20_2
---
36
---
何にもならない」 と思い込んでしまっているのです。
いやそう思い込まされていたのですが、世界が反転してその縛りがだんだん薄くなってきて、今回書いてきたのは、
「 助けてって思いがね、だんだんちょっと芽生えて来たからよ」
「 だからそれでいいの」
自分は「 助けて」 といっていいんだというそういう思いが湧いてきたということがとても大切なのです。 自分は助けてもらえる存在だと気付き始めたといますか、自分を少しずつ大事にし始めた…大事にしてもいいんだという思いが湧いて来ています。
ここで大事なのはみちよさんが気づくことであり、気づいてだいさんの元でお子様共々幸せになることではあるのですが、そのことが彼女一人の覚醒に留まらないということがあるのです。
それは彼女の集合魂である負の連鎖を重ねてきた魂の集団( 集合魂) に大きな気づきの波動を与えることになるのです。 広い湖面に小石をを投げたような波紋ではあるのですが、しかし確実にその波紋は全体に広がり、集合魂の成果となります。 いまだにイスラエルや中東でいがみ合い、殺し合って憎しみの連鎖を続けている人たちもいる中で、彼女の小さな波紋はそれでも無視できない影響を及ぼすことになるのです。
注・( 私たちのワークのメインに五井昌久という方( 通常五井先生とお呼びしています) がおられます。 私はみわを通してこの宇宙におけるどんな存在ともお話が出来るのですが、五井先生とも直接お話しが出来
---
36
---
---
37
---
ますし、すでに弟子としてのイニシエーションも受けております。 ただ現状は五井先生がお亡くなりになりました白光真宏会とは何の関係もない者ですから、ご迷惑をおかけするといけませんので混同なさらないようにご注意ください)
示される3人のメール・その二
まんだらけでは年に2回全国の店長・部所長を集めての統一会議があります。
その時各人からの意見や何かしらの発表があるのですが、問題や注意事項、エネルギーが足りない人には直接みわからお言葉やエネルギーが頂ける機会になっています。 この時社長である私は皆に何も説明しないままですので、「 みわ」 なる人物がいかなる人なのか誰も知らないまま黙々と会議が進行していきます。
質問があれば普通に答えるのですが、誰も何も質問してきません。
ちょっと面白い風景ですが、それぞれ直感で何かを感じているのかもしれません。
そんな中一人の部所長のFさんにお言葉が降りたのですが、それが…
みわ「 心配性だからね…」
よくわからなかったので「 あなたは心配性だそうなので、そういう癖は少し改めた方がいいのでは」 くらいの軽い注意をしておいたのですが、いった私もいわれたFさんも「 ???」 という感じでした。
そのあと店長会議が終わってすぐに宇宙全史のワークをいつもやっている場所に移動して、私が会議に出ていた全員から受けた負のエネルギーを祓ってもらっていると、
---
37
---
---
38
---
みわ「 あれ違いました…Fさんが心配性なのではなく、Fさんのお母さんが心配性でした」
たまにこうしたみわの錯誤というのはあるのですが、本当にそれはごくたまにで、相当みわの体調が悪い時や、重苦しい暗い波動に取り囲まれている時だけで、何やら違和感のある言葉だったのです。
そこで色々探っていきますとこういうことでした。
① Fさんのお母さんはFさんを心配することによってFさんからエネルギーをとっている
② Fさんはお母さんと離れて今は東京で結婚しているが、そのお嫁さんもFさんから同じようにエネルギーをとっている
③ そのお嫁さんのとったエネルギーは自動的にお母さんに行くようになっている
④ つまりFさんはお母さんと似たような係累の女性と結婚した( あるいはするように運命づけられていた)
⑤ Fさんはかなりのエネルギーの持ち主で、現在でも忙しいまんだらけという会社で、新しいジャンルの先頭を切って走っているようなやり手ですが、本来もっとエネルギーにあふれた存在である
⑥ 現状Fさんは「 ボーっとしている」 ことがたまにあると自覚している
---
38
---
---
39
---
こういうことが次第に分かってきたのですが、それでもそれがどういうことなのか、何を意味しているのかよくわからなかったのです。
本書ではこの地球のこれまでのあまりにも忌まわしいカラクリが完全に暴かれていきますが、人類の多くが前のメールのみちよさん、それにこのFさんへのメールの内容とかぶっていくのです。
具体的な暴露は追々書いていきますが、このお母さんのような人たちは、表面意識では普通の生活をし、普通の考え方をしているように見えますが、潜在意識やそのもっと深いところでは、人からエネルギーをとるという形を好むという傾向を持っています。 これが人類の50%以上で、薄いところまで含めますと90%近くになります。
意識してハッキリと他人を搾取しようとする者は数%にしか過ぎませんが、その下で配下になり実質的に人類全体から吸い上げていくのはこうした何も表面上は悪気のないような市井人なのです。
ですからこのFさんのパターンをよくよく検証して皆様に理解して頂かないと、その束縛からの解放ということは難しいですし、そもそもが「 そういう事実がある」 「 人から、ましてや親族からエネルギーを吸い取っている・吸い取られている」 などとは夢にも思っていないでしょう。
ここでいくつかの疑問が生じていますのでまとめてみます。
① もしお母さんがエネルギーを吸い取っているとしても、それが「 心配すること」 でどうやってエネルギーが吸い取れるのか
---
39
---
---
40
---
② それではそれが事実としてあっても、Fさんはどうすればいいのか
③ お母さんはどうすればいいのか
④ お母さんはどうしてそういうことをするようになったのか
① ですが、このやり方が簡単なように見えて非常に有効であり、人類をあやつる黒幕とでもいうのでしょうか、そういうとんでもない存在でも基本的にこういう形をベースにしているのでよくご理解ください。
