ブルー・プラネット・スカイ
https://gyazo.com/430650f8aede83bf4ea053a4ad9a1e06
《ブルー・プラネット・スカイ》は、通り過ぎていく光をとらえ、人間の知覚体験(見ること、感じること)に働きかける作品。空間に入ると、正方形の天井の中央部分にある正方形に切り取られた空へと視線が自然と向かいます。ここでは、四季を通じて朝から夜まで絶え間なく変化する光を体感することが促されます。しばらくこの空間に身を置いてみると、普段は気づかない感覚にみまわれるでしょう。「どのように光を感じるか」というタレルの問いかけは、私たち自身が普段は気づいていない知覚を呼び覚まそうとするのです。
作家プロフィール
1943 年ロサンジェルス(米国)生まれ、フラッグスタッフ(米国)在住。知覚心理学をはじめ、数学、天文学などの自然科学の諸分野と美術史を学び、1968 年から71年までアメリカ航空宇宙局研究所に勤務後、光を用いた実験的な作品の制作を始めます。また、飛行機の操縦体験からの影響も作品制作にうかがえます。ジェームズ・タレルは一貫して、光を素材として用い、光を体験する様々な空間を提示することにより、私たちの内奥にある感覚に働きかけ、知覚の本質を問いかけることを探求し続けています。
自分もそのように言うだろうな
ではここでは反論を考えながら深く思考を巡らせるべき。