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人々のエネルギーを吸い取るのはいいのですが、通常そのエネルギーの中には不純物といいますか、逆にあまりよくないエネルギーも含まれているのです。 エネルギーを吸い取るということはそういうことなのです。 清濁合わせて受け取ってしまうのがセオリーなのです。
例えばみわは電車で宇宙全史のワークに通っていますが、陰始の攻撃を受けてどうにもならなくなった時などは、電車の車輌にピチピチした子供が乗ってくることがあります。 そういう時は少しずつ広く浅くエネルギーを頂くようにしていますが、それでも結構ヘロヘロでやって来ます。
どうしてもう少し頂かないのかと聞きますと、確かに幼い子供にはそれほど深い不純物はないのですが、それでもみわ程の巫女になりますと、少量でも大きな影響が出て来たりもします。 だから最小限ワークに来られるだけ頂いているようです。 もちろんとられた子供たちには何の影響もなく、むしろ少しおとなしくなっていい子になっています。
だから陰始は直接エネルギーを取ろうとしないで、配下たちに取らせています。 そうするとその配下たちは、いいエネルギーは上に吸い取られ、悪質なものしか自分には残らず、しかも次第にエネルギーを人からしか取れなくなっていき、自然から頂いたり、自分で作り出したりということが全く出来なくなっていきます。
そういう弊害を知っていますから、陰始はダイレクトには取らないのです。
ですからフリーメイソンという陰始の配下は、自分たちは人類からエネルギーを奪っている支配者だと思っていますが、実際は陰始の餌食、生贄に近い存在でもあるのです。
そこまで頭がよかったら、そんなことやらなくてもいいのでは…と私は思ってしまうのですが…
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月読の大神
「 それをやってしまうのが、魂から違うのよ」
それをやらざるを得ない魂ということでしょうか。
「 文明をまたいだ狡猾さ」
今回の文明もすでに陰始によりがんじがらめに封印されてしまいましたが、前の文明もその前の文明も、延々遡っても同じように私たち人類は常に搾取され、奴隷として、生贄として生きて来ています。
その長い地球の歴史の中で、文明が滅びる時に陰始がとった人類が想像もできないような手法をご紹介しておきます。
一つの文明が全盛を極め、やがて衰退していって滅びていきます。 どんな文明であっても例外なく栄枯盛衰の理は適応されます。
そしてもちろんその文明にあったすべての人々から搾取し、搾り取った陰始は、溜まりにたまった人類の怨念の直撃を避けるために、とても巧妙な手法を使っていました。
例えば1000年ほど続いた文明があったとしますと、その崩壊の100年くらい前に、陰始は自分の配下の者たちを少しずつ支配される側に入れていきます。 入れるとは、血縁関係で入り込んだり、魂レベルで( 憑代としても含む) 入っていったりします。
どういうことかといいますと、これまで散々人々を搾取して苦しめていた自分たちが、残りの100年間
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は徐々に搾取される側に入る準備をするということなのです。
そうしておいて文明が滅びる直前10年間は完全に搾取される、いじめられる立場になっています。 文明が滅びるとそのまま滅んでいきますが、そこでそれまでたまってきていた人々の恨みを解消しているのです( 一種のカルマの解消です)。
自分たちもわずか10年間虐げられて恨む側に入ることにより、人々の怨念の縛りから逃れ、次の文明ではまた新たに支配者として君臨できるようになります。
これは単純に文明を滅ぼすことだけでは、人々のたまった怨念を晴らすことが出来ないので、そういう複雑な手法を使っています。 この世界にはそういう逃れられない宇宙の鉄則があるので、陰始たちは文明をまたいでこういう狡猾な手法でしのいでいたのです。
なお文明が滅びて再び興る時、その最初の100年間はまた少しずつ、今度は支配される側から支配する方へ入り込んでいきます。
ここでも陰始は、自分が直接支配される側に入って苦労するということはなく、配下の者たちにその役をやらせ自分たちはうまくスルーしています。
こうして陰始は多くの文明をつないで常に支配者であり続けていたのです。 栄枯盛衰、生々流転、諸行無常というのは、ただただ人類にだけ適応されるセオリーで、陰始だけはその縛りから自由でいたのです。
この本の128ページあたりでGの話ということで、延々生贄として転生して来た歴史を持つ存在のことを書きました。 そこでは強弱はあるものの人類の80%はほぼ生贄として陰始の支配下にあるものとも書いておきました。
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ここではもう少しGの源流をたどって、どのようにして原初において陰始の策謀にのってしまったのかというところを見ていきます。
人類がこの地球に移住して来始めたのは、約3億年前からですが、それよりもはるか前にGは木星にいました。
ここでもちょっと面倒な説明が入るのですが…「 木星」 といいましても、私たちの太陽系の木星ではなく、いわば「 裏木星」 とでもいうべき星のことなのです。 この裏木星は、実は「 宇宙全史」 第二巻で明らかにされるものですが、私の忙しさから第二巻がまだ発売されていません。 そのためここでは簡単に概略だけを書いておきます。
私たちの太陽系は地球も含んで、この宇宙の最終実験場として造られています。 ただこの宇宙のバランスとして、太陽系の9個の惑星の裏の存在としてまた別に9個の実験惑星がこの宇宙のどこかに存在しています。 その中にはもちろん太陽系の木星に対応する惑星もありますが、それを今ここでは「 裏木星」 と呼んでいて( 本来はカラーで識別していまして、緑の星となっています)、Gはそこにいたのです。
この裏木星では時間が非常にゆっくりと流れ、住人は「 ぼんやり」 に近い状態で生きています。 お互い個性があまりないといいますか、確立した自分というものがなく、ただ漂っているだけという住人でした。