まずエネルギーを奪いたい相手に不安をポンと入れ込むということをします。 例えば明日は入学試験なので頑張ろうと思っているところに「 あなたはいつもこういうときに遅刻をしてしまうので気をつけてね」 とか「 無理はしなくていいのよ、他にもあなたにあった学校はいくつもあるから」 などとネガティブな安心感といいますか、せっかくモチベーションが上がっているところで不安な思いを入れられると、気にさせた人のところにそのモチベーションが行ってしまうという仕組みがあります。 そういう何げない繰り返しで、何となく疲れてしまったり、消耗してしまったり、やる気が失せてしまうという積み重ねで、せっかくいい運気が来ているのにそれが発現しなかったり、思ったように甲斐がない人生になってしまっているという人は多いのです。
特に後でも出てきますが子供の頃に刷り込まれたネガティブな言葉は、潜在意識に刷り込まれ、その後大きくなって表面意識では忘れてしまっていても、その人の人生を決定的にしているのです。 それが父親や母親ならなおさらです。
---
40
---
---
41
---
② の場合Fさんはこの事実を知ったら、初めに「 吸いとられていたんだ」 と気づくことが大切です。 自分ではそもそも意識していませんし、出来ていませんからこの気づくということは中々難しいのですが、今そのタイミングがFさんばかりではなく多くの人に訪れているということがあるのです。 ですから全くその意識がなくても世界が反転したという好条件の元では、気づきやすくなっているといいますか、その可能性が大きくなっているのは事実なのです。
だからこそみわからそういうお言葉が降りてきたのだと思います。 そしてこの事実に気づくことが出来たなら、その時点でそれまで吸い取られていたエネルギーが戻ってくるのです。
③ は実はこのお母さんもFさんからエネルギーを吸い取りつつ、もっと上の方にそのまま吸い取られていますから、Fさんからエネルギーをとっていれば元気になるかというとそうでもないのです。 もちろんお嫁さんも同じで無意識でやっていますから、まったく気づくことはないでしょう。 こういう負の連鎖が人類全体を覆っているという感じでしょうか。
ここでお母さんが気づくことが出来たなら、こういう負の連鎖を断ち切ることが出来るのですが、それは中々難しい事かも知れません。 この場合気づくことが出来ないと死んでしまうのかといいますと、そこまではなく、次第にエネルギーは低下していきますが、存在が消えるというレベルではないようです。
④ ですが何故お母さんは自分の息子からエネルギーをとるようなことをしてしまうようになったのでしょうか。
調べてみますと大昔から血筋として受け継いで来ています。 その受け継いで来ている隷属関係といいますか、そういうものを転生輪廻の中でずっと持って来ています。
---
41
---
---
42
---
過去の何か現実世界でそういう契約とか約束とかがあったわけでもなく、潜在意識の中でずっと魂が奴隷のようになっている人たちはそれを延々引き継いで来ているのです。
このお母さんばかりでなく、基本的に心の配分が偏っているといいますか、何に染まっているかということがその傾向性を決定的にしていきます。 例えばこの世の価値観とか、ルールとか、規則とか、こうあるべきという思い込みに染まっている人たちというのはたくさんおられます。 それが激しい人たち、それ以外は認めないという人たちがこういう傾向が強いといってもいいでしょう。 それが人から取ったり奪ったりを無意識のうちにやっている人たちなのです。
しかし無意識でやってはいますがそれがどこかで「 地獄を楽しみたい自分」 というのが、心の奥底のどこかにあって、それをやるからこその恐怖というものが染みついているはずです。 その思いが濃い人は自ら「 滅びることを選択」 し、薄い人は次第にそのエネルギーを失っていくことになります。
また子供の頃にお母さんや肉身に刷り込まれた言葉は、その子が素直な子であればある程深く潜在意識に染み入り、その影響力は大きくなっても自動的に継続していきます。 それもたった一度のインプットが自動的に刷り込まれ、解除がない限りその子が死ぬまでそのままです。
ただ刷り込まれた方もインプットした側もほとんど無意識でやっていますから、こういう話を聞かされても「 ?」 という感じで全く実感がないと思います。 ですからこれまでは私たちもこういうお話は出来ませんでしたし、しなかったのですが、今世界が反転した環境では、そういうシステムの縛りが次第に解除されつつありますので、何かきっかけがあるとそれが気づくよすがになるということが大いにあるのです。
さてそれでは現実的にそういう事実を知ったからといって私たちに何が出来るのでしょうか。 知らない内
---
42
---
---
43
---
に勝手にエネルギーをとられ、あまりよろしくない人生を歩んでいくのには抵抗があると思います。 知らなければ「 そういうものか」 「 しょせん人生ってこういうものさ」 などと大人ぶっていてもいいのでしょうが、出来れば無駄にエネルギーをとられたくはないでしょうし、楽しく自由な人生を生きたいとは思われるはずです。
( エネルギー)
ここで少しだけエネルギーのお話をしておきます。
一般的にエネルギーといいますと、石油を燃やして出て来る熱や圧力、電気の流れ、生物の中で炭水化物を燃焼することなどが浮かびますが…それもエネルギーなのですが、精神世界では物理的なエネルギーを超えたエネルギー、例えば「 気」 や「 やる気」 「 運気」 「 幸運」 「 知覚能力」 もっと抽象的になりますと、意識の波動( 振動数) などが主なエネルギーとして扱われます。 そしてもっと具体的なものに「 お金」 というものがあります。 労働の対価として支払われるお金は、まさに具現化したエネルギーで、それを求める方は多いと思います。 また「 地位」 や「 名誉」 「 名声」 などもその範疇に入ります。 ちょっと難しくなりますが、物理的なエネルギーと精神世界のエネルギーをつなぐ概念としまして「 エントロピー」 という物理概念があります。 ここでは詳しくは書きませんが、研究なさりたい方はそのあたりから入られると面白いか知れません。
