ヒルマ・アフ・クリント展
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ヒルマ・アフ・クリント財団蔵
《10の最大物、グループⅣ、No. 2、 幼年期》
《白鳥、SUWシリーズ、グループ Ⅸ:パート1、No. 8》 柔らかいタッチでありながらその背後に幾何学を感じる作品群。特に接線や接点へのこだわりが強く、キャンバスの枠とオブジェクトは場合によっては無理やり接点が作られており、画面上のそれぞれのオブジェクトもまた同じ接線を持つよう配置されている。二つの図形がある時、その二つが接するというのはかなり特殊な状態である(適当に配置すれば離れているか交わる)。そのキャンバスに言及するような、窮屈ともいえる配置によって(もしくは、であるにもかかわらず)ダイナミックで動きのある絵を作り出す。 10の最大物からは巨大というのはそれだけで神聖なものに見えるなと再確認した。座って長く見れるのが良かった。
2025年3月4日(火)〜2025年6月15日(日)