そこで陰始( この時は陰始という存在ではない別の者ですが、在り様は陰始と同じ) に「 生贄」 になるように印をつけられています。
Gたちはそれがどういう意味を持つのか、それが自分たちの未来にいかなる影響を与えるのかということなどまったく興味がなく、ただいわれるままに印をつけられることを容認しています。 それによりGたちの種族( 集合魂) は、陰始によりこの後永遠に生贄の系譜としての運命を課されたのです。 ( ここは最終稿の場面で再度収録があり修正があります。 それは「 その星で妬みや嫉みに支配され、それに
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操られて浮かれてそれにのってしまったカルマ」 というものがそもそもあって、その解消に地球に来たのですが、カルマを解消する前に陰始の結界が造られてしまい、世界が反転するまでは、結界が解かれるまでは生贄としてのカルマは消えなくなっていたのです)
さてここでまた新たな情報が出て来ています。 それは陰始に似た何者かが陰始と同じ様な事をしています。 ここでこの存在を出したのは、私たちの文明を支配して来ていたのは実は陰始だけではなかったということを明らかにしておきたかったからです( これまでは煩雑になりますのでカットしておきました)。
実は多くの文明をまたいで人類を支配して来ていた存在は陰始だけではありませんでした。
その他の存在としてこのGたちを生贄にしていた者たちも、陰始と交代しながら人類を支配して来ていたのです。 ここではまたそういう別なものもいたということだけを覚えておいてください。
なお今回の文明は陰始だけが主に担当しています。
裏木星の住人Gたちには何も悪いことなどないのです。 ただフワフワ、ボヤボヤしていたら負の形質を植え付けられ( バラまかれ) それに浮かれてのっていたら、カルマが出来て印をつけられてしまったのです。 その星では発現しませんでしたが、地球でカルマを解消しようと来てみたら、その印が効力を発揮し、生贄としての系譜が確立していってしまったのです。 それは地球に陰始の結界がはられた時からでしたが、どうにも理不尽な有り様です。
しかしこの世界自体がすでに充分理不尽ですので、それも仕方ないのでしょうが、理不尽が許されている世界というよりも、地球は本来「 何でもアリ」 というコンセプトで創られている実験星です。 そこで最初にポンッと陰始が手を打ってしまったものですから、私たち人類にはなす術がなかったということです。
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死滅するフリーメイソンとそのシステム
迷走するフリーメイソン
この本ではフリーメイソンと陰糸を区別しています。
もう一度おさらいしておきますと、
A・今回の文明のトップにいるのは陰始
B・その陰始の下に5体の陰糸がいた
C・5体の陰糸のトップである日本の陰糸は2012年にリタイヤしている
D・残った4体の陰糸( これを陰四とも書く) のうち白系のヨーロッパ担当の陰糸がフリーメイソンという名称の組織の最上部にいる者だが、フリーメイソンの組織でそれを知る者は誰もいない
以上が2014年の現状ですが、この陰始たちの活動が最近何やらチグハグになって来ていますのでそのあたりを少し探ってみます。
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先述しましたように陰始は文明をわざと滅ぼすことにより、自分たちに溜まった人類の怨念といいますか澱を禊して、再び新たな文明で結界をはり、新たな搾取を始めるのです。
その文明を滅ぼす時期というのは、日食や月食といった天文のタイミングと地球のタイミングが重なった時に合わせてそれを行います。 そのタイミングは何度かあったようですが、今回陰始はそれをすべてスルーしてしまっています。
その原因が彼らの有り様の中にありました。
1つはフリーメイソンの上層にいる者や陰糸たちは、ご存じのように不老不死の術を手に入れるため、自分の老いた肉体の代わりにする若い肉体という憑代を求め、それに自分の精神( 魂) を入れ込んで永遠の命を手に入れていました。
このやり方も一種の「 エネルギーを奪う」 というカテゴリーに入ります。 これで憑代にされてしまった方の人間は陰糸たちによりその魂が封印されてしまうのですが、その時憑代にされた魂はやはり怨念といいますか、「 いやだ」 とか「 苦しい」 とか封じ込められてずっと思っているのです。 その怨念が次第にたまりにたまって、陰糸たちの持つエネルギーを濁らせていきます。
そのため陰始やその配下の陰糸たちは、文明を滅ぼすタイミングを見失っています。
もう一つは陰糸たちの下っ端たちも( 彼らは直接人々からエネルギーを吸い取り上納する係です) 先ほど書きましたように、取るエネルギーの不純物に侵され、上からの命令、指令がだんだん聞けなくなって来ています。 例えばトップが「 滅ぼしてしまえ」 という指令を出しても、その下が明確に受け取れなくて「 痛めつけろ」 くらいになってしまうのです。 またその下は「 ほっておけ」 くらいになったりして、実行部隊に届くころには、本当にもうテンデンバラバラな命令になってしまっています。
元々こうした不具合が出て来ることを陰始は知っていて、そのため文明をわざと滅ぼして、もう一回最初
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からやり直しというような離れ業を毎回して来たのですが、それが今回に限ってどうしてもうまくいかないのです。
ここでも整理しておきます。
A・文明が極まってくると人間の怨念がたまって来て陰始たちは動きにくくなってくる
B・よって文明を滅ぼし、新たな文明で人々の希望を食い物にすることで、自分たちのシステムをつないでいく
C・いいタイミングで今回の文明も崩壊させたいのだが、下っ端たちがいうことをきかないのでどうにもならない
D・すでに地球が反転してしまったため、人々からエネルギーを取ることが段々できなくなって来ている
