中空レベルの抽象度
本研究の素材となっているのは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の大学教員13名と小学校・中学校・高校の先生方を合わせた計25名へのインタビューです。得られた知見は、パターン・ランゲージというかたちでまとめています。パターン・ランゲージとは、よい実践事例の背後にある本質的な型=パターンを捉え、ちょうどよい中空レベルの抽象度で言語(ランゲージ)化するというものです。
おそらく、具体的過ぎず、かといって抽象的過ぎない、というレベル感のことだろう。
中空、という語の選択が気になった。