vol.530 救いがないということはない
2025-06-03
・右を殴られたら左を殴れ
・悪人を調子乗らせない
・木のような姿の宇宙人の世界
・どの段階でもある選択
・神の段階
・どっちもどっち
べんみんさんの12月、去年のね、20日のお便りから続いてます。
『それからいろいろと認知を変えようと努め、宇宙全史を勉強してお祈りを長く続けたおかげで前ほど知的障碍者に対する葛藤はなくなったのですが今度は陰糸やエホバ、人から搾取しようとする人間になぜか非常に同情するようになってしまいました。』
とありますね。これ、そうだったらもう社会の例えば犯罪者?たちにも同情しなきゃいけないし、なんか自分に意地悪してくる人にも同情しなきゃいけない。
「なんでこんなことするんだろうな」っていう感じでしょ?
それはね、ダメよ。
よくあるのよ、バカみたいな、なんつうの?右のほっぺたを歌ったら左のほっぺたを出せってやつね。あんなのありえないからね。右殴られたら左殴ればいいんだから。
そんなことやってるから悪人が調子乗ってくるんで、それはダメよ、やっぱし。
日本人の悪いとこだよね。別にやり返さなくてもいいけど?うん、反論はしなきゃいけない。やり返してもいいんだけどね、別にね。
だから、これもやっぱ同情。ああ、自分で言ってるよね。
「なぜか非常に同情するようになってしまいました」ってあるよね。
自分に置き換えて、自分だったらこうだってなっちゃうわけですよ、この人は。
だからすごい傲慢だよね。自分はその人ではないのに、自分だったらこうだって言って、で、結局自分がそうなってるから自分はかわいそうだってなってるわけじゃないですか。
そこに気が付かないと、この循環、悪循環ってのはまあずっと続いてっちゃって、あっち行っちゃうよね。
『宇宙全史の中で陰糸はモーゼの出エジプト記よりひどい場所から来たと記載されていました。
宇宙の一番初めに元々作られた魂がひどい魂であった場合搾取するのはしょうがないのかなと思い同情してしまいます。』
これもね、違うんだよ。例えばね、イルプロラシオン系じゃなかった、なんだっけ、あれは。モーゼ系か。
モーゼ系の魂っていうのは最初いた星、、もっと昔あるんだろうけど、最初、宇宙全史で最初に発覚した星は、あれだよ、ひょろひょろの長い、なんだっけあの。
かわかつ)
餓鬼っぽい
うん餓鬼っぽいんだけど、木でできたような、木偶の棒みたいな。
漫画ではよくたまにあるんだけど、胴が細い枝で、手も枝でみたいな、顔が葉っぱでみたいな。葉っぱじゃないんだけども、葉っぱに近いような。
本当に…最初収録してて、信用、信じられなかったんですよ古川くんは。そんなの漫画の世界じゃないかと思ってたみたいですけど、実際にあるみたいね。つか、あるよ。実際あった。あります。
でね、そういう世界ってやっぱね、2次元に近いんだよね。
非常に低い次元、3次元?え?2次元だね。認識次元が2次元近い、非常に低いレベルの次元で。
そこにおいて、やっぱし、その餓鬼みたいに、奪い合いとか、こうやってるわけじゃないですか。殺し合いとか。
自分勝手な生き方をしてるんだけども、その中においてもですね、それは同情するということじゃなくて、その中においても、選択ってのは残されてたんですよ。
どの次元、どの段階においても、人ってのは、選択ってのはできるんですよ。
うん。だからね、そういう次元においても、人を慈しむとか、自分はもう奪わないんだとかいう選択はできたんだよね。うん、できた人も実際いたの。で、そっから抜け出た人もいるんだよ。
だから、できない人が大多数だけどね。そういう環境だし、そういう次元だし、そこまで考えられないってこともあるから、しょうがないんだけども。その次元的にはね、環境的にはしょうがないんだけども。でも、抜け出る道はあった、選択の余地はあったってことはあるよね。
だから、全くその救いがないということはないんですよ。
だから、そこに対して同情することはないと思うよ。
だって、それ以前の多分段階もあったと。
あったの?
あったって。
あったんですよ。
で、やっぱ最初から低い次元っていうのは…。
…あるみたいだね。
それはそういう世界もあるみたいだけど、モーゼの、その、来た人たちに関しては、あ、あったんだ、やっぱ。段階はそれぞれ様々あったらしいですね。
で、あったんだけども、そこで、あのね、抜け出る道ってのはね、割と簡単だったみたい。
で、複雑になればなるほど難しいのよ。
例えばね、例がちょっと極端すぎるかもしれんけど、例えばその、神様っているじゃないですか。
神の段階って、こう色々あるわけ。例えば、そうだね、5次元、6次元、7次元とかあって、そこで、例えば人間の我々から見るとですね、例えば神様だったら、その神社で拝む神様、本当の神社行くとちゃんとした神様いるわけじゃないですか。
いるのよ。やっぱ人間をなんとかしてあげたいとか思う神様。
あるいはその季節を司る神様とかあるわけ。夏になったから台湾を熱くしようとかする神様いるのよ。うん、台湾の中にはね。
で、そういう神様が、そういう世界。もうなんかやっぱし人間と関わってるのが嫌だからとか、もうこういうごたごたした世界は面倒臭いから抜けたいとは思わない。なかなか思えないんですよ。
だから抜ける道が薄い、少ないのね。
でも地獄とか、地獄って言ったら変だけど、低い次元にいる人は、嫌だから抜けたいって思う動機がすごくある、出来るのね。だから抜けやすいってのはある。ただ、環境的には抜けにくいってある。
だから、どっちもどっちだよね。どっちもどっち。
はい。この続きはまた次回。
vol.531 この世界のバランス