vol.555 次元とは解像度?
2025-07-03
・深層学習の提唱する次元
・解像度と次元の話し
・顕微鏡の例え
・古川くんの次元
・目風の次元
・古川くんの視力
・長浜の貸本屋
前回はですね、クロハバキさんから、ちょっと私の知らない次元の話。えっとですね。何次元だっけ?AIで、深層学習とかいうやつですね。それに、それが提唱している次元のお話をされたんだけど、その次元がどういう次元なのか。
多分、宇宙全史の次元とは異なる感じなので、話が多分うまく通じないと思います。ここら辺は整合性をちゃんと保ってお話したいと思うんで、できたらお便りほしいですね。
(※深層学習における「次元」というのは、データが持っている情報の種類の数です。
たとえば「赤・青・緑」 の3つの数値で画像の色を表す→3次元
「身長・体重・年齢・血圧」 などのデータ→4次元
深層学習の最初の層には、 数百~数千もの特徴量 (次元)があることが多いです。
ここに表示されたものは次元ではなく(巷では次元という人もいますが)
単なる「要素」で、それを次元とするとここで学ぶ単語の整合性を欠くことになります)
で、上記の深層学習の例で考えると、次元が高いままだと分類精度が低くなり、逆に次元を削除しすぎるとまた今度は分類に必要な情報が失われると。で、分類精度がこちらも低くなると。
(※深層学習では次元が多いと、 それだけ 「関係ない特徴」も含まれてしまいます。
重要な情報を失わずに圧縮して「本当に必要な特徴だけを残す」ことを優秀なAIはしている)
これはね、おかしいんで、実際の次元、例えばフラクタル次元だったら、次元があれば上がるほど、その分類精度っていうのは上がっていきます。分類精度というか、分解能だよね、分解能が上がってきます。
(※分解能:測定器やシステムがどれだけ細かい変化を識別できるかの能力を表す指標)
分解能ってのは、例えば皆さんよくご存じのあれがあるじゃないですか。
パソコンでもテレビでもいいんだけど、カメラでもいいや、解像度ってあるじゃないですか。
解像度が例えば100万画素ってなったら、100万の画素数、点々が、ドットがあるわけですよ。で、それが1000万画素になったら、この1000万のドットがあるわけですよ。で、1000万のドットってのは、100万画素よりも10倍よく見えるわけ。
でね、これがどういう具合に見えるかっつうと、顕微鏡ってご存じ?顕微鏡知ってる?
かわかつ)
はい
知ってます?
アン)
けんびきょ?
韓国人は顕微鏡を知らないのかね?!
アン)
けんびきょってあれですか?
それは望遠鏡。
こうやってやってます。
かわかつ)
実験で使うやつ
アン)
ああ、科学時間にやるやつ。
ああ、はいはいはい。
そうそうそう。でね、顕微鏡で見るときに、100倍とか200倍とかあるじゃないですか。
あれね、例えば10倍と100倍の違いってのは、解像度の違いなんですよ。
で、解像度が10倍のが100倍になったら、例えば10倍の解像度が100倍、100解像度になったら、10倍よりも10倍、10×10だから10倍よく見えるわけ、クリアに。
それがだから、今は大体カメラだと500万、もう1000万画素だよね、1000万画素だから、もう1億画素ってのもあるから。1000万画素と1億画素だったら10倍違うわけじゃないですか、ね?×10だから。
そうすると、それは顕微鏡で言ったら10倍、拡大。
要するに1000万画素で、例えばね、細胞を見てたら、それ以上大きくはならない。大きくしちゃう、することもできるよ?できるけども、したら、ぼやけちゃうわけよ。
ところが、1億画素で、その1000万画素で見てる細胞を見てみると、10倍にしてもクリアに見えるわけよ。それが解像度っていうわけ。
で、それがその…次元?
ま、フラクタル次元の話をしてるんですけども、次元が上がれば上がるほど解像度が上がっていく。
つまり情報が増えてくんですよ。もっと砕けて言うと。
で、情報が非常に細かく大量に、なんていうの?認識できるようになるのね。
だから、古川くんの次元と我々の次元、目風の次元とは全然違って。古川くんの次元ってのはなんか結構高みにおるんすよ、あの人は。
で、目風の次元ってのは、だいたい目風の本体の次元と地球の次元との中間ぐらいの次元、橋渡ししなきゃいけないからね。
それぐらいの次元にいるから。あの、なんて言ったら。
目風の本体と古川くんとは、やっぱ古川くんがはるかに上なんすよ、目風の本体よりは。だからね、認識が全然違うよね。
ただしだよ?古川くんはあの肉体に入ってるじゃないですか。
目風もその肉体、お借りしてるんですけども。
肉体の脳みそがどんどん劣化してるんで、記憶がね…ダメなのね。
これもうずっと言ってるじゃないですか。もう本当にびっくりするよ。
あれだよね、若い頃ね、あの漫画見てると、鉄人28号なんか見てると、他にもあったんだけど。街灯、街灯ってわかる?街灯って分かる?
アン)
ガイトウ知らないです。
街灯、あんた作ったんだよ。ほら、裏・御祭舟のラーメン屋のあの明かり、あれ街灯って言うんですよ。
あれの明かりを漫画ではね、ほわんと丸く描くんですよ。
でも子供の頃はめちゃめちゃ目よかったです私。本当にもうね、あのね、遠くに山があるんですね。長浜という町にいて、遠くに伊吹山があって、そのもうちょっと手前に山があって、そこ古墳地帯なんですよ、そこは。
そこの山に、ま、誰がいるかは見えないけども、なんつうんだろう?大きな家ぐらい見えたよ。
結構離れてるよあれね、10kmぐらい離れてたんじゃないかな。10km〜14kmぐらい離れてたんだけど、見えてたよね。で、子供だから言っても親は信用しないわけよ。
で、それがやっぱね、だんだんだんだん。
あのほら、貸本屋ってのが当時あって、知ってるかどうか。漫画とかを貸してくれるんですよ、駄菓子屋さんで。当時のその長浜の貸本屋は。近くの近所の、貸本屋さんはね、駄菓子屋もやってて、貸本屋もやってたんだね。
で、そういう、そこで漫画借りて読むわけですよ。買えないから。
1冊5円かな?1日。で、もうずっと読んでたから、目がだんだん悪くなって、勉強してたわけじゃなくて。で、もう、だんだん見えなくなってったよね。それでね、うん。
で、その、貸本屋でね?
結構長くなっちゃった、この話は次回やりましょう。