エネルギーのお話をしたのは、私たちが知らぬ間に取られているエネルギーのことをお話したかったからですが、それが「 運気」 つまりバイオリズムの高い部分だけをいい所取りで吸い取られ、低レベルのバイオリズムで生活しなければならない人は「 ああ何でこんな懸命に働いても働いても楽にならないのだろう」 と
---
43
---
---
44
---
いう人生を死ぬまで、いや何生にもわたって繰り返さざるを得ないのです。 この後どんどん出て来ますが、私たちから搾取していた存在は、そういうエネルギーだけではなく、本来人間が持っていた( いわゆる) 超能力といわれるものや、寿命なども奪って自分たちのものにしていたのです。
私たちを取り囲む本当の世界は、皆さん方が思っているようなものではなく、もっともっと可能性を秘めて、謎に満ち、不思議がいっぱい詰まっている面白くて奥深い存在です。
それをありきたりの、同じことの繰り返し、規則と不自由と鉛色の空にしていたのは、私たちから狡猾なシステムで搾取し続けてきたそうした存在がいたからでした。
さてそういう事実が分かったとして、私たちはどう対処したらいいのでしょうか。
宇宙全史のワークでは( BBS上で) すでに何度も申し上げていますが、色々な対処の仕方はあるのですが、最も簡単で効果のあるやり方が「 祈り」 でした。 様々な祈りがあるのですが、私は五井先生の弟子ですので、世界平和の祈りを推奨しています( この本の巻末に掲載してありますので、興味のある方はチャレンジしてみて下さい)。
それでは何故祈りに効果があるのでしょうか。
真摯な祈りはダイレクトに潜在意識に響きます。 普通の方の祈りといいますのは表面的な祈りなんですが、それでも潜在意識にストンと杭を打つように響いてそれが浄化になるのです。
世界平和の祈りの効果に関しましては、これもウェブ上の質疑応答で詳しく書いておきましたから、研究なさりたい方はそちらを参考になさってください。
本書ではとりあえず搾取がベースになっていたこの世界のシステムを暴露し、そこに気づいて頂くということがメインテーマになっています。
---
44
---
---
45
---
この本の意義は非常に大きく、手に取って読む方はまだ可能性があるのですが、読むこともせず、気にもせず、そんなことを、そんな情報が存在すること自体が眼中にない人は、突然消えていく運命にあります。
すべての人がそうであるかといいますと、100%というわけでもないのですが、それでもかなりの割合で、ある日心臓発作などの突然死という形で、この世界からディセンションしていくということが頻繁に起きて来る筈です。
問題はいい人か悪い人かというようなことではなく、その自分の魂が収奪をおかしいと思いもせずにいると、突然木が枯れるように自分の身体が倒れていくのです。
先日廊下でFから「 お祖母さんがなくなったので葬式に行ってきます」 と声をかけられました。 「 百歳で大往生でした」 というので「 帰ったらよく見てきなさいね」 といっておきました。
それから会社に復帰して来て「 お祖母さんを最後まで面倒見ていたおじさんの話では、周囲を巻き込んで中々難しい人だったということでした」 と話していました。
このお祖母さんも強力な吸い取る方でしたが、この方がなくなって、一つのタガが外れたようになっていますので、Fさんの結界も一段と薄くなっています。
最終的には食い合い消滅していく魂たち
それではこの世界にいられなくなってディセンションしていった人たちはどこへ行くのでしょうか。 そもそも搾取するべき人間がいないわけですから、お互いの中で序列を造り、強いものが弱い者からエネルギー
---
45
---
---
46
---
を食い合い、とって、とって、またとってという具合に餓鬼地獄に陥り、さらにディセンションを重ね、最終的にはこの宇宙からその存在を消す形になります。
それがその世界を選択した魂の行き着く先になります。 しかしいつでもどの段階でも、そこで気づけば如何様にもいけますが、どこまでも気づきがないとこの宇宙ではその存在が許されないのです。
どれだけの人が死んでいくのか
20年後に世界の人口が半分になるということは、現在約70億人ですから、それが20年後には35億人程になっているわけです。
すでに書きましたが、もう一度確認しておきますと、毎年1億7500万人が亡くなっていくというですが、実際は毎年新たに1億3000万人が生まれていますし、6000万人は普通に死んでいます。 その差は7000万人で、その数が現在の人口増加になっているわけですが、それが20年間で35億人になるということは( 中学生の数学のようですが…今どき中学でもこんな計算はやらないでしょうか) 年間で2億4500万人が平均して亡くなっていかないと、20年後に35億人の人口にはならないわけです。
しかし2億4500万人という数は、日本の人口の2倍以上にあたるというとんでもない数字です。 実際は平均して亡くなっていくわけでもなく、初めは緩やかに次第に急カーブを描いて急増していくようですから一概にはいえませんが、最終的には年間3億人、4億人という数になりそうです。
それだけの人が死んでいくと世界中大騒ぎになると思うのですが、どうやらそうでもないようで…つまりそれどころではないというのが近未来の世界のようです。
---
46
---
---
47
---
それどころではないというのは、次々と人が死んでいくのですが、それと並行して社会インフラが次々に崩壊していきますので、人々は生き抜くため他人の動向にかまっていられない、目線がそこまで届かないということがあります。
何がどういうふうに崩壊していくのかは、この後詳しく書きますが、小さな戦争や小競り合い、紛争、さらに疫病や天変地異でも亡くなっていきますが、多くは心臓発作のような突然死のような、気が付いたらあの人がいなかった、死んでいたというような印象でバタバタと消えていきます。
棺桶を用意するだけでも大変だと思うのですが、発展途上国や北朝鮮、中国などでは、棺桶など用意できずにそのまま死体をブルドーザーで埋めていく形をとるでしょう。
