マシュマロモニター
https://gyazo.com/53e20343bfac84c27bc4e160baab522b
岩井俊雄
白いマシュマロのような形をしたオブジェに組み込まれたモニターには,外部のカメラによって撮影された自分の姿が映っています.しかし,その姿は,波打つように,あるいはギザギザに変形したり,水平な細い線状に分断されランダムに揺れ動いたりと,動きに伴って変形していきます.よく見てみると,止まっているものは変化せずに,動くものの姿だけが変化していることに気づくでしょう.これは,ヴィデオ・カメラで撮影された映像をコンピュータに取り込み,一画面を再描画する時間を遅らせることで生じる効果です.たとえば,ヴィデオの映像は1秒に30枚の画像からできています.その,1枚1枚の画像を書き換える時間を遅くすると,その間に動いた位置の変化が画面に軌跡として表示されるのです.
鑑賞者は,ヴィデオ・カメラの前で変化する自身の画像がどのように変化していくのかを見ながら体を動かし,作品と対話をするように行為をうながされます.この作品は,メディアアートの特徴的な要素のひとつである相互作用性,参加性を持った,インタラクティブアートの代表的な作品です.
リンクのため表記揺れを改変
https://www.ntticc.or.jp/ja/archive/works/marshmallow-monitor/
スリットスキャン 
NTTインターコミュニケーション・センターにある。多分常設
いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ
こっちではマシュマロスコープがあった
なぜマシュマロなんだろうか
《マシュマロスコープ》は,その作品にどこか愛らしく親しみやすい形態のボディが与えられたものです.現実の世界からもうひとつの時間をもつ別の世界をのぞき見る窓のような作品になっています.
https://www.ntticc.or.jp/ja/archive/works/marshmallow-scope/
この作品の前身にあたる《アナザータイム,アナザースペース》は,1993年にベルギー,アントワープで発表され,中央駅で行き交う人々や,ヴィデオ・カメラの前で体を動かす人々の姿をさまざまに変化させました.この現実とは異なる時間や空間を作り出す映像インスタレーションは,屋外などパブリックな空間にモニターを設置し,誰もが簡単にパフォーマーとなれるような,参加性のある作品として制作されたものです.
パブリックな場で参加しやすくするためか。
メディアアートはかわいらしさを美術に持ち込んだような側面がある気がする
そういうとこもエンタメっぽくて馬鹿にされちゃうのかなぁ
《アナザータイム,アナザースペース》
https://gyazo.com/2137014fe9bbdbad86edecb87edbf199
https://www.flong.com/archive/texts/lists/slit_scan/index.html
こう見るとたしかに無骨
マシュマロにしたことで今でも残っているのかもしれないな
2002年