スケールの旅、端から端まで!
https://gyazo.com/83c0e51edcbc5431a3bffdb6bcbaea15
タイトルはまだわからないので一旦ツイートから仮で引用。S_朝霧によるワールド。まだこれをVR上で見る術はないようだが、十分この映像でも作品として成り立っている。 これは10の40乗という点や最後がクォークで終わるところからもPowers of Tenのオマージュ/リメイク作品と言って差し支えないだろう。もっとも1977年に作られたPowers of ten時点ではクォークがあると言われているという程度でとどまっている(逆にその時点でそこまでわかっていることのほうが驚きなのかもしれないが)。多分、どちらかというと生物の細胞周りの方が大きく理解度が増している気がするが、具体的にはわからない。 話は作品の方に戻ってPowers of tenは平面だったがこれは立体であり、鑑賞者の身体をさっきまで見ていた空間が囲っていく感覚があり、これはきっとVRであればなおさら感じるだろう。また面積が二次関数的に変わっていくのに対し、体積が三次関数的に変わっていくのでより早く長い旅に見える。 我々の身体はスケールを変えられないので、等速直線運動的に前に行っているように感じるが、実際にはどんどんと距離の減少は少なくなっている。