なぜ企業アドベントカレンダーをやるのか
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わたしはあまりアドベントカレンダーというイベントは好きではありません。
お祭り感は大好きですが、1 年のこの時期だけアウトプットが増える、というのは締切がないと自己管理できない烙印を押されたような気持ちになります(実際、そうだったりするんですが)。
われわれはあくまでもサラリーマンである
極端に言えば、サラリーマンであるわれわれ従業員は「社長が右を向け、と言えば右を向くもの」であると言えます。
社長が掲げた方針を信じて、それをどう実現するか考えるのがわれわれサラリーマンの役割です。
(その方針が信じられないときは対話するなり辞めるなりしますよね)
多くの会社はなぜか生まれたときから存続、成長し続けることが使命づけられています。
それには継続的に人を採用していく必要があります。
ではその採用という役割は誰がやるんでしょうか。
採用は人事採用担当者だけの仕事ではない
確かに会社には人事という人たちがいて、採用担当者と呼ばれる役割の人がいます。
が、担当者も人間なのでこれだけ多様化した職能に適したアプローチをするのは無理があります。
たとえば、コードを書けない人事担当者が、質の高いエンジニアを採用するのはとても難しいですよね。
では誰がやるんでしょう。
これは「みんなでやる」だと思っています。
サラリーマンの大多数はすでにつくりあげられた会社の上で働いていることが多いです。創業から築き上げていった、なんて人は極僅かです。
そのマジョリティであるわれわれは、この環境を誰かが築いてくれたことや一夜にして出来上がったわけではないことを忘れてしまいます。
にも関わらずその上であぐらをかき、その土台を守り改善していかないのは、ある種「フリーライダー」であると言えないでしょうか。
コードを 1 行書けば、企画を出せば、それだけで業績を伸ばせる、そんな人いるでしょうか。
一人ではことをなせないからこうして会社という集団に属しているのではないでしょうか。
もしそうであるなら、一緒に働く仲間を集めるというのは組織に属するすべての人が持ちうる役割なんじゃないでしょうか。
発信するというのは自分が働く環境をよくする第一歩なんじゃないでしょうか。
こんな誰の目に止まるともわからないアドベントカレンダーだけれど、
mediba の中にどんな人いるのか、どんなことを考えているのか、どんな仕事してるのか、とかそんなことがこのアドベントカレンダーから少しでもにじみ出れば有益であるとわたしは思います。
最後に
こんなポエム書くと、書きたい人が書けばいいとか、得意な人におまかせしたいとか、自分は関係ないや、みたいな反応をよく見ます。
好んで書く人は希少だし、書くのが得意な人なんていないんじゃないかと。現状をよくしようとしている人や、なんらかの不満がある人がその気持ちを公に共有することが組織を構築していくんじゃないかとわたしは考えます。
そんな弊社の動きが少しでも伝わればと 2018 年は技術に関わることしか書けない Qiita から Adventer に移動してきました。 12/6 の創業記念日には社長の江幡が、最終日 25 日は CXO である岡が参加予定です。
いろんな人の声や気持ちが少しでも聞けますように🙏
個人的にそう楽しみにしています。
あと、ex mediba の方、なんだか 12/9〜12/13 がぽっかり空いてるので参加歓迎してますよ笑