npmでEHOSTUNREACHエラーが発生する
#npm #EHOSTUNREACH #Node.js #IPv6 #pnpm #Bun
対処について
--dns-result-order=ipv4firstの指定
Node.js v17より--dns-result-orderのデフォルト値がipv4firstからverbatimに変わったようです。
npm error EHOSTUNREACH (npm/cli#4237)
npm install エラー
もしこれが原因である場合は、Node.jsの--dns-result-order=ipv4firstオプションを指定するとこのエラーを回避できるようです。
以下ではNODE_OPTIONS環境変数経由で--dns-result-order=ipv4firstを指定する例です。
code:shell
$ NODE_OPTIONS='--dns-result-order=ipv4first' npm ping
registry.npmjs.orgへの疎通確認
npm pingコマンドで確認できます。
上記オプションの指定後、問題が解消されているかどうかを確認するのに便利だと思います。
追記) pnpmやBunについて
pnpmにおいても同様の問題が発生することがある模様 (pnpm install fails when npm install succeeds #6434)
pnpmはを使っており、このページのNODE_OPTIONSを使った方法では回避が難しそう
特に問題がなければ一時的にIPv6を無効化すると回避できそうです
UbuntuでIPv6を無効化する
追記) Bunについて
Bunでも同様の問題が発生する模様 (bun install/create fails with error: ConnectionRefused downloading package manifest #4988)
この場合もIPv6を一時的に無効化すると回避できそうです
UbuntuでIPv6を無効化する