現状はこういうことになっています。
地球が「 もう許さない」 と決めたことが次第に浸透し始めています。
元々は陰四たちがその下の配下たちから吸い上げて、さらにその配下たちはその下からという具合に順繰りに吸い上げていっていて、一番下は庶民といいますか、一般人から吸い上げているわけです。 そういう序
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列は厳としてあるのです。 陰始は自分のことは神だと思っています。 その下の陰糸もそう思っていますが、陰糸は陰始にエネルギーを上納しているわけです。 そこはやはり疑問に思わないのでしょうか。
それぞれ自分のことを神だとは思っているのですが、自分よりもっと上の神に捧げるといいますか、納めさせて頂いているというように考えています。 下っ端の方も同じで、無意識のうちに上へ上へとエネルギーを上げていく構造に全く疑問を持っていません。 そういうものだと、それを捧げることで力を頂いている、あるは存在出来ている、捧げることは光栄なこと…そんな感じになっています。 もちろんその感覚は上から植え付けられているものです。
とにかくヒエラルキー( 序列) があって当たり前、それがなければ自分たちの存在意義もないという意識には驚きました。 そういう段階の存在が分不相応といいますか、制御しきれないような力を持ってしまうと、こういう結果になるということでしょうか。
ここはもう少し掘り下げておきたいのですが、彼らにとって「 上にエネルギーを捧げる」 という有り様は、「 神に捧げる」 という有り様と同じことなのです。
世界中の人々のほとんどは何かしらの宗教、神を信仰しています。
そのほとんどすべての宗教、どんな神であってもその神が実はフリーメイソンなのです。 そういう構造にしてあるのです。
何か特別な人だけがフリーメイソンにエネルギーを吸い取られているとお思いかもしれませんが、「 自分以外の何者かに頼る」 という意識は、それはすべてフリーメイソンにつながるように自動的になってしまうのです。
だから神に祈り、神に誓いをたて、神に殉じるという行為のエネルギーのすべてはフリーメイソンにいってしまっています。
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陰始は現在の危機的な状況を察知しているのでしょうか。
何かおかしいとは思っていますが、まだ何とかなるという感じです。 トップの陰始もそうですが、その下の陰四たちも巧妙に紛れて隠れていますから、まだ大丈夫だとは思っていますが、どうもおかしいとは思っています。 その下の配下たちになりますと、危ないとも何とも全く感じていません。 例えば日本のフリーメイソンの大元締めの元華族なども、頓珍漢な政策を指示しているくせに「 まだまだいける」 と勘違いしています。 しかしエネルギーがもう入って来なくなって来ていますから、ある日突然自分でもわからない内に死んでしまったりします。
そのもっと下っ端たちは、やはり人々からエネルギーを取れなくて、自分たちの間で、共食いといいますか、仲間同士で喰い合いを始めます。 そえは陰始や陰四たちが生き残るために、共食いをさせることで彼らを生贄にし、その葛藤のエネルギーで食いつなぐつもりなのです。
下層から死んでいく
人類の80%は陰始によって餌食になっていると書いておきました。 しかし人類の50%は支配する側…搾取する側にいます。
そうしますと「 支配しているつもりでも、餌食になっている」 という両面をまかなっている人たちがいることになります。 そういう人たちは、何といいますか…「 空気を読まない」 という表現でいいのえしょうか…例えば国家の中枢にいたり、文化人を気取っていたり、会社の上層にいたりと色んな座についていますが、みんな「 自分たちだけは安泰で、この座以外は興味ない」 という方達ですから、人々からエネルギーを吸い
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取ってはいますが( それもとれなくなって来ています)、吸い取られてもいますから、本来の体力はなくなっていき、そういう方達からいなくなっていきます。
最初にいなくなっていくのは、本当に下っ端の手下のような仕事をしているものたちからいなくなっていくのですが、次にそこからエネルギーを吸っている人たちという具合に、段々上にという形が滅びる皆さんの順番になります。
因果応報
無差別にエネルギーを吸い取っていたフリーメイソンたちは滅びていきます。 それはいいエネルギーもよくないエネルギーも分別なく取っていたことが原因で、それを因果応報といってしまえば確かにそうなのですが、それにしても3億年以上という人類の長い歴史のすべてが、陰始によって操られていたというのは救いようのない歴史です。
しかし陰始たちは記憶を保ちつつ、その3億年も生き続けています。 その蓄えた知識や経験で、どうしてそういう不具合に気付かなかったのでしょうか。
自分たちが収奪しやすいシステム、結界を作っていく上でのその欠陥に気付いてはいて、またその手当てもして来てはいたのですが、いつの間にか巻き込まれていたということに、最終的に気付かなかったということでしょうか。
結界が宇宙との分離を生み出し、それ故その中の世界は自分たちの思い通りに出来ましたが、エネルギー
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を宇宙からいただくということが出来なくなってしまっていました。
陰始たちはそれで良しと思っていますが、地球が「 もういやだ」 といった今、下からもエネルギーは入って来なくなり、宇宙からももちろん自分たちが結界をはっていますからもらえなくて、この後はただ衰退していくしかないのです。
この人類の長い悲惨な歴史は、地球に移民してきた種族( させられたといった方が正確かもしれませんが) が、自分本来の魂の自由さに気がつかなければいけないというみなさんだったということがあります。
地球が「 幼い地球」 という段階から覚醒した今、その地球に残れるのは「 自己の自由性を認識した者」 だけなのです。
