記憶模写という練習法について
今のところ私しかやってない練習法というか遊びである
一分程度模写・クロッキーしたい被写体を観察して、隅々まで記憶する
被写体を伏せ、記憶を頼りに模写をする。この際どんな重要な模写のポイントを忘れてしまっていたとしても「記憶」だけを頼りに描き切ること。「独自」の解釈で適当に済ませてはいけない
出来上がったイラストと被写体を見比べて、どこが抜け落ちていたかを見直す
この練習法の何がいいかって、被写体観察の甘さを思い知れるところと、疑似的な写真記憶能力を鍛えられるところ
普通のクロッキーだと描写の甘さを「画力不足」で言い訳できるけど、この練習法はその原因を「観察不足」と断定できる(ある程度見て描ける力がある人だけに限る)
コツはパーツの一部を集中して記憶するとかじゃなく、なるべく全体を引きで見てフィルムカメラのように目に入る光を焼き付け記憶すると良い
10月29日実践例↓
https://scrapbox.io/files/690237334a5506c23b226c83.pnghttps://scrapbox.io/files/6902373f12e902d939dee91f.png
マキマさん
暗記時間25秒(もうOKと思えたら切り上げて大丈夫、以降は描けるかなの脳内シミュレーションになるので無駄)
書いてた時間は二分程度だった気がする
改善点(というか見れてなかったとこ)
ジャケットに胸のふくらみがある、乳首のピークまでは平行に、それ以下はパースに沿って自然に流れている
ジャケットの型部分がちょっと丸っこすぎるな 革製品なら角ばってないといけない
口が下かな、顎引いてる感じを出すべき
と改善点上げだしたらキリがないのだが、初見ならこんなもんだししゃーない。
私とおんなじ時間でやってみ、結構難しいから
見て描いての模写練やりすぎて飽きちゃったよ、って人におすすめです 真の観察力を試せます