ここでいう20年後に人口が半分になるというのは「 よくて」 そのくらいなのです。 悪くすると、80%、90%が亡くなってしまう可能性もまだ残されています。 ですからこの本が世に出ることになったのです。
今地球上にいる人々の魂が何を選択するか、どうありたいか、その行く末がわずか20年間で決定的になるのです。
消えていく人たちが「 もうそういうことはしません!」 と強く反省し、謝るといいますか、反省すれば残ることも出来ますが、ほぼそういうことをしないで「 この世界から消えること」 を選んでいきます。
それがその方たちの望みなら、それをかなえるのがこの宇宙の有り様です。
生き残る人々
20年後に新生する地球に残りたくない人たちは、差別がないと、搾取できないとどうも居心地が悪い、生
---
47
---
---
48
---
きにくいという方たちは、そういう環境の世界に移動していきますが、これまでギューッと締め付けられていた枠が外れた地球で楽しく自由にいつまでも生きていたいという人たちは残ることになります。
それをアセンションというかどうかは少し迷いますが、それでもこれまでの世界のくびきから逃れていますから、アセンションといえばアセンションなのかもしれません。
そのあと地球ではもう後戻り現象は起こらず、永遠に自由に楽しく生きていくことが出来るのです。
ここで問題なのは、これまで搾取されエネルギーをとられ、とんでもなく悲惨な運命を重ねてきた人たちには、そのとられたエネルギーはすべて返還されるのですが、それでも「 許せない」 という思いに固まっていますと、その許さないという気持ちのまま落ちていくことになります。
楽園となる地球に生きていくためには、身も心も軽くならなくてはならないということがあります。
また肉身などがディセンションしていく形がありますと、そこの情にとらわれてしまい、引きずられていく方も多いことになります。 家族へのつながりや家系、血の濃さゆえの情、またこれまでずっと支配されていてどうしても抜けられないという情、そういうものに引きずられていく方たちも多いのです。
精神世界の高度な修行形態といいますか、在り様の一つに「 非情である」 というのがあります。 やはりこれもここでは詳細に語りませんが、「 情に流されない」 ということは大切なことなのです。 ただ「 無情」 であるということと「 非情」 であるということは全然違いますから誤解のないように。
後でもう少し具体的なお話が出てきますが、この世界( インフラ) が一度瓦解しますと、その後の地球は原始の世界に戻ってしまうのでしょうか。 そうすると生き残った人々はどういう形で生きていくのでしょうか。
---
48
---
---
49
---
実はあまり心配することはなく、地球は残った人類との共存を強く望んでいますから、ちゃんと人が生きていけるような環境を用意してくれています。 またすべてがすべて崩壊してしまうのではなく、ITとか株の売買でも仮想取引などの搾取しやすいシステムは崩壊していきますが、もっとシンプルでみんなの役に立つシステムは、タガが外れる分もっとパーッと花開いていきます。
科学も現状のものはほぼ壊滅していきますが、自然と調和した科学が急速に発達してきます。 科学が発達したら自然がダメになってしまうという発展の仕方はもはや許されないのです。
人々は豊かな自然の中で、魚を取ることに喜びを見出し、それでお腹を満たしたり、獣を狩ることにも夢中になったりしますが、むやみやたらに殺傷するのではなく、感謝をもって自然の中で生きていくという形を選択していきます。
食べ物には困らず、仕事も好きなことをすれば良いという、そういう循環する社会に回っていくのです。
その時困る人たちがこれまで「 ああしなさい」 「 こうしなさい」 といわれて「 はいはい」 とやっていた人たちで、もうどうしていいのかわからなくなってしまいます。 もはや命令とか支配という社会システムではなくなるので、「 支配されたい」 とか「 支配されていないと自分たちの存在意義がなくなってしまう」 という人たちは、ここにいなくなるということを選ぶということになります。
何がしたいとかこれがしたいという楽しいことが何かということが取り戻せたら、それで生きていけますが、なければもはや「 滅びたい」 になってしまうのです。 でも気づけばその時に自分を取り戻すことが出来ます。
新しい世界は支配したい人もされたい人もいなくなっていくのです。
知的障害者はどうなるのか
---
49
---
---
50
---
この疑問はウェブ上のBBSにあった質問ですが、それにお答えしていきます。
知的障害者の皆さんは規律とか規範とか常識という教育からは少しずれている人が多いわけです。 そういうものを受け付けないといいますか、元々搾取する側ではないですし、搾取はされてはいるのですが、搾取されているということに気付かなければならないという範疇には入っていない人たちなのです。 却ってこういう方たちの方が生きやすい世の中になり、これまで抑圧されていたものが一気に出て来てしまい、その抑圧そのものがなくなってしまいますから、そうするともっと自然に、生きやすくなっていくのです。
症状といいますか( 本当は症状ではないのですが) 出方が穏やかになり、人に対して恐怖心を呼び覚ますような行動や凶暴性が抑えられるということになっていきます。
( ここでは知的障害者の意味などは取り扱わないことにします)
自然のしっぺ返し
大きな天変地異はやがて日本から始まります。
その詳細もこの後で書きますが、現在でも南北両極の氷が大量に溶けて、キリバスのように海没の危機にさらされている国もあれば、イギリスでは海岸線がみるみる侵食され、毎年領土が小さくなっています。 世界中でそうした自然の崩壊といいますか、様々な天変地異で食料がとれなくなったり、土地がなくなり人の生息範囲が狭まって搾取している側は困っていきます。
搾取されている側も困りますが、吸い取っている方はもっと困るのです。 社会的に不満が高まれば、その
---
50
---
---
51
---
機構が壊れていくのは目に見えているわけです。 その不満が現在世界各地でテロや暴動、侵略、革命などで噴出しています。