それが出来ない方たちは、またどこか別の星に移住して、同じように搾取され、エネルギーを奪われ、「 もういやだ」 といいますか…「 本当は自分は自由なんだ」 と気づくまで同じことを繰り返していくのです。
反転の準備は一〇〇年前から
地球はソフトランディングを選択しました。
それは人間だけではなくて、他の生物たちも、自然の声といいますか、地球そのものの声が…その自分たちだけの声に同通するものだけが残ればよいと決めたのです。
「 あとはいらない」
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人間はもういらないけれど、地球に同意する人間だけは残そうという選択、それがソフトランディングでした。
ハルマゲドンでドンっといっきに滅ぼしてしまうと、地球自身もやられてしまうのです…再生に時間がかかるといいますか、それが嫌だったのです。 だから自分たちを守りたいと思ったのです。
これまでは文明が滅びても、ハルマゲドンがあっても、隕石が落ちてすべてが荒廃してしまっても、陰始は生き残って来ました。
しかし今回はもう滅びることになったのです。 それを地球が決めました。 本当に地球と一緒に進化していこうと思わない人たちは、完全に排除されます。
だから最後なのです
地球は100年前からそういう準備をしてきました。
それは陰糸たちの憑代を地上にもう生まれないようにしていったということがあります。 陰糸たちは自分の今入っている肉体が衰えて来ると、新しい若い肉体を求めて魂を移していきますが、その自分に合った憑代がだんだん見つからなくなっていったということらしいのです。
しかしボスの陰始は産業革命の頃( 200年以上程前) にすでに肉体を脱して、気体( 霊体) として存在することを選択しています。 この時エジプト時代に想念体として残った陰始と合体してより強力なものになっています。
ですから憑代が存在しようがいまいがあまり関係ないのですが、配下の陰糸はまだ憑代が必要な肉体を
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持って生きていますので、こちらに大きな影響が出て来ていました。
ボスの陰始は陰糸たちを通じてエネルギーを得ていますが、その陰糸たちが衰え、人々から吸い取ったエネルギーを( 良いエネルギーと濁った不純物) 分けることが出来なくなっていきます。 そしてボスの陰始にそのまま不純物の混ざったエネルギーがいってしまいますので、やはり陰始も劣化していくのです。
ソロモンとツタンカーメン
これまで宇宙全史のBBS( ウェブ上の質疑応答) では、ソロモンとツタンカーメンは「 地球の裏の顔と表の顔がそのままダイレクトに地上に顕現した姿」 とお話しして来ています。
確かにそういう有り様で顕現してはいますが、ここに来てその正体の正確な姿が明らかにされています。 彼らの本体といいますか…ベースはややり「 地球」 そのものである地球原人でしたが、そのままでは使いものになりませんので、太陽系外からそれなりの存在を引っ張って来ています。 その高度な魂と地球原人のほぼ無尽蔵ともいえるエネルギーを併せ持つ存在がソロモンとツタンカーメンでした( これはソロモンという大いなる存在すらも陰始に支配されていたのかどうか確認した時に知らされています)。
ソロモンに関しましては、その歴史的な事実はほぼ改ざんされ、まともな情報は一切伝わっていませんが、あの時代の地球に必要だった地球上のあらゆる存在を統一して、その後の地球の方向性を定めよう( 修正しよう) とした方でした。
この「 あらゆる存在」 の中には人類はもちろん入っていますが、魔道師やサタン、魔女たちや他の強大な裏の力を持った存在達も入っています。 大事だったのはどうもこの裏の存在達だったようです。
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その「 大統一」 の時にソロモンの元に参集しなかった者がいました。 それがエホバであり陰始でした。 ここで問題にするのは陰始ですが、偉大なソロモンでさえ陰始の影響下にあったということがわかっています( 影響下にあったのは確かですが、それに気づけなかったといった方が正解です)。
そして同じくエジプトで人類の軌道修正を目論んだツタンカーメンも同じく陰始の支配下にありました。 彼らはまったく陰始の存在を知ることが出来なかったようでした。
彼らの時すでに陰始の結界がはられていましたから、分の悪い戦いではありましたが、陰始のような…いわば「 悪い」 存在はとことんやるわけです。 ところがソロモンなどは聡明ではあるのですが人が良いといいますか…とことんはやらないのです。
ですから例えソロモンやツタンカーメンがどこか遙か宇宙の彼方から飛んで来た優れた存在であってもかなり分が悪い戦いだったといえるようです。 あるいは地球が「 そういう拮抗するような存在しか呼べなかった」 といえるかもしれません。
巻き込まれた裏の存在
どのように地球原人を支配したのか
今にも死んでしまいそうに弱々しく、妬みや嫉み、恨み、自己憐憫という負のエネルギーにまみれた存在でありながら、地球上のあらゆる存在を支配し、思い通りに操っていた陰始は、一体どうやってとてつもない智慧と力と術を持った神官やサタンを自分の意のままにしていたのでしょうか。
また陰始の計画の要である無尽蔵のエネルギーは持っているが、まったく人のいうことをきかない、空気
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が読めない超自由人である地球原人をいかにして自分の思い通りに出来たのでしょうか。
これからそのあたりを探っていきます。
地球原人というのは陰始と会うまでは、無尽蔵にエネルギーを受け取っていました。 例えば人の好意とか自然からのエネルギーとかそういうものを制限なく受け入れられたのです。
それを陰始は絶っています。
