愛しのマン・レイ
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作品をじっくり見るというよりマン・レイの一生を史料から見るという展示だった。とはいえ、《贈り物》や《アングルのヴァイオリン》など有名どころを押さえつつ、デュシャンらと出会う前の作品や多くの写真作品を見ることができた。デュシャンと晩年まで仲が良かったことをはじめ広い交友関係が作品にも資料にも現れており、美術が劇的に変わった時代をマン・レイの視点から見る展示ともいえるかもしれない。《贈り物》が思ったより小さかった写真で見ると威厳がある。よりレディメイド感があるとも言えるのかもしれない。写真作品が多かったが立体作品がやっぱり面白い。にしても当時の人間のしょうもない言葉遊びはなんなんだろうか。翻訳されているからそう思うのか、しょうもなさがダダなのか。
ポスターや当時のカタログなどが多く、美術館というより博物館という感じだった。
大半の作品にキャプションがあり結構読むのが大変だった。
シュルレアリスム宣言の初版とかとても貴重だなと思うけど、見てすげー以外の感情があるかというとない。
しょうもない言葉遊び代表は瀧口修造の「ミロを見ろ」だと思う
2025年1月11日(土)~2025年3月23日(日)
東京富士美術館