ゆゆ式
どこかしらで呟いたことをまとめている。文章がキモいのでなんとかしたい。
ゆゆ式用のプロジェクト作ってそこでやりーや
ふみおが「油性?」といったのに対しおかちーが「じゃなかったら消えてないだろ」と突っ込むが、一つ前のコマは動作の途中かつめっちゃちっちゃくマジックが書いてあるので読者は本当に消えてないのかわからない。 そのため、読者に結局マジックが消えなかったという文脈を読ませる必要がある。 この二つの台詞はマジックが消えてないことを確認してないと成立しない台詞で、例えば「消えなかったね」というセリフを入れたり、明確に消えてないコマを入れたりした後、ふみおが「油性?」といえば読者もそのセリフがすぐにボケとわかるし、そのあとのツッコミもすんなり入ってくる。 逆にこの「肘に付いたマジックが消えた」という明確な描写がないことで、彼女たちは私たちに演技しているのではなく、彼女たちの中で会話が完結していることを強調していると思う。ハイコンテクストであるゆゆ式ならでは技法なのではないか。わざとかな? つまり、なんかゆゆ式特有の読者置いてきぼりが上手い感じですよーって言いたいんです。あと誰かに描かれたんじゃないかと心配してるおかちーがかわいい
ゆゆ式5巻99p、貴族の話の中で唐揚げが出てくるも唯ちゃんの「貴族っぽいやつは?」というツッコミで終了。 大学生編があるとしたら鳥貴族が話に上がりそうだし、他作品なら全然出てきてもおかしくない話題。でもこの3人はたまたま知らなかったんだ。 もちろん酒も飲まないし親が居酒屋に連れて行くタイプでもなかった。3人が知らない話題は出てこないし、逆に他の人が知らなそうでもこの3人が知ってたら話題に出る。 あいちゃん側の3人が好きな三国志キャラ聞かれた時に本当にメジャーどころしか出なかったのも、ゆゆ式世界で三国志が人気なのではなく3人の中で共通の話題なだけな事を裏付ける ゆゆ式5巻87p柱 縁ちゃんが思う27歳の時の年収 「なし」
まじでこういうところですよねゆゆ式。柱はたまに適当な時があるからおもろいけどこれはギュッってくるな
ゆずこさん文系なら留学とかしそうなんだよな。3人でいる時間は高校三年生の受験から少なくなっていくはずで、もしも違う大学になったらもっと少なくなるような儚さがゆゆ式にある。
5巻84pでお母さん先生が高校時代の友達と会わなくなったことについて「あなた達が思ってるほど今寂しいって感じてないのが ちょっと寂しい気もするけど…」と心の中でいってるのはゆゆ式の3人のその先を結構明確に暗示していてある種残酷なコマだと思う。実際、アニメの監督であるかおり氏もアニメ化したいエピソードの一つとして5巻のこの回を挙げて「やってみたいと思うと同時にやっちゃいけない気がしていて……でも観てみたいエピソードですね。」と語っているんよなぁ ゆゆ式は未来を想像したくないのにどうしても想像させてしまうような圧倒的な時空の作り込みがされてる。
ゆゆ式の面々、大学生になったら恋人とかすぐできそうだなぁとか妄想して複雑な気持ちになっている。そんなこと考えるな
ゆずこさんの理系感すごいんだよな。多分文系なんだろうけど……(数学の点が悪かったみたいな話があったようななかったような??)
