vol.506 洗練された性欲とは
2025-05-10
・洗練された性欲とは
・五感を鈍くしてはいけません
・乾布摩擦は感覚を鋭くする
・従業員へのレクチャー
・度胸のない人
・浮浪者に教えたかったこと
はい、だいぶ脱線しました。で、izunaさんの質問からだいぶ脱線して「20年後世界人口は半分になる」の話にもなっちゃったね。
で、質問2の「エゴを薄くする過程には段階があるでしょうか?」という、izunaの質問から来ました。
で、izunaさんは「五感からダイレクトに感じるプリミティブなエゴ?(食欲、性欲、睡眠欲)」色々あると思いますけども「他者や社会の関係性など、思いや感情から発生する怒り、嫉妬などエゴはあるにはあるが、薄めかなと思ってます」
いや、これ、強いですよ。結構強い。
あのね、例えばね?アンさんがいるから、ちょっと言いにくいんだけども、性欲ってあるじゃないですか。
性欲ってのは単なる肉体の欲だけじゃなくて、あのね、洗練されてくると、例えばフランス人とか中国人とかもそうなんだけど、普通の性欲だけじゃなくて、社会性でもないんだけど、学者系に多いんだけども、なんつうの?難しいね、えっとね、洗練された性欲ってあるんですよ。
で、これはね、インドなんかで発達した、なんだっけ?タントラか。
タントラも、あれ普通の、みんな、あの肉体から来る性欲の、こういう色んな形あるじゃんさん。タントラのあれの。つまり体位のあの話だと思ってるけど、全然違うんだよ実は。タントラはそうじゃなくて、すごい洗練された難しい宗教なんだ。
誰も言ってないね、これね。誰も知らないよ。で、古川くんもあんまそっちに興味ないから言ってないんだけども、そういうこともあるんだよ。
だからね、肉体のエゴってのもなかなか難しいんですよ。
『五感から感じるエゴは最後まで残りやすいとの話があったと思いますが、五感を鈍くする方法があるのでしょうか』
それダメよ!?あのね、この後ね、この方ね、とんでもないこと書いてんだよ。
えっとね、あったあった。もうちょっと読むと
『五感を鈍くする方法があるなどあるのでしょうか。
目、耳、鼻、舌の感覚を減らす。触感を減らすために、例えばタワシで乾布摩擦をして感覚を鈍くするような方法はその1つなのでしょうか。』
って書いてあるんですよ。これ全然逆ですよ。
タワシで私ゴシゴシやってるし。かわかつ君もやってるんだよね?あなた(アンさん)やってる?
アン)
え?あ、はい、やってます。
え!?やってるの?
かわかつ)
すごいね!
アン)
え?普通にするじゃないですか
え、韓国の人みんなやんの?
アン)
いや、はい。
本当?
アン)
え?普通にこう
(背中をゴシゴシする動作)
普通やんないっすよ…。
かわかつ)
やっぱアンさんすごいわ。
アン)
やらない!?
ええ?やるんですか?
ちょっと異様な人が多いですね、ここは。あーびっくりした。今日1番の驚きだな。
えっとね、タワシでやるってのは感覚を鈍くするんじゃなくて、感覚を鋭くするためにやるんだよ?あーびっくりした。違いますよ。あの、そんなこと絶対一切言いませんから。
えっとね、例えば、君らはやっちゃダメだけど、古川くんは目で太陽を見るっていうのやってますけども、あれは目を鋭くするためにやってるんですよ、実は。
でね?例えば今日なんかでもそうなんだけども、古川くんってのは1日何時間もね、今レクチャーしてるんですよ。
社長時代ね、もうレクチャー終わったと思ってあんま教えなかったんだけども、今、会長時代になって、いろんなジャンル、例えばカードとか、例えばディスクとか、あるいはヴィンテージ本とか、あるいはおもちゃとかね。あれを、あれがね、みんな覚えてないんすよ、みんな。なんか知らんけど。
だから、それを全部1からレクチャーし直してんすよ。全ジャンル。
大変だよ、もう、本当に。
で、今朝ね、その、例えば、カードをレクチャーするときに、傷の話になるのね。
で、傷があるかないかって言ってるわけ。で、何年も働いてる人で、これはうちは(状態表記)10点表示だから、これは8点ですって言うんだよ。
で「どこに傷があるの?」ったら「ここにあります」っていうんだよ。
どう見てもないんですよ。
で、おかしいな、私、古川くんがね?目、劣化したのかなと思って、他の人に見せても、誰も(傷が)見つからないんですよね。だからもう、あまりにもおかしいから、本当にね、本当にあるのか?つったら「うん、あります」とか言うんだよね。
じゃ、もう顕微鏡を持ってこいって言ったの。うちにはやっぱ真贋鑑定とかやるから、高度な顕微鏡とかあるんですよ。
それで見てもないの、やっぱり。で、お前、本当にあるのか?って聞いたら、口ごもるわけよ。
で、その人はね、あの、ちょっとダメな人で、やっぱエゴが強くて、その10点表示ってのができないんですよ。
要するに、これがコンプリートだっていうのは責任もって言わなきゃいけないじゃないですか。
で、8点とか7点とか言っておくと言い訳ができるわけ。
後で「ちょっと傷あんじゃない?」とか言われた時に「あ、そうなんすよ。私も7点だと思ってました」とか「8点だと思ってました」とか言えるの。でも、10点とは言えないんですよ。お客さんに10点で売れるかって、売る度胸がないんですよ。
でも、古川くんなんかはもう1000万とか2000万とか平気で値段つけるんですよ。で、その代わり10円とか20円とかも値付けもやるわけ。誰もやんないんですよ、10円…。
古川くんが初めてその週刊誌とか売り出したの。
そしたら、全国的にもやっぱみんな売り出した。
ほら、浮浪者がよく売ってるでしょ?100円とか。あれね、古川くんがまんだらけで週刊誌を売り出したから、みんな真似してやり出したの。
なんでかっつうと、浮浪者に、金を稼ぐことを学ばしたかったんだよ。浮浪者にね、要するにね、冷たいビールを飲ませたかったんだよ。
冷たいビールを飲もうと思ったらお金いるでしょ?
浮浪者は寝るとか怠惰な生活してればお金なんかいらないんですよ。腐ったものとか食べて、拾って食えばいいの。でも、冷たいビールは飲めないですよ、お金ないと。
まあお金は工夫してやればできるんだけどもね。
で、この次はちょ、この話。いい話だからちょっと聞いてほしい。この続きは次回。