vol.621 いつか必ず訪れる死
2025-09-16
・Kazuさんからのお便り④
・我々は死刑囚
・いつ死ぬか誰もわからない
・上のやり合い
・寿命と天命
・誰でも自分の寿命を知る方法
・死との対峙
・祈りは自力
・癌の恐怖
・ブッダの明晰性
・生がメインの問題になってる人
はい、おはようございます
ま、時間がもったいないって話しましたけども
あのね
ま、宇宙全史の最初の頃に何回も言ってたんですけども、我々は死刑囚なんですよ
うん
あの、普通の死刑囚って居るじゃないですか
あの、でも普通の死刑囚ってのは
あの、ま、あの、刑務所に入ってる死刑囚ですよね、
日本の場合はいつ死刑が執行されるかってのは決まってないんですよ
である程度近づいたら、ま、決まるんですけども
それだいたい前日に言われるのかな?
その辺ちょっと調べてないから分かんないけども
ま、あの、はっきりとは決まってない
(※死刑囚本人には、執行当日の朝に初めて
伝えられます
「死刑執行日は法律で「判決から6ヵ月以内」とされていますが、実際は様々な事情により延期されていることが多い」)
で、僕らもそうなんですよ
いつ死ぬか、誰も知らないじゃないですか
ま、占い知っていれば分かるけども
僕なんかも本当は決まってるんだけども
なんか無理くり延長されてるってとこもちょっとあって難しいんですよね、
上で結構やり合いしてるんですよ
要するにあの、えーと、
月読之大神なんかは「もういいよ」って、
でも魔導師なんかは「もうちょっとやってくれ」って
で、遊撃手は「もうちょっとやるかな」って感じですよね
ま、あの漫画の区切りはある程度つけたいんで、
そこまでは頑張るかもしれんけども
あの、人の寿命ってのは、ま、本来天命ってのがあって、
決まってるわけですよ
で、天命があって、で、いろんな周りとの状況、兼ね合いがあって、運命ってのができるわけですよ
で、その運命に従ってみんな生きてるんだけども、
生きつつその運命を変えるってことももちろんできるんだけど、
その話はまた別で
で、いつ死ぬかも大体決まってるんですよ、もうみんな
だからほら生命線とか見たら大体分かるでしょ?
大体合ってんですよ、これは
人間って単純なんですよ
だから死刑囚
もう、しかも期日が決まってる死刑囚なんですよ、
みんな死ぬんです
殺されるか、事故に遭うか、あるいは自然死なのか、病死なのか、
苦しんで死ぬのか、突然死なのか、ゆっくり死んでいくのか、分かりませんけども
みんな死ぬんです
でもそれを知らないの
いい?知らないんですよ、実は
みんな知ってると思ってるでしょ?
でも知らない
死ぬと思ってないの、みんな
それに気づくのが70過ぎてから
ここで見てる人、多分みんなお年寄りが多いんですよ、50、50は若いですよ
で、60代ってのは多いですよね
で、70代も居られるでしょ
で、その頃になってくると、ああ、死ぬんかなって思うわけですよ
自分は死ななきゃいけないんだと
その時に、あの・・・ま、宇宙全史知っててよかったと思うのはそういう時ですよね
死と実際に、向き合わなきゃいけなくなった時に、
その役に立つ知識とか知恵ってのは宇宙全史にあるわけですよ
ところが、他のとこにはないのよ
あの、委託するしかないんだよね、
依存して、もう助けてもらえるっていうしかないわけ
自力でなんとかするってのは、自力ってのは難しいんだけども
なんて言うんだろう?
祈りは自力なんだよね、実はね
これ、これも言ったかな?
他力じゃないんだよ?祈りは自力なんだよ?
あ、特にその五井先生の祈りは自力ですね
うん、ここ大事、
これ随分昔に喋ったような気がするんだよね
目風の時じゃなかったかもしれんから、ちょっと薄いよね、あんま覚えてないなあ
多分古川君が喋ったと思うんだよね
だから、一回調べてみてください
ここに出るかもしれん、あとで
(※祈りとは、消極的な行為に非ず静かなる戦士の息遣い。今・ここ・自分、そこが原点であり終着点。(質疑応答5巻))
その切実なね、その死と対面する感じ、これは厳しいですよ、本当に
あの、会社の中でも、病気になって、例えば癌に、
癌ってのは死と向き合わなきゃ駄目じゃないですか
若い人であっても
で、普通の病気だったら、まあ、例えばコロナ、今だったらコロナであっても、まあ大したことないから1週間休めばいいかなぐらいの感じ
でも、癌ってのはもう駄目かなって思うわけ、みんな
で、散ってたらもうまず駄目じゃないですか
で、散ってなくてもすごく怖いでしょ?
で、再発したらもうおしまいだとか、そう思うわけですよ
その感覚と向き合わなきゃいけなくなった時ってのは、それが死と向き合うことなんですよ
でも、そうならないと分かんないんですよ、みんな
だけども、古川くんってのは、もう最初からそれが分かってたわけ
だから山に入ったりとか、いろんな宗教団体周って、どうしたら良いのかって
で、ブッダがあれでしょ?
あの、道端に転がってる死人
昔はいっぱいいたからね
それ見て、あ、自分も死ぬんだと思ったわけですよ
だから彼は、ものすごくやっぱあの、明晰なんですよね、明晰性が高い
だから、分かるわけですよ、自分も本当に死ぬんだ、自分もあーなるんだ、そこに転がってる死体と同じなんだ、
そうなるんだって分かった時に
じゃあ自分はどうしたらいいのかと思って、あの、王位を捨てて、修行の道に入るわけですよ
だから宇宙全史にたどり着いた人も、割とそういう人が多いと思う、多分
他の宗教団体とか、あるいは入んなくても普通のところで働いてる人ってのは、やっぱしまだ、その現世で楽したいとか、あるいは利益を得たいとか、そういう人たちがほとんどですよね
だから死と本当に向き合ってないのよ
死じゃなくって生
生の方がメインになってるわけ
そこが問題なわけですね
はい、今日ここまで
vol.622 izunaさんの近況