Valorant Introduction
gameプロジェクトに書いてたやつの移植
(とりあえずValorantをプレイ & 観戦ができるところまで)
手っ取り早く観戦する場合は、最初の2つの動画だけしっかり見て、他は流し見でOK
ゲームの基本ルール 9:27
https://youtu.be/36GG1uCWxEg
装備とマネーシステム 10:42
https://www.youtube.com/watch?v=lrll__jH08k&t=0s
武器 18:50 武器に関しては実際にプレイするようになるまで見なくてもいいかも
https://www.youtube.com/watch?v=qsx1lorJ2EY
雑学
アタッカー、ディフェンダーに分かれて爆弾設置・解除防衛をするゲームルールは20年以上前からあって、2000年に登場した "Counter Strike" がその代表的タイトル。"Half-Life"というゲームのMODとして作られて、のちに独立したゲームになった。 "Half-Life"はSteamを運営してるValveが開発したFPSゲーム。当時のゲームオブザイヤーも多数受賞して、ゲームの歴史を紹介する動画でよく見かける重要なタイトル CSに影響受けてるであろう対戦FPSゲームにSPECIAL FORCEシリーズ (2006~)、サドンアタック (2007)、AVA (2008)、クロスファイア (2008)などがある 4タイトル共、基本プレイ無料ゲーム
スペシャルフォース2 (2012)の競技シーンで国内トップだったクラン STRIFE に所属してたのがStylishNoob SPYGEA StanSmith(岸大河)。岸さんはValorant含むいろんなゲームでお馴染みのキャスター エージェント、ロール、アビリティ
ValorantがCS系のタイトルと対照的なのがエージェント固有のアビリティがあること。ゲーム開始時にエージェント確定した時点でチーム内の自分の役割が決まってくる。
役割が決まってるのは面白いところでもあるし、一般プレイヤーからすると難しいところでもあって、
撃ち合いが弱くてもアビリティで味方をサポートできる面もあれば、アビリティのバリエーションや使い方のセオリーが多くて考えることが増えるので、フィジカルじゃなく知識差で負けも起きうる。Valorantプレイして難しいと感じる理由の一つだと思う。
個人的にはアビリティなしの撃ち合いより駆け引きが増えるし、見栄えもするのでCS:GOより見てる分には楽しい。
脱線
韓国出身エージェント ジェットのK-POP MV
https://youtu.be/bgC7mQlP_KQ
Riot GamesはLeague of Legendsなどでのプロモーションのノウハウがあるおかげか、新シーズントレーラーや大会演出も魅力的なものが多い
日本出身のヨルというエージェントもいるが、大会では滅多に使われず比較的弱いとされてるのが悲しいところ
https://www.youtube.com/watch?v=qVUGxJCwzaE
マップ、スパイク設置、定点・セットアップ
最近新しいマップPearlが増えて今は8マップある。
大会で使われるのは7マップで、試合ごとにマップ選択が行われる。
各マップの通路などにはゲーム上で確認できる固有の名称がついてるが、
VCの報告やキャスターが使う汎用的な用語がある
サイト:スパイク設置可能エリアのこと
ヘブン:CSシリーズの名残り、スパイクが設置できる場所を見渡せる高所のこと
ロング:サイトにつながる長い通路
ショート:サイトにつながる短い通路
CT:CSシリーズでアタッカーをテロリスト、ディフェンダーをカウンターテロリスト(CT)と呼んでいた名残で、Valorantでもディフェンダー側のスポーン地点をCTやCTベースと呼ぶことがある。
スパイク設置のやり方には大きく二種類ある
オープン設置:
複数箇所から斜線が通る位置の設置のこと。解除阻止がしやすい。
斜線が通りやすい = 設置がしづらいので、オープン設置を通すためにセージの壁を使うのをよくみる。
クローズ設置:
斜線が通らない位置の設置のこと。
攻め側からすると安全に設置できる。反面、リテイクされると解除阻止しづらい。
サイトのどこにおいてもいいが、大抵の場合セオリー通りの決まった位置におく。
定点・セットアップ
各マップ&キャラごとに定点と呼ばれる特定のアビリティを使うと強いとされてるポイントがある。
