私塾でもなく大学でもない第三の空間
大学は、社会的な制度であり、認可が必要となる。
私塾は、そうした制度に取り込まれることはないが、メンターが一人で、参加者はその下位に位置づけられることになる。
このUnnamed Campは、rashita.iconがプロジェクトの管理者であるが、別にメンターというわけではない。せいぜいきっかけとなるページをたくさん投稿すること、くらいの位置づけである。そうして投稿されたページにおいて、すべての参加者がフラットにやり取りする場。 教えると教えられるが交錯する場
そうした場は既存の言葉で言えば「サロン」であろう。
勉強会という言い方もあるが、個人的にはしっくりこない。
しかし、現在のネットではサロン(オンラインサロン)はほぼ私塾の意味として使われている。そして「何が本当のサロンなのか」という定義で争うのは、疲弊しか呼ばない。だから、別の言葉を見つけたい。
相互啓蒙空間、という呼び方を思いついたが、さすがに硬すぎるかrashita.icon
大切なこと
ある仕切られた空間で、発言の許可を求めることなく、地位に縛られることもなく、提出された概念をベースに、自分の言葉で自分の考えを書くこと。
相手が書いた言葉を必死に汲み取り、必要とあれば質問し、疑問を呈すること。あるいは、十分に乗っかって、展開したり、発展させたり、スピンオフすること。
この場所は、そういうことを行う場所である。
一人きりでつぶやくのでも、個と全体が直接対峙するpublishでもない、中間的な場所。
参加するにはちょっとだけ勇気が必要で、でも参加したら心理的安全性が保たれる空間。