Hibiya Art Park 2025
https://gyazo.com/9f9a99d0f2b55a4a8dea32e333ce1104
https://x.com/testtesttestts5/status/1921096775923880179
久保寛子の作品が良かった。《やさしい手》は近づくと思ったよりゴツゴツというかガムテープのような質感でキャプションからブルーシートだとわかると「やさしい」が示すものがより具体化した気がする。水面に触れるように立つオブジェクトは踊っているようでもあった。自分が動くと反射した像も立体的に動く面白さは水面とセットの作品や建物でも起こることだが、この作品では設置面が限りなく少ないため、水面を通して手のひらを覗き見ることができ、それが立体的に動くのが面白かった。本来見えないはずの部分が見える。《ハイヌウェレの彫像》は表面が土でできており、最終日手前かつ本日は雨でかなり削れていた。本作を見るの初めてだが検索してみると今まではどんと広い場所に寝かされているのに対し、今回は草木に覆われておりより豊穣と風化を感じた。
ハイヌウェレ
他の作品
Forest for Momentum (流れを生む森)  小金沢健人+西畠清順
公園の中に場を作るというよくわからない文言とともにちょっとした庭園が作られる。
これただの日比谷公園では……?
30分ごとに雨のパフォーマンスがあるというので待ったみたが、ただのスプリンクラー
そもそもこの日は雨が降っており、、、
たまに出るスモークの方がかっこいいが。べつにスモークはどこで炊いてもかっこいい。
作者は植物園とか行ったことないのかもしれない。
Hibiya Ping Pong Platz ジャコモ・ザガネッリ
ただ卓球台があるだけだな……と思っていたが別のPing Pong Platzについての記事で↓
会場に来ていたドイツ生まれのロバートさんは、参加者としてこう振り返ります。「私も公園に卓球台があるのが当たり前の環境で育ちました。日本に来たとき、卓球台がないことに驚いたくらいです。今回のプロジェクトを見ていて、実施場所ごとに空気感が異なったのが印象的でした。理想を押し付けるのではなく、人を招いてくる、集まる条件を作る存在になっていたんだなと感じています。」
https://sumiyume.jp/report/5561/
なるほど……考えを改めた。日本のための作品だったか。
中国にはあるイメージがあったが、ドイツとかにもあるのね。
https://pingpongmap.net/
世界中の卓球台を調べられるサイト。
ヨーロッパめちゃくちゃある!ドイツ多すぎる。文化だな。
日本は全然ない。あったと思ったら 墨田でやってるPing Pong Platz。
PING PONG PLATZ 誕生の話|PING PONG PLATZ
中国も全然ないし、ドイツ中心のアプリケーションだから少ないのかも。
それでもドイツ凄い
そのうえで、公園という何にでも使える場所を一つの用途に限定する行為ではある。
台がないということは卓球を排除しているよ。
この日も雨で管理が結構大変な気もする。
それはそれとして批評性があるかどうかは考えるべき。
アートは言い訳にしやすいし口実に使えるならいいんじゃない?
巣の構造 宮崎啓太
見た目かっこいい。
Hibiya Art Park 2025の前期
後期は行くかわからない。パフォーミングアートが多そう。
2025年4月25日(金)〜2025年5月25日(日)
日比谷公園