スパイク解除阻止のために、設置場所からだと射線の届かない場所からヴァイパーのスネークバイト(毒トラップ)スパイクの場所に打ち込むための定点
ブリムストーンのインセンディアリー(炎トラップ)を解除阻止のために入れるための定点 など
例)ソーヴァの索敵リコン定点を紹介する動画
(ソーヴァ使いにならない限り通してみる必要はなし。こういうのがあるんだなー程度の認識で良い)
https://www.youtube.com/watch?v=sZu7fmcfk7M
アンレートをプレイする分にはノリとアドリブでいいけど、ランクに潜る場合は使用キャラの定点覚えておくと吉。
全エージェント分覚えるのは不可能なので、得意なエージェントを2、3人作ってその定点を覚えるくらいが妥当
セットアップ
またチームで事前に決めた行動をセットアップと呼ぶ。
大会見ていると、事前に研究して決めていたと思われる行動やアビリティが刺さるシーンが出てくる。
プレイヤーの行動規範、BAN対応やチーター対策
Valorantのアンチチートシステムの仕組み上、他ゲームに比べてValorantのチーター対策は優れてる印象。
ゲーム進行中に自動検知BANが入って試合が終わることもある。
大会観戦
試合中のUIでわかる情報
https://scrapbox.io/files/62bf181505ee1f001d427508.png
(色で攻め守りが分かれてない場合もある、制限時間下のスパイクアイコンから矢印が出てる方が攻め。)
大会の画面で壁越しにキャラがハイライトされてるのは観戦画面だからで、選手は見えてない。
ということを意識すると、予測の正確さと反応速度の異様さが分かるかも。
大会は両サイドの視点が頻繁に切り替わるので、観戦に慣れるまでどちらのチームの視点なのか判断が難しい。
大まかな戦況は、画面左上のミニマップを見ると良い。
ミラー配信
VCTの大会はミラー配信許可されたストリーマーと同時に見るのも良い。
https://www.youtube.com/watch?v=UzGy3UXz35A
2021年5月の国内大会 Fav vs Nth
今はCRに所属しストリーマーに転向しているソルダム選手のジェットに驚愕する様子。
「YouTubeで見たやつ」というのは、ソルダム選手自身がアップしているキル集のことと思われる
https://www.youtube.com/watch?v=iEh3bRvMZJU
ジェットのウルトはキルするとクナイが補充される仕様で、この当時は右クリックの強力なクナイ同時撃ちもキルで補充できれば何度も撃てたんですが、ナーフ入って今は右クリック撃てるのは1回だけ。撃つとウルト終了するようになりました。
https://www.youtube.com/watch?v=6GVFKEJbA_w
2022年 4月の国際大会 ZETA vs DRX
冒頭アイスボックスの設置阻止。選手側は設置してる敵の位置が見えてるわけではなくて、セージの氷の壁と設置開始音からスパイク持ちの位置を予測して、壁にアビリティを反射させて入れてる。crow選手がショックボルトを、SugerZ3ro選手がスネークバイトを同時に入れるセットアップ。
知っておくとより楽しめる用語
エントリー:アタッカーによるサイトへの侵入のこと
リテイク:スパイク設置をされた後の守り側のエリア取り返しのこと。作戦によっては、サイトをわざと明け渡して、リテイク前提の守りをすることもある
ドライ:アビリティを使わずにエントリー、ピークすること。普通はフラッシュや索敵スキル、スモークと合わせて入るので、アビリティ節約しつつ裏をかく動きになる。
ラーク:本隊から離れて単独行動すること。情報をとりに行ったり、不意打ちを狙ったり。
インスモーク:スモークの中で敵を待つこと。スモークの奥にいると思いがち & 中にいると入ってくる敵の銃身が先に見えるので、比較的有利。
解除フェイク:スパイク解除開始時に音が鳴るが、解除中は音が鳴らない仕様を利用して、解除をあえてやめる行動のこと。攻め側は視認するまで解除をやめたのか解除中なのか不明なので、駆け引きが生まれる
スリフティ:敵よりも安いクレジット利用で勝利すること
パーフェクト:自チームが5人全員生き残って勝利すること。VCTなどでUIが英語表示の場合"FLAWLESS"と表示される
チームエース:味方がそれぞれ1キルずつとって勝利すること