これは単純に両極の氷が溶けて海水面が上昇したことによるものだけではなく、地球そのものが持っている自浄作用といいますか、体内システムが動いて色々地上が大変なことになっているのですが、そのシステムが人間には分かりづらくなっています。 そこで簡単に地球のそうした動きを解説しておきます。
例えば南極や北極の氷が溶けて単純に海面が上昇するということではなく( 少しはしていますが)、現状はその多くが大気中に保存され、それが台風や異常気象現象のエネルギーとして使用されたり、大地の中にため込まれたりしています。
この後出てくる現象ですが、大地が揺れる地震などと異なる地殻変動がこれからの地球の浄化運動の主な現象になって来ます。
そのシステムが地球の水脈と地脈というラインで行われます。 これは地下水脈やマントル対流、溶岩流という現象的なものではなく。気的は次元( レベル) での地球の動きで、まず地球のコア部分の磁場発生装置が地球の意図に応じて変化します。
するとこの気脈、地脈が変化し、それに応じて現象的なマントルや地下水脈、火山脈などが動き、大陸や島を動かすシステムが稼動していきます。 地脈に関しましてはもう少し後でも補足します。
ちょっと難しくなりましたが、それでは具体的にどういう現象が起きて来るのか見ていきましょう。
大陥没
---
51
---
---
52
---
古代オリエントの時代、バビロンに築かれたバベルの塔というのがありました。 これは建物をらせん状に組んだ当時としては非常に高い建造物でしたが、言い伝えでは「 人間の傲慢さの象徴」 として神の怒りをかい瓦解したと伝承されています。
実際に調べてみますと、高さは888という数字が来ています。 これは当時の単位で今のフィートに近い約25~26cmが1単位になっていますから、888とは222mという高さになります。 古代にそんな高い建物があったことはやはり驚きですが、右らせん構造で造られており、それは収奪者がものすごくエネルギーを集めやすい形になっていました。
確かにらせん状に上に伸びる建造物は、建築構造上も( エネルギー的にも) 理にかなっているのですが崩壊しています。 これは建物自体が理にかなった高度なエネルギー構造を持っているが故の崩壊で、その時代の人間の集積した思いというエネルギーが、高度な構造に合致しなかったために崩れてしまったのです。
またもっとはるか昔になりますが、南太平洋上にあったムー大陸という土地も、そこに栄えた文明と共に海中に沈んでいます( 今はイースター島のみがその一部として残っています)。 アトランティスも同じです( このあたりの詳しい事情はやはり「 宇宙全史」 第一巻を参照下さい)。
こうして文明の区切りの時は( もちろん地震の様な地殻変動も伴いますが) その特徴的な形として「 陥没」 という現象が起きています。
その原因はいくつかありますが、私たちが経験するであろうこれからの地球の変動もやはりこの「 陥没」 という現象を伴って来るのです。
① まず不自然に集中された文明のエネルギーを地球が嫌う
---
52
---
---
53
---
② 今回の文明より前はすべて壊滅という選択でしたので、大陸ごと、その地域の文明ごと消滅させるための「 陥没」 だった
③ 今回は地球自体の自然環境は温存しつつ、残る人間たちも保護しつつの陥没なので、部分的に起きてくる
部分的な陥没ではありますが、それでも現在の文明の中心地、東京、パリ、ロンドン、ニューヨーク等はすべて崩壊していきます。
つまり一旦壊滅( 機能不全) させられます。
自然に反する自然
色々口を酸っぱくして申し上げていますが、この地上から消えていく人間は「 搾取していた」 者たちばかりでなく「 搾取されていた」 人たちでも同じく消えていく人もいるのです。
それはその人たちは「 搾取されていた」 のですが、反面もっと弱い人たちから「 搾取していた」 ということがあるからです。 それが意識的でなくても、たとえ無意識でやっていたとしても、やらされていたとしても同じです。 そういう方は、心の奥底のどこかで搾取を容認しており、搾取されつつも「 する」 楽しみといいますか、密かな欲望を秘めてはいるのです。 それを認め、心から反省しなければ、その悪循環を断ち切ることは出来ず、ユートピアになる地球には残ることは出来ないのです。
自然界にあってもそういう現象が起こります。
---
53
---
---
54
---
自然から滅びることを求められるといいますか、滅びることを選択してしまう自然というものがあります。
それはこれまで人間界における搾取のシステムに組してきた自然なのですが、その人間に加担してきた自然界の物やシステムが、やはり地球が反転してこの世界の結界が溶けつつある今、気がつかなければ滅びていくのです。
例えば世界を搾取するために封印していたものがあります。
それが地球上の各地にあるエネルギースポットで、日本でいえば富士山とか、イギリスのストーンヘンジとか、アメリカのイエローストーンとか色々ですが、そういう場所や神社、祠、大きな岩や石などもそうです。 また大都市や人間の多く住む近くの森や林、公園などもそうで、ニューヨークのセントラルパーク、東京の代々木公園などです( 代々木公園は明治神宮も含みます)。
こうしたものはこれまで搾取する者たちの手先といいますか、結界を作るポイントとして稼動して来ていますが、それが次々と解かれ始めています。
実際は主に私たち( 宇宙全史のメンバー・主にみわ) が解いてまわったのですが、世界中のものはとても手が回りませんので、いろんな方にやって頂いています( ほぼ無意識でやって頂いていますが、それなりに力のある方たちです)。
こうした結界が解かれ、それぞれのポイントである自然のものがいわゆる「 騙されて」 人間に組していたことに気付いて「 あっそうだったのか」 と気づけば良しですが、気づかないと自然全体が「 許さない」 となるのです。 現状はほぼ1割の自然がそういう形になっていますが、その催眠術にかかったような状態から、結界が解けたにもかかわらず、そのままでいると自然は同じ仲間とはみなさないということなのです。