それが陰始のやり方の一つでした。 地球原人に「 自分はそれ( エネルギー) を受け取る資格がないんだ」 と思わせるだけでいいのです。 受け取っちゃいけないんだとか、自分なんてダメな人間だと思わせておくと、そこでそのエネルギーは、受け取るべき人の所にいかないで、それを吹き込んだ人の所にいってしまうのです。
「 あんたはダメな子だから、出来ない子なんだから」 といっていると、そっちにいかないで、自分に入ってくるのです。 そういうやり方で陰始は地球原人に親切にしているふりをして囲い込んでいました。
一体どうやってそんな手法を知ったのか調べてみましたが、どうも本能的なもので、どこかで教わったとかというのではなく、魂そのものがそういう狡猾なやり方を知っていたのです。
もちろん地球原人はそんなこと夢にも思わないですから、陰始は初めの内はそういうやり方でダメージを与え、エネルギーを吸い取っていました。
しかしそういう方法だけでは気まぐれな地球原人を手中に収めておくことは到底出来ず、時には食料を与え、やさしくし、身の回りの世話もしたりして「 ああこの人はいい人だ」 と思い込ませていくと、人のいい原人はいくらでも必要なエネルギーをくれるのです。
しかしそのやり方や陰糸にはいつまでも出来なくて、先ほどの「 あなたは出来ない子」 という詐術を使っ
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たり、騙したりすかしたりと様々な飴と鞭の手法で地球原人を管理下に置いていきます。
陰始から逃れた人々
地上の人間たちはすべからく陰始の支配下にあり、これまでその呪縛からは逃れられませんでした。
しかし本当にごくわずかですが、生きている内に地球全土を覆うこの呪縛から完全に抜け出た人たちがいました。
それが本当の覚醒( 完全覚醒) を果たした、仏陀やニサルガなどのインドの聖者たち、中央アメリカのインディアンであるドン・ファンの系列の呪術師たち、禅のマスター達などです。
ドン・ファンは薄々陰始に関しては分かっていたようですが、仏陀やインドの聖者たち、禅のマスターなどは、明確には分からないまま「 魔」 という形で理解して、そのままそこを追求せずに放置したまま覚醒( 離脱) しています。
私たち宇宙前史のワークでは、この「 魔」 をまず解明しないと、これからの20年が明確にその方向性を保てないので、とりあえず解明していきました。
あとは人々がどこまで理解して、どこまで自らの自由を自らの手で切り開いていけるかというところでしょうか。
時代と地球が応援してくれている今、それはそう難しいことではない気がします。
エネルギーの行き着く先
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例えばピラミッドというのがあります。 あれは私たちから吸い取ったエネルギーをまとめて他へ送る装置の一つでもあるのです。
人々から奪ったエネルギーは三大宗教のキリスト教、イスラム教、仏教( 他の細かな宗教ももちろんあります) という各宗教ごとに吸い上げられ、そのエネルギーはすべて陰始に集約されます。
これまで宗教が陰始のエネルギー集めのベースになっているとは教わりましたが、それでもある程度はそうであってもすべてがそうではないだろう位の気持ちもありました…しかしそうではなかったのです。 例えばキリスト教ならローマ法王などは、その最先端で吸い上げる統括をするような存在だということです( ローマ法王はフリーメイソンのメンバーです・例のコンクラーヴェという選抜方法もフリーメイソンが主導で選抜しています)。 操作されているとはいえ、それを讃え、崇め、崇拝する人々の何と愚かな姿でしょうか。
いずれにしても私たち人類は確かにそれなりに一生懸命生きて、文明を造り、芸術を現し、科学を発達させて来て、苦しんで、楽しんで、泣いて笑って、怒って、哀しんで来ていますが、そこに意味がないとはいいませんが、宇宙はあまり重きを置いていないという気がします。
宇宙全史ではワークの初めに「 人類は全宇宙から集められたクズ」 と断定されています。 そうはいわれても、まあクズはクズでも何かの役には立つクズだろうとは思ってはいましたが、「 それ程でもない」 というのが今回の収録で味わった感想です。
もちろんそこから抜け出る道は存在しますが、そこを見つけることが出来た人は極少数でした。 しかし今回の地球の覚醒で、気づけば自由になれるという環境が出て来ていますので、このチャンスは出来る限り生かして頂きたいものです。
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世界崩壊の可能性があった
もう5、6年前になりますが、まんだらけという会社の世界戦略の一環としてニューヨークやパリにショップ、もしくはギャラリーを設置するという話が出ていました。
しかしそうしていたらその二つの都市はこれから10年以内には壊滅していくわけですから大変なことになっていました。 それでも10数年そこで仕事が出来るのなら、それはそれでまた意味があるかもしれませんが…
世界が反転すると決めたのは100年も昔のことでしたが、それがどういう形でこの地上に反映されるかは、人間次第といいますか、地球次第といいますか…まあ成り行きだったようです。
あのままワーッといって盛り上がって、バシャンって崩壊という形もあったようです。 それはいわゆる核戦争も含む大崩壊で、地球自身もかなり傷つきますし、再起不能ではないですが、長い間地上は不毛の地になり果てます。
宇宙全史の第二巻はまだ発行されていませんが、その中では太陽系の9個の惑星に対応する9個の実験惑星がこの宇宙には存在しているということが明らかにされています。 その9個の実験星たちは、ほぼすべてが滅びを選択していました。
その結果を踏まえた上で、地球は「 崩壊」 を選択しなかったということなのでしょうか。 調べていきますと確かに地球は地球の意志で「 もう陰始とは付き合いません」 と表明していますが、その裏ではJUMU
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( 自由夢) がそういう指示をしていました。 そしてそのJUMUはUMU( 遊無) の判断で動いていたのです。
