craftとcreateの違いは何か?
craftは、手作り・手仕事の感覚がある。だとすれば、createはそれがないのだろうか。あるいは、一つ上の概念だろうか。 create
craft
image
make
のような。
createというと「創造・創出」という言葉がしっくりきます。
聖書の創世記でいうような、何もないところからなにかを新たに生み出すようなイメージがあります
1. In the beginning God created the heavens and the earth. (創世記)
rashita.icon現実世界で、本当に何もないところからなにかを新たに生み出すことはできないので(錬金術師ですら無理)、だとしたら、このcreateに感じる感覚は、「この世界に、それと同じようなものがなかったものを作り出す」というイメージが強いのかもしれない。
nora.iconcreateには「独創性」のニュアンスを感じます。「独創性」は厳密に唯一無二であることを指しているわけではなく「独自の考えで生み出す」という意味合いであることからもcreateのイメージの広さと重なるかなと。
rashita.icon逆にcraftは、一品一品は微妙に違うかもしれないが、新規商品・概念の生成感はそれほど感じられない。たとえば、皮のペンケースを一つ一つ手作りするのは、createよりは、craft感がある。
しかし、create感がまったくないわけでもない(それは一つ一つが、個別の(インディビジュアルな)アイテムだからだろうか)。
nora.iconcraftには「製法が物理的且つ共有可能である」という印象があります。その製法にしたがった結果ばらつきが生じたり、製法にアレンジを加えることでcreate感が伴うことがあり得ますが、基本となる製法というものの存在を感じます。そしてそれは「技術のパーツ」ではなく、あくまでその製法が全体を構成しているものと思います。
ゲームでは「レシピ」の三文字と共に見かけることがあります。
デジタルのものは共有可能(コピー可能)であることが前提にあるような気がしますが、物理的でないのでcraft感がないのだろうか、と思いました。大体が転用可能な「部分」として認識されることも要因の一つかもしれません。
「ブログを書こう」というメッセージで促されるのはcreateかcraftか
あるいは「作る」と言うときの、その人の内部的なイメージはどちらが近いか
パソコンの関数やコマンドではどうか。
make はよく見かける
set とかそういうのもよく見かける
create はたまにある
craft はまず見ない