---
54
---
---
55
---
しかしほぼ気づいていくのですが、9割9分9厘気づきますが、それでもだめなものは…例えば石などはその瞬間にパリンと割れてしまったりします。
たとえ自然であってもそこまで思いが染まってしまっていると、この世界がなくなると自分もないと思い込んでしまっていると、やはり人間と同じようにこの世界に留まることはかなわないのです。
宗教界の崩壊
1999年の区切り
冒頭でも少し触れましたが、1999年の世紀末を前に「 ノストラダムスの大予言」 という本が大ブームになりました。 しかし1999年の12月31日が過ぎても何事もなく地球上は平穏無事に過ぎていきました。
結局いつものように「 やっぱりね」 「 所詮そういうものか」 「 予言なんてね」 という感じで人々はやがてその大予言の内容も、世紀末という不安も忘れていったのです。
しかしその時地球は大転換が迫られていまして、一定の浄化がないと現在の「 世界が反転する」 という事象は難しかったということがあったのです。 この時五井昌久という方を中心にして、祈りの力で世界は段階を上げ、次の最終段階へ向かうベースが出来ていました。 でもそんなことは誰も知らず、世界は明確な目標もなく、ますます混迷を深め、貧富の差は大きく、貧困層は喘ぎ、自然は破壊し続けられ、文明のエントロピーは極限近くまで高められていきます。
---
55
---
---
56
---
すべての宗教はフリーメイソンにつながっている
世界には大きな宗教としてましてキリスト教をはじめ、イスラム教、仏教等がありますが、その分派、各宗派も含めて、ほぼすべての宗教は搾取する側についていて、そのシステムの一環としての機能を担っています。
この有り様は個人的なものと同じで「 搾取する側」 についているといいましても、明確な「 搾取」 の意図は持たず…つまり表面意識でハッキリと「 他の人々からエネルギーを吸い上げてやる」 という自覚はないままに、その意識下では密かにそう目論んでいるという形が多いのが事実です。
ほぼすべての精神世界、宗教界の集まりはすべてそういう集団です。 自己啓発セミナーのような形のものもその部類に入ります。
1999年の区切りは、ある意味これからの20年間のための「 圧縮」 ということがありました。
「 圧縮」 というのは、ある程度時間を濃縮して、皆さんの目覚めをよびさますといいますか、危機感を覚えて頂くためのものでもあったのです。
「 宇宙全史」 第一巻の「 イエス」 の章で詳述しておきましたが、イエス自体は五井先生と同じ集合魂( 仏陀集合魂=アルデバラン出身) ですが、すでにその直接の弟子たち( いわゆる十二使徒) の多くからすでに「 搾取する」 側にいましたから、それからのキリスト教はいわずもがなです。
他のほとんどすべての宗教も同じく教祖自体はまっとうであっても、その後継者からは( その方のエネルギーによりますが) 次第に絡めとられ、搾取する側につくようになっています。
そもそも世界全体がそうなっている状態で、宗教関係だけが別物ということはなく、精神世界のカテゴ
---
56
---
---
57
---
リーであるがゆえに余計にその影響力は大きく、宗教戦争や人種差別、様々な紛争の因になっているのは、日々のニュースの例をあげるまでもないことです。
人々を規律やルール、道徳観のようなもので締め付け、じわじわと( 自由で軽快な) 精神を絞め殺していくのが今の宗教団体であり、精神世界の教義でもあります。 この世界を縛るものというのは、みな様方が自由に生きることが出来なくなり奴隷になり下がるということなのです。
しかしそこにいる大多数の信者さんや生徒たちは、誤解ではないのですが、単純にそういう事情は知らないわけですが、実は彼らの魂のエネルギーは、奴隷のように上に収奪されてしまっています。 そのことに気が付けば、その時点で目が覚めて、収奪している上の方はエネルギーが入ってこなくなり、やがて消滅していくことになります。
ですから現状がどうでもあってもこの「 気がつく」 ということが非常に大切な要素になってくるのです。
ただそういう世界にいて、例えだまされ搾取されていたとしても、実際に自分たちがどういう思いで…例えば世界のためとか他の人のためとかを祈っていたのか、あるいは自分の利益や欲望のためにそういうところに所属していなかったか…人から奪ってまで生きることを選択していなかったか、そういうことがアセンションとディセンション( この世界から追放される) の分かれ道になります。
またちょっと大きな宗教団体などになりますと、幹部の人たちというのはわりあい真っすぐで純粋な方が多いのも事実です。 教義のうわべはたいがいいいものですから、その方たちはそれを人に強制しがちになります。 自分の安心のため教条を守り、人にも押し付けていなかったか深く顧みる必要があります。 そうでないと自分自身はおろか魂が自由になっていない人たち( 信者さんたち) は、そっちに引きずられていくことになります。 そもそも教皇や大僧正、大阿闍梨、後継者などの階級とか序列とか血統等そういうものにこだ
---
57
---
---
58
---
わる人たちは余計にそういう方向に殉じてしまうことでしょう。
そこにしか価値観がなく、そうしないと自分たちの存在価値がなくなってしまうからでもあるのですが。
「 宇宙全史」 のワークではあまりそういうことがなく、ウェブ上の質疑応答でもその方の経歴や肩書など意味をなさず、エゴを徹底的に否定されますから、普通の人としてはあまり気分のいいものではないはずです。 それよりは「 あなたは頼りになる」 「 一緒に人類のために戦っていきましょう」 という具合に、人間はやはり認められたい生き物ですからそちらを選択してしまうでしょう。
しかしそれは魂をスカスカにされるだけ、エネルギーをとことん吸い取られてしまうだけになるのですが。
経済崩壊
現在の世界の経済情勢をひとことでいいますと「 ババ抜き」 状態になっています。 みな様よく御存じのトランプでババ抜きというゲームがありますが、あのババを持っているのがアメリカと中国で、それを自国が破たんする前に何とか他の国に押し付けようと( 表面は余裕ですが) 必死になっています。