UMUの判断とは、「 また同じことになってしまう」 という危機感から、「 それは否」 という決定を伝えています。 それがこの銀河の意図となりJUMUに伝わり、地球がそれに従ったといいますか…もう目覚める時期ではありましたが、それがきっかけで地球自身が初めて「 助けて」 というSOSを出したというところが本当の所のようでした。
「 また同じことになってしまう」 といういわばUMUのメンツが潰れるという感覚は確かにあったと思いますが、それよりも銀河が乗り出したというのはやはり地球の声を聞いたからということがありました。
地球がもう繰り返すのは嫌だと思ったのです。
このあたりの事情も「 宇宙全史」 第一巻でお話ししておりますが、お読みになっていない方はニュアンスが伝わりにくいかと思いますが、このままお話ししていきます。
地球がこの世界の最後の実験星ということは、他の星より地球が我慢強く良い星だったということがあります。 その組成や出来た時の基点の思いというのがものすごく天真爛漫だったのです。 それを幼いといってしまえばそうなのですが、だからこそ「 助けて」 という声に銀河が動いて宇宙の干渉が入ったのです。
だったらもう少し早く助けを呼ぶか、「 もう嫌だ」 を表明しておけばいいとも思うのですが、そこが地球の我慢強いところでもあり、人類の「 いつまでたっても気づかない」 愚かさでもあったのです。
とはいっても地球もその決断をするまでは悩んでいたのです。 それは地球が「 情」 の星だということがありました。 自然界とか動物とか、人間以外のものを守る方向に舵を切ったのは、その情の星というところが大きかったようです。
しかし地球の情は人間の情とはまた別なものになりますからお間違えの無いように。
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こういう事情は確かにあるのだと判断できるのですが、その前に私たち人類を長年苦しめてきた陰始をe - 1に入れ込んだのはやはり地球を創ろうと意図したUMUだと思います( UMUは断定していませんから明確ではないのですが、おそらくそうだと思います)。
苦しみの原因をわざわざ入れておいて、土壇場でそれを除去するという一人芝居のようなシチュエーションは何を意味しているのでしょうか。
先ほど河童の星のお話がありましたが、あれと同じであまりゆったりとした環境では人類の進化が薄いだろうという思惑はあったと思います。
それにしても「 陰始と人類の戦い」 ということすら出来ない陰始の一方的な搾取体制は、不公平といえるのではないでしょうか。 そのあたりを月読の大神に詰め寄ったのですが( 恐竜人間の時と同じように)、そういうインパクトのある環境でないと気づくことが出来ない段階の人たち( 人類のことです) だからねというお答えでした。
どなたもこんな事実は耳にしたくないでしょうが、私たちはこの宇宙の隅々から集められた「 クズ」 です。 そのクズが地球と共に今回一定の進化を遂げることが出来るかどうか、20年後の新しい世界に移行出来るかどうかがこれからの20年で決定していきます。
本来なら「 クズ」 などといわないでせめて「 幼い段階の」 とか「 未熟な」 という表現がいいのでしょうが、「 それなりに頑張ってきた」 「 それでもいい働きはしていた」 「 泣いたり笑ったり、愛したり歌ったり」 確かに生きて来ていましたが、根底では、裏ではそこまでほめられた生き方はあまり出来ていなかったということもあります。 そこを適当にほめたり、「 人間だから」 と容認したりして、「 神にお任せを」 などと無責任な言葉で人々をさらに無明の中に放り込んでいたのがほとんどの宗教で、先ほど書きましたように陰始の
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最も強力な武器になっていたのは世界中のあらゆる宗教でした。
それが人類の80%であり、本当ならこの80%の人々と共に地球自体も崩壊していく運命だったのです。
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( 注:この見開き右側の片面、220ページ目は丸々余白になっている)
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第5章 封印されていた私たちのワーク
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そもそもこの地球上で本当のフリーメイソンという実態に気付きているものは存在していません。
私たちを除いて誰も知らないのです。 ならば陰始たちは当然邪魔者になるであろう私たちを消そうとするはずです。 このあたりが何やら陰謀団らしい動きですが、今のところそういう事態にはなっていません。
しかし彼らの攻撃はあるのです…が、あまり効力を発揮していません。
それは私たちの存在を紛らせているといいますか、どうも霊的、潜在意識的に攪乱しているようなのです( やっている方は月読の大神のようですが、ハッキリとはおっしゃいません)。
ただ私は肉体修行と精神的な覚醒修行をずっとやっていますが、しばらくは「 夢見」 というドン・ファンに伝わる修行法を封印されています。 これをやるとたちまち向こうとつながってしまい、感知されてしまうからです。 それももうすぐ解除されそうですが、このようにして陰糸からすると赤ん坊のような私たちはそれなりに守られていたということがあります。
この本が出るということはそれだけ陰始たちの力が衰弱してしまっているということで、もう致命的なダメージを与えるだけの力もなくなっているようです。
例えばこういうことがありました。
2年前だと思いますが、当時私は植芝先生のご指導で山岳修行のようなことをしていました。 あちこち行きましたが、その時は青梅山系を走り回っていた時のことでした。 何ケ月か走ってその日が最後という日に「 今日はあなたの慈悲を大きな慈悲が包むだろう」 と登り口で言葉が降りてきました。
