造形思考
固有名詞が多いがパウル・クレーがどのようにこの講義用のメモを書いたのか記している 当たり前だけど講義しながら自分の作品もつくっているのだな。すごいバイタリティだが、現代の娯楽に溢れた時代と違うのかもしれない
1. 永遠の博物史 生命力の作用
2. 反対概念のない概念は考えられない
3. フォルムの発生
4. 造形は運動と結ばれている 原動力と限界
5. 平面と空間における位置決定
6. 内的なものにもとづいて探求した自然の事物
7. 自然研究の方法
8. 芸術領域における精密な実践
9. 純粋性は抽象の領域である
10. 創造についての信条告白
11. 造形手段の領域における展望と位置決定,
および造形手段の空間的秩序
・造形フォルム論によせて
I 概念としての分析
II いかにしてフォルムが生ずるか,フォルムへの道,
基本的諸フォルムへの道
観念的な造形手段の領域における展望と位置決定
フォルムの手段の本質と現象 ほか
1. 線:アクティヴ,パッシヴ,中間的・・・
2. 線, 面, 空間における位置決定
3. 空間的-造形的な表現と運動の綜合
4. 造形要素としての重さの感覚
5. 構造的な形成, 個体的な性格と分割可能な性格
III 生成の基本概念
運動の造形。フォルムにいたる過程の強調
自然研究と結びついた造形論
1. さまざまな運動の可能性
リズミカルな組成の性格
地上的、および宇宙的な例
2. 運動の意志と運動の遂行としての自然な運動有機体機能
二つのもの、および三つのものの有機的な強調
3. 運動はすべての生成しつつあるものに固有である
生成としての作品の歴史。造形作品の機能。
4. 造形作品の継起, あるいはその時間的機能
5. 動いた力の原因, 結果, および造形
IV 造形的全体の組成
1. 存在する作品ではなく, 生成する作品
2. 相異なるものを統一に組織すること
V 純粋な色の秩序と本質
1. 色の領域における秩序
2. 色の相互関係
3. 円周上の色の運動。色の全体性の輪唱
4. 色の平面に関する全体性の法則
5. 色円上の色素の固着