そしてその他国というのが日本なのです。 日本はまだババを引いてはいませんが、手は少し出していますので、それが単なる見せかけ、あるいは駆け引きならばいいのですが、そうでなければ最終的に日本がババを引くことになります。
さてその「 ババ」 ですが、現実的には国債や株関連のものになりますが、本質的にはもっと根源的なもので、経済機構といいますか、国の経済のシステム、体質それ自体の矛盾、もっと突き詰めますと国が持つ負のエネルギーのようなものがババなわけですので、いずれにせよ遠からず世界的な経済恐慌といいますか破
---
58
---
---
59
---
たんは免れないところです。
インフラの崩壊
ガスや石油等の資源エネルギーシステムはすべて一度使用できなくなります。
それに伴い鉄道、車、航空機なども動かなくなり、一時的ではありますが社会生活を営む基本的なものがすべてストップしてしまいます。
これはあくまで移行期の一時的なものですが、やはりその混乱は大きく、そこをどう対処し生き残るかが大事なところです。
例えば大きな利権が絡んでいるガスや電気、原子力などは一回ポンッと壊滅しないと中々新しい波が出て来られないということがあります。 すでに現在多くの新たな科学技術やそれに伴う研究者、技術者等が控えてはいるのですが、やはり旧態然としたシステムが上に重しのようにのしかかっている現状では、出て来ることが難しく、一度アスファルトを剥がし、その下から芽生えようとしている新芽を出すことが急がれています。 早ければもうすぐにでもそういう旧態の崩壊が始まりますが、それも人々の意識がどう転ぶかですからまだまだ流動的ではあるのですが、崩壊することは決まっています。 あとはいつどのようにという時期と形の問題です。
ちょっと前に「 アラブの春」 という革命のようなものが中東全体で巻き起こりました。 それまでの王政や専主政という旧体制が総崩れし、新たな人民による民主主義に近い体制に代わっていくと思いきや、革命軍の中から選ばれた新体制は再び同じような自分たちの利権を主張するものに移行していっただけでした。
---
59
---
---
60
---
今回の日本におけるあらゆる旧態の崩壊ではそういう事態は起こらず、必ず新たな指導者の元、20年後の自由で楽しい世界を構築する人々が台頭してきます。
その新たな体制では新しい人々が「 利権」 を目的にするのではなく、まったく今までの管理者とは異なる考え方でその体制を維持していきます。
要するに基点の考え方の異なる人たちが運営するということで、これまでの体制を一度キッチリと終わらせることが出来るのです。
日本から始まる大浄化
今回の地球の大転換の源は日本から始まることになっています( すでに始まっていますが)。
日本という国はこの地球上では少し変わった特殊な国で、まずその形を見ればお分かりでしょうが、龍の姿( タツノオトシゴに似ています) をしています。 これは地球の龍穴とでもいいますかツボのようなもので、世界的にもとても重要なエネルギースポットになっています( そういうところは地脈が集中しており、いわゆる火山が多い場所になっています)。
また今の文明は約10万年前にアフリカから発祥していますが( 今回の人類もこの時出て来ています・ミトコンドリア・イブの解明はすでに宇宙全史の中にあります)、大まかにそこからヨーロッパ、シベリア方面から南北アメリカに至るメンバーと中東からインド、東南アジア、中国を巡るメンバーたちがこの日本が終点地として集結しています( 南北アメリカは土地の性質上人類の終点地にはなっておらず、「 過程」 という位置付けです)。
そういう意味でもこの文明の幕を下ろす役目が日本にはあるのです。
---
60
---
---
61
---
その日本の中心である東京がまず先導します。
これもやはり「 宇宙全史」 第一巻で書いておきましたが、日本はごく一部の隠れた存在によりコントロールされています。 もちろんその下の総理大臣や官僚の上層部たちも支配化にあり、明治以降これまでずっと日本はそのコントロール下にありました。 総理大臣が代わるのも、国の政策や戦争をするのもしないのもこの存在がすべてを決めて来ていたのです。
その存在の先祖をたどると江戸末期から明治にかけての「 華族」 という身分から発していますから以降カゾクと呼んでいきます。 実はこのカゾクも支配コントロールされている存在にすぎないのですが、それには気づいておらず「 自分がこの日本を正しく導いている」 と信じています。
この本があまり厚くならないようにページ数が制限されているため、ここでは詳しく語りませんからやはり研究されたい方は「 宇宙全史」 第一巻をお読みください。
さてこのカゾクですが、これまでは自身が持つ( いわゆる) 超能力のようなもの…自分たちでは「 神のお告げ」 のように思っていますが、代々その指針に従って日本をコントロールして来ていました。 ところが流れが変わった今は、彼が存在した場の気が変化しているのですが、それに気づいていないのが現状です。
ちょっとややこしいのですが、これまではそういう情報を受け取れる気の流れの中に( 位置に) いることが出来たのですが、それが出来なくなって、すべての情報を取得できなくて、それ故「 自分が正確な情報を取得出来ていない」 ということさえも認識出来ていないという状態に陥っています。
これは後で出てまいりますが、このカゾクをコントロールしている存在も同じで、新たな情報が取得できなくて、劣化した情報を使い回ししているだけという状況になっています。 カゾクを支配している存在はそれに気づいて焦っていますが( 実際この本を書いている間、強力な攻撃を私たちは受けています)、このカ
---
61
---
---
62
---
ゾクはそれに気づかず劣化情報で日本を何とかしようとしていますから、打つ手打つ手がちょっと頓珍漢になって来ているのが現状です。