一通り走って、山を下りて平たん路に出て、そこから約800m走ると舗装路に出るのですが、そこまでだいぶ疲れていたにもかかわらず、全力で走破し、まったく息が切れていないという状況がありました。 いわば心肺機能がものすごく向上したというのでしょうか。 それがそのまま私の能力として定着していました
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ら、今とは異なる有り様で宇宙全史のワークを展開できたと思います。
ところがその効果はその後全く反映せず、トライアスロンのレースでは散々な結果に終わっています。
さらにもっと前になりますが、宇宙全史のワークを始めたころでしょうか…みわと出会う前にも私は1人で様々な修行法を試していました。 その時よく通っていた日本の中央山系のある場所に生育している特殊な薬草を使用して、死にそうになったことがありました。 その薬草をみわが再度処方して私を覚醒させるということを試みたことがありました( この時は私もある程度の精神的段階に来ていましたが、覚醒といいましても最終段階の完全覚醒ではなく、一定レベルの超能力くらいは取得できる段階のものでした)。
しかしこれも失敗に終わっています。
この二つの事例は何のつながりもないように思えますが、実はフリーメイソンが私のその二つの効果を奪っていたのです。 彼らにとってこういう非常に優れた力はものすごく魅力的なエネルギーのようで、作為がなくても自動的にサーチして吸い取る構造になっています。
このようにあからさまに目立つようなエネルギーは自動的に吸い取られていましたが、普通に本を出したり、BBSで情報を発信したりするものに関しましてはあまり感知されていませんでしたが、これは上の方達がフォローして下さったようで、私たちの仕事をあまり目立たないように抑えておられたようでした。
「 何か日本あたりに変なものがあるから、とりあえずその辺を攻撃しておこう」 くらいでおさまっていました。 しかし世界が反転すると、ぼんやりとした察知で済んでいたものが、どこか気に障るといいますか、癪に障る信号に変わって来ているようで敏感にはなっています。
しかし焦点は合っておらず、東京というところまでは何とかわかっているようですが、東京の気は激しく濃いですから、しかもそこを紛れるようにして頂いていますので、ターゲットとしては東京に照準を定めてはいますが、私やみわにキッチリ合わせることは出来ていません。
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それでも東京だけでも「 革新を望む人々」 はたくさんおられますので、その方たちを守るためみわは自ら攻撃の矢面に立つという離れ業を毎日やっています。 それは戦争における総攻撃の場面で、ひとりだけ銃弾の飛び交う最前線に出ていくようなものですが、愚痴ひとついわないで当たり前のように黙々とこなしています。 そこがみわという巫女のすごいところで、普通の人間の目から見ますと、まさにちょっと大人しい、適当にあしらえばいいように使えるアッシー君みたいな人格ですが( 実際これまでの彼女の人生は人に振り回されてきた人生でした)、やはり月読の大神のお使いだけありまして、土壇場になりますと腹が据わって、普通の人間なら3日ももたないような厳しい課題を淡々とこなしています。
ただ向こうも巧妙といいますか、こちらがボーっとしている方なので、どちらかというと受身なわけです。 非常に意地悪な攻撃をしてくる時もあり…例えば私たちが全幅の信頼を寄せている五井先生や植芝先生のお姿をとって来る時もあります。 それでいつもと違う何かを感じてギリギリで気がつくわけですが、それまで「 あれ?あれ?あれ?」 「 何か違う」 と逡巡している間に、エネルギーを吸い取られています。 しかしスカスカになってしまう前に逆転して取り戻していますが、いつもそんな感じで危うい状態になっています( エネルギーは取り戻していますが、そのままだと敵は「 こいつは手強い」 と気づきますから、エネルギーをちゃんと取ったと思わせて返しています。 そういう工作はしていますから、やはり向こうはなめてかかっていて、全勢力を傾けて攻撃ということはして来ていません。 そこがこちらには有利といえば有利な状況です)。
反転するまでは敵の結界の中ですから、そこでは初めから勝負の行く末は決まっていたのです。 敵地、アウェイで闘う負のアドバンテージどころではなく、勝てる見込みなどゼロに近いものでした。 でも皆さんが気づき始めると逆転は早いのです。
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この本が出てからは( 世界が明確に反転してからは) 少しずつ公表していってもいいようで、出来るだけ多くの方がたに読んで頂き、解放された生を味わっていただきたいものです。
ハルマゲドン( 最後の一人)
過去が変わる
何年か前の年末に私がこの世界の進路を変えたことがありました。 正確にいいますと私が世界移動して、それに伴い私につながる人々もこの世界につれて来たということがありました。
それはこの世界が最も進化の可能性を持つ世界であったということがありますが、月読の大神はここを( パラレルワールド・平行世界の) 「 地球の最前線」 と位置付けられています。 このあたりの事情はまだ本にはなっていませんが、ウェブ上のBBS( あるいは非公開情報) では大分書いておいたはずです。
世界が明確に反転した頃から私たちの夢の中( 潜在意識) で膨大な情報の書き換えということが行われていました。 通常情報は私に問いがあれば、月読の大神なりこの宇宙のどなたでも適当な担当者からお答えをいただけるので、わざわざ夢の中で何かを書き変えるというようなことは必要ないのではないかと思いましたが、どうもそういうことではないようでした。
この世界のデーターバンクというものがアカシックレコードとして存在しています。 本当は単純なデーターバンクというよりはもっと有機的なもので、直接この世界の在り様に関わるシステムなのですが、今はその説明はスルーしておきます。
