一龠 / feat.flower
https://www.youtube.com/watch?v=iWzUxFQQAKY
movie melonade
music ァネイロ
異彩を放つ。一龠とは漢字の正規表現から来ているらしい。ァネイロとmelonadeの強力タッグ。今回は作詞ツールの開発から行っているようで、どんどん映像と音楽の相互作用が強くなっている。漢字の一部を引き継ぐ歌詞とそれを過不足なく表現する映像に、強力なブレイクビーツが乗っかって疾走感のある作品に仕上がっている。文字が滑らかに切り替わっていく様子は何度見ても飽きないし、新しい。P5.jsで書き出したものをAEでいじっているらしく、映像の大枠はプログラミングによって作られているのも驚きだ。
「アイデア→リサーチ→実装→表現」全部すごい。ここに音楽が加わるわけだから、本当にすごい。
詳しくはmelonadeによるnote参照のこと
https://note.com/melonade/n/ne5b29ca7a810
以下引用抜粋
例えば、Pythonというプログラミング言語でこの楽曲の歌詞から 一-龠 に含まれない文字を削除すると、以下のように漢字のみを抽出できます。
https://gyazo.com/5594e919323338003647e7724e78752c
歌詞の一-龠の部分
なおこちらの正規表現ですが、本来はCJK統合漢字だけでも\u4E00-\u9FFFという正規表現が正確だったり、最新のUnicode15.1までを含む正規表現となると更に複雑になります。
この楽曲では歌詞中の漢字の一部を必ず次の漢字に引き継ぐ演出を行っています。このギミックを最大限に生かした作詞を行うため、いくつかの作詞ツールをPythonで実装しDiscordのBotとして使えるようにしました。
https://gyazo.com/c78d66b4b1ae4647dcdccd1ea1b4c113
これらはkanjivgという漢字の構造データを部品を優先した形で提供するデータセットを用いて実装しました。また、一部に後述のGlyphWikiも使用しています。
映像で使っているグリフデータはGlyphWikiにて配布されているdumpデータをkage-engine系のツールを用いてベクターに変換し使用しています。
kage-engineやkage-engine(forked)、kage-engine(python wrapper)など
映像はp5.jsで9割完成させた後、書き出した連番画像をAfter Effectsで少しだけ調整しています。主に色調の補正やポストエフェクトなどです。
プログラミング側での具体的な漢字の引継ぎ手法について補足します。
グリフの各ストロークのバウンディングボックス(X座標とY座標それぞれの最小値・最大値)を取得し、部品の入れ替わりに合わせてバウンディングボックスの座標を補完することで滑らかな切り替わりを実現しています。
モノクロで終始するかっこよさもある
一龠_%2F_feat.flower
2024年