縁ちゃん高嶺の花だから先輩同級生からのは全部無視だけど、可愛い後輩君とかと仲良くなっちゃいそうな感じがある……あるんだよなぁ
唯ちゃんは笑いのツボとか本とかの趣味を共有できる友達ができてゆっくり恋人関係になっていく感じがあるわ。同級生だろうな。国公立及び難関私立なら一つ上の浪人生とかの可能性はある
ゆずちゃんはやっぱなんか意識の高さがすごそうなんだよな。プレゼンもうまそうだし、ミーティングで空気も読めるし、そういう系で重宝されそう。同じ研究室とかゼミとかの先輩と長い間話し合ったりしてるうちにみたいなねそんな感じでしょ
ゆゆ式11巻52ページ好きすぎる。良ければ映像化してほしい…
ゆゆ式、三人の中では当たり前に三国志は履修しているものになっているの、ゆゆ式って感じがして好きだけど、おかげでググらなあかんくなる
ふみおが「乳酸菌大好き」と言った手前、自販機の前で縁ちゃんと会ったときに思わずその時は気分じゃなかった乳酸菌飲料を買ってしまう話好きなんだよな。 絶妙な距離感でしか起こり得ない。もう少し仲が近ければ「今日は別」とか言えただろうに、期待とノリに必要ないのに応えようとするふみおがかわいいし、期待とノリに応えたいっていうのは他の一般生徒より少し違う感情を縁ちゃんに感じているのかなと。
それは一言で言うと「お嬢様」ってところで小学生の時に唯ちゃんが初めて縁ちゃんを見た時の感情に似てるのではないか。おかちーも同じように「お嬢様」を感じる場面があるので、いつもの3人でいるところを僕たちは覗き見てるから分からないけど、縁ちゃんの「お嬢様オーラ」は相当なものなのではないかというゆゆ式考察を急に思いついた。 所作がお上品なのかなぁ。
ゆずこさんは唯ちゃんを通して仲良くなったからそこ通らなかったのかな?それとも中学の時は「お嬢様」いいとこの子だーと特別視してたりしたのかな。今でこそ一緒にいる唯ちゃん親衛隊みたいになってるけど、ゆずちゃんにはそういった場所からの縁ちゃんへの距離感もあるのかもしれない。ゆゆ式は距離感の機微を提供するのが上手すぎますね……
↑7巻37pでした。そして再発見「佳はおしるこ好きって言っとく〜」というふみおの言葉に対しおかちーは「めんどくせぇ!」って返してる。おかちーも同じ状況だったらやってしまうかもしれんというのがあるんだなぁ。縁ちゃんのお嬢様、いやお姫様感、ええですな。
ネズミとネコが対関係にある事と対関係にあるものは打ち消しあうという事をゆずちゃんとお互いに共有している、若しくは理解してくれると縁ちゃんが信じて放った「ちゅーちゅーっ」。見事にキャッチしすぐに「打ち消しの“1ねずみ”だ!」と単位を与えて返すゆずこさんの見事なプレイングだけど、ルールはわからんでもないし、もっと長く2人といて2人を「わかっている」はずの唯ちゃんも最終的にルールはわかってると思うんだよな。
でも「わからんわからん」というツッコミをするため、そしてそれはこの言葉遊びの面白さを成立させるための第三者を作るために、わからないというポジショニングをとる唯ちゃんもすごい。も少しいうと自分も分からんかったといって分からない側に行くことで唯ちゃんへのフォローと新しい面白ポイントを作ってくるゆずちゃんには敵いませんなぁという四コマ。四コマ!?すっげーー。ま勝手な解釈なんだけど、えー僕がゆゆ式すごい好きって話ですね。
他のアニメだとツッコミの瞬間にBGM止まって笑いどころだよーとかするけどゆゆ式はすべてが会話の一環だからBGMも止まらない
これ本当ですか??
アニメの12話最初なんて言ってるのかわからなかったな……少しも説明を入れない勇気すごい
まざなるについて
ゆゆ式アニメ1話ってゆゆ式っぽい面白さが薄いと思っているので (前提の空気感と設定を詰め込む回で必要の一話ではあるし、別の味がある)、一話だけ見直すと「あのときの感情はどこへ……」ってなる可能性あるなと思った。
ゆゆ式は全話見直すものだと思ってしまっているがゆえのミスリーディング。もし全話見直して面白くないなら、多分最初から面白さわかってないと思う。感情だけじゃなくて理屈でも面白いから語ってるやつがいっぱいおる。
あとはながらで画面を見てないとか、展開が多い作品ばっかで機微の描写に気づけなくなったかとかか。「あのときは面白かったけど……」って作品があるのはわかるけど、ゆゆ式でそれはちょっと変かも。もしくは逆に僕が拾えなかった面白さがあるのかな。
ただ、どんなアニメでも、毎週待つという経験はあとから得るのが難しいので、そこはあるのかもしれん。ニコニコで見てたらコメントの空気感とかも大事な要素かも。
だからね。ゆゆ式二期をね。