方はどうなるといった
理論的バックグラウンドのある直感が身につくようになる
今、世論は割と感染者数を元にコロナ対策を判断するような向きがあり、
政治も世論の影響を受けざるをえないが、
増え方がどうなっているかに目を向ける人が増えることで、
より効果的な感染対策を打てるようになるのではないか。