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そのアカシックレコードの世界が反転した情報内容の書き換えということが行われ、それを私たちに反映させるということをしなければならないのですが、現象世界ではそれが不可能なほど大きな情報量になるので、夢の中といいますか潜在意識で行われていたのです。
これまでの世界のアカシックはわりと限定された情報しか持っていなくて、それよりももっと膨大な本来のものに近い情報が、一気にガーッと上書きされています。
それは世界が変わりましたから未来が変わるということで、新しい情報が上書きされるのですが、実は未来が変わるということは過去も変わっていくということでもあるのです。 ところが過去が変わるといいますと、じゃあ第二次世界大戦は日本が負けていないのかとか、恐竜は6500万年前に滅びていないのかとかそういう事象を考えてしまいますが、そういうことではなく、歴史は歴史で残るのですが、その意味といいますか…私たちの感じ方といいますか、評価が変わっていくのです。
例えばソロモンなどは歴史的にちゃんとした評価がなされていませんが、それが世界が変わることで変化していきます。 あるいはもっと一般的なものでは、これまで陰始に支配されていた人類の歴史の評価といいますか、そういうものがすべて陰始寄りになっていたものが、キチンとまともな評価になって来ます。
つまり本当の歴史が( 宇宙全史では一部開放してありましたが) 人類史上初めて明らかにされていきます。
アセンションの臨界点
もう大アセンションというイベントはなくなったと思っていましたが、これからの20年で大浄化が終わりますと、地球に残る人たち、地球から排除される人たち( 自ら去っていくといった方が正確ですが) と明確に分別されますので、それは一種のアセンションイベントと考えられます。
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その最後の瞬間を「 アセンションの臨界点」 と位置付けます。
それが先ほど書きました私たちの過去が変化する特異点になります。
ではその瞬間は一体何時なのでしょうか。
それは「 最後のアセンションの人が終わった時」 と位置付けられています。
その最後のアセンションの人とは、陰始のことでした( 上の方はアセンションもディセンションも同義として使っておられます・どっちもこの世界を離れていくのだから同じだろうくらいの感じです)。
これから約10年間は激動の時期に入ります。 その後新しい世界が立ち上げられつつ、人類がこれまで経験したことのない地球が素の本当の姿を見せてくれます。 それがほぼ20年かかるということですし、陰始が消えていくのが20年後ということです。
今たとえ60歳の方でも、運が良ければ、地球に残ると決めた方はおそらくその世界を見ることが出来るのでしょう。
大事なこと・本当に伝えたいこと
この本の中では何度も申し上げていますが、どうしても伝えたいこと、本当に大事なことを改めて書いておきます。
自由になるということが一つあります。
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何が自由かといいますと…「 魂」 は自由であれということです。
自分の本当にやりたいこと、生きていて本当に楽しいと思えること、それが魂の自由です。
それが許される時代に入っていきますし、そういう地球になっていく…で、自分もそこで生きていくにはそうならなければいけないということがあります。
自然と一体になり、世界と分け隔てなく生きることは、これまで押さえつけられていたものがなくなり自由になるので、芸術や文化はもっと遙かに豊かになっていきます。
生命の自由な発露を邪魔するものはもう何もないのです。
ただそこに今まで枠の中にギューッと閉じ込められ、押し込められていた私たちの魂が、その世界の枠がポンッと外れるのですから、それは自由になるのですが、これまではそれを枠とも思っておらず、認識さえしていなかったはずですから、そこをいかに自分自身の深層に理解させるか、納得させるかというところが難しいといえば難しいのです。
それがこの本を深く読むことで少しずつ外れていきますから、その人の世界が変わり、残った人たちが気がづけば、地球自体も大きく変わっていくことになるのです。
精神世界と宇宙全史
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私たちの宇宙全史のワークは、大きな宗教団体などに比べるととても小さな米粒みたいな有り様で活動しています。
私も「 やるべきことはやる」 という方針で、目の前に出された課題は出来るだけクリアーするように努めていましたが、果たしてこんなに小規模で世界をどうにか出来るものかという一抹の不安もありました( どうでもいいやというあきらめではないのですが、何とかなるだろうという楽観的な部分が何気にそういった不安をスルーしてもいたのですが)。
今回のこの本の出版にあたりまして、一刻も早く世界中の人々に知らせたい思いがあったのですが、初版は2000部で良いといわれ、戸惑っていたのは正直なところでした。
しかしそれが私たちのワークの基本的なやり方ではないかと思えるようになって来てもいるのです。 基本的といいますか…無駄な争いはとりあえず避けていこう…というやり方のようです。 つまりまだ陰始や陰四たちは必死に自分たちの世界をつないでいこうとしています。 彼らは次第に力を失ってきてはいますが、まだまだそれなりにがんばっています。 そこで私たちにターゲットが絞られてしまうと、これまで以上の半端ない妨害が予想されます( ここではあまり書いていませんが、ぼんやりとした攻撃でも相当なものがあるのが彼らの実力です。 そういうものと今まともに争うことなく、人々の深層から少しずつ変えていくことと地球との連動で一気に知らぬ間に波及するという方法をとっていっているようです)。
現象的には宇宙全史のワークは小さなものですが、このワークに関わっている方たちの中には、この情報( の理解) を深く自らに落とし込み、その一滴を集団意識にまでストーンと入れて波及させる方達もおられるのです。
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