そしてこの大元が崩れ始めますと、政治家、官僚、行政機関、公務員と次々とこれまで国民のことなど眼中になかった人たちがこの世界から消えていきます。 もちろん公務員だけではなく、民間のそれに関わる「 人々を苦しめ抜いていた」 人たちらも自ら消えていくことを選択していくのです。 例えば先ほど述べましたが、電力関連の東電に関わる私腹を肥やしていた人たちなどとっとと逝くことになります。
このようにして日本はその経済、宗教( 精神世界)、インフラから何もかもすべて一度世界に先駆けて瓦解していきます( 他の国も同じようなことが起きてきますが、すべてに先行するのが日本です)。
しかしその後の新たな復興も世界に先駆けて行われていくのです。 腐った政治家の中にも官僚の中にも、公務員の中にも、さらには東電の中にも革新を望み、本当に人類のために、地球のためにという人はいるのです。 そのことは後ほど書いていきます。
湾岸陥没
地震の時に最近よく問題になるのに「 液状化現象」 というものがありますが、ああいった形とは異なり、もっと乾いた感じでボコッと陥没する現象が東京の湾岸地域で頻発するようになります。 栃木県の採石場で起こっている陥没などが似ていますが、あまり人類はこれまでこういう現象には遭遇していません。
先ほど書いておきましたが、かつて古代オリエント、バビロンの時代にバベルの塔というのが造られまし
---
62
---
---
63
---
た。 精神的な文化は現代よりもある一面では発達していましたので、設計上といいますか構造上エネルギー的には、伝説にあるようにバベルの塔はらせん構造をとることでかなり高くまえ造ることが出来ています。 しかし当時の人々の精神レベルの度合いが「 エゴまみれ」 という大自然に対しての謙虚さや畏敬の念を忘れたところにありましたので、その( らせん構造と人間の精神レベルの) 不調和によりバベルの塔は瓦解しています。
人類にとってその記憶はすでに伝承にしかなく、この後東京湾岸で起きる陥没現象は、有史以来人々の目には初めて遭遇する現象になるはずですが、やはりその因は同じで、人々のエネルギーと空高くのびた摩天楼との不調和が陥没を呼び起こします。
東京は日本の首都であり、そこに収奪して集めた人々の怨念のこもったエネルギーがたまりにたまってそういう現象を起こします。
湾岸では高層ビル群はほぼ崩壊していきますから、多数の死者が出ると思われますが、実際その頃にはあの高層ビル群はほぼゴーストタウン化しています。 つまりどんどんディセンションしていく方たちが多くなって、突然死や疫病などで陥没災害にあう人自体があまりいなくなってしまっているという状況になっています。
しかしそれはいったいいつ起こるのでしょうか。
時期に関しましては他の案件との絡みもありますのでこのあと書いていきます。 そしてこの陥没現象は東京の湾岸地域のみならず、地盤の弱い所( 下町地域) はもちろん渋谷、世田谷区あたりまで飛び火します( 世田谷は部分的ですが)。
---
63
---
---
64
---
2020年東京オリンピックはない?
東京の湾岸陥没が起き始めるのが、このままですと4、5年後からとなっていますが、この章の初めに書いておきました通りここでそう断定してしまいますと、その時点からその時系列が変化し始めます。 20年後にはほぼすべてが集結するのですが( これはもう決定的ですが)、その過程における出来事の時期や順番、強度、頻度などは人類の思惑に大きくゆだねられます。
特に2020年の東京オリンピックは、いわば無理やり引っ張ってきたエネルギー集めのイベントですから、東京のエネルギーが一種の飽和状態になってしまうのです。 そうすると元々軟弱地盤だったウォーターフロントを含む昔の埋め立て地域や湿地帯だったところなどからどんどん沈んでいきますが、それがいつからどのように始まるかは、人々がどれだけ革新を望むか、あるいは滅びを選択するかで決まっていくのです。
とりあえずオリンピックに向けての工事はすでに始まっていますから、その工程が進行していって、ある一定の飽和点に達すると、一斉にポンッと沈み始めていきます。
東京というのは江戸の時から風水の都市として造られて来ています。 そういう構造でエネルギーを集めて来ていますから、結界が崩壊して、世界が反転してしまったら東京の地盤を維持していたエネルギーが逃げ始めています。
逃げたエネルギーはもう戻ってきませんから、これまで維持できていたものがなくなったら元の状態に戻るのが当たり前なのです。 江戸は埋め立てで造られた都市ですから、その前の状態に戻るということです。
人々の気づき如何によりますが、このままですとほぼ東京オリンピックはないといってもいいかと思います。
---
64
---
---
65
---
本当にオリンピックはないのか?
それでは多くの人がこの本を読んで「 ああそうなのか」 と気づく人が多かった場合、その時オリンピックはどうなるのでしょうか。
普通に考えますと気づきが薄かった場合はオリンピックはなくなるだろうと思いますが実際は逆で、気づきが一気に広がって蔓延したら、陥没が早くなって到底オリンピックどころではなくなってしまうのです。 つまり革新を求める人々の思いが「 早く世界が代わってほしい」 という思いが、地球の浄化を速めていくからです。
逆に皆さんの気づきがあまり反映しなかった場合は、陥没も少し遅くなって何とかギリギリ、オリンピックも開催できるかなというところです。
オリンピックはそれぞれの国の人々の気持ちを4年に一度持ち上げるという意味ではいいシステムなのですが、それがどういう運営で行われているかといいますと、今の社会システムの象徴のような感じになっています。 そもそも東京オリンピックも、各国が招致を競っていましたが、結局は金銭で東京にもって来ています。 それは昔からIOCがやっていることではあるのですが、オリンピックを国に持ってくるというのはごく限られた支配層の利益のためだけになっていて、人々はただひと時興奮しておしまいで、その後の始末といいますか、莫大な借金のつけは後から国民に回ってくるというところが「 今の社会システムの象徴」 というところでしょうか。
ちなみに2016年のリオデジャネイロのオリンピックは何とか開催されます。
---
65
---