vol.474 剣を立てたもの
2025-04-08
・玉串さんからのお便り②
・少女漫画界に降りた神
・年をとることの恐ろしさ
・宇宙全史の視聴者層
・剱岳の話し
・剣を立てたもの
・一本歯下駄の力
玉串さんのお便りですね、からやっております。
いつ来たんだろう?去年の9月ですね、の月末ですね。もう10月に来てますね。
漫画家の萩尾さんとか大島さんの話にいってますね。
『(03:21)「神が降りた時代ってのがあって、萩尾さんのポーとかね、大島さんのチビねことか。えー山岸さんの、あれはアラベスクより後だね・・・なんだろ・・・う~~~んちょっと今パッと出てこないけど」
>>テロップの写真で、萩尾望都『ポーの一族』、大島弓子『綿の国星』、山岸凉子『月読』、と具体的に出されていたのが、フォローが完璧だと思いました。
かわかつ編集長が、全部調べて貼り付けられたのですね。さすがだな、と思いました。』
まぁ神が降りた時代っていうかね、時代だよね。あの時代に少女漫画をなんとかしようということで降ろされたんだね。
萩尾さんとか大島さん、山岸さん、まぁ他にもいたけども、そういう方にこういう漫画描きなさいよって感じで。あと、高橋留美子さんとかね。あったんだよね。
だからいい作品出たよね。で、漫画界がばーっと盛り上がったんですよね。
次に来た玉串さんのお便りで、この方はね、久保田早紀さんの異邦人っていう曲が好きだったんだよね。
『②
●宇宙全史301 神の降りた漫画 2024-09-22
(03:00)「でね、神が降りた曲ってのも、やっぱしその、世間一般にウケる曲もあれば、もう誰にも知られない、あんまり知られてない、ってのもあるんですよ。」
>>1970-80年代に“神が降りた曲”で真っ先に思い浮かんだのは
[知名度:高 久保田早紀「異邦人」(1979)。
でした。彼女は、ついにこの1曲しか出ませんでしたね。メロディーが天才的としか言いようがなく、今聞いても、ヨーロッパの石畳と深い哀愁が伝わってきて、鳥肌が立ちました。』
知ってる?知ってるか。これは有名だよね。いい曲だよほんとにね。私もこれいい曲だと思うよ。
この方…玉串さんはヨーロッパの石畳と深い哀愁が伝わってくるって。僕なんかはあれだよね、と、東欧?東欧ってなんだろ?え、どこ?ああ、アラブね。
アラブ、アラブの…なんだっけ?最近ますますね、記憶が遠のいちゃって。
さっきもうちの従業員がうろうろしてたから、「君たちもうミーティング行ったのかね」とか言ったんだけど、とっくに終わってんですよ、ミーティングはね、朝の。で、それも僕は経験してるのに、経験してるというか、終わったの見てるのに、まだ終わってないのに、何をうろちょろしてるんだとか思って言ってるわけよね。
だからね恐ろしいよね、年を取るというのは。
ただね、これ見てる人ってのはみんなお年寄りなんですよ、大体。
で、若い人はあんまいなくて、若い人はほら、みんなやっぱあのー超能力とか欲しいから、そっちの方に走っちゃうわけ。で、なかなか超能力もらえないでしょ?ここでは。
ほんとは貰えてんだよ、いっぱい。貰えてんだけども、分かんない人たち、もっと目先のことに行っちゃう人はなかなか…ここ見ないんだけどもね。
記憶をね、覚醒するには失くしていかなきゃいけないんだよね。
本当の覚醒だよ?
軽い超能力、例えばその何?透視能力とかあるじゃないですか。あるいは物質移動とか、色々あるじゃないですか。手品みたいな能力ね。それを得るのはまた別なんだよ。
それはね、今ちょうど虚空蔵東京本の3部を書いてて、そん中でエベレストの項を書いてるんですよ。
で、エベレスト書いてて、それについてはまた色々また話すけども、エベレスト書いて、その次にね、続きで剣岳の話をちょっと書いたんですね、最後に。
で、剣岳ってのはあれなんですよ、明治までは誰も登ったことがないってされてたの。
でね、明治の時代に、山崎さんって人、うちにも山崎っているけども、山崎芳太郎さんかな(※柴崎芳太郎さんです)という人が、国の測量、まぁ陸上自衛隊かな、陸自かなんかの…自衛隊じゃない、陸上、陸…昔は自衛隊なんかなかったからね、なんていうの?その、陸上関係のその兵隊さんだよ。昔の兵隊なんつったっけ?陸軍だ、陸軍。陸軍の兵隊さんが登ったんですよ。(※陸軍参謀本部陸地測量部)
そしたら剣岳の頂上に、誰も登ったことがないはずの頂上に、剣が、剣、サーベルが突き刺さってたのね。
で、びっくりした。「お?なんだこれは」で、剣岳ってそれから、その前から呼ばれてたから、まぁ剣が突き立て…刺さってるかどうかは分かんないんだけども、そういうのがあるっていうのはあったわけよ。
ちょっと話がどんどんずれていくから、ちょっと元に戻すけども、もう時間きちゃうな。
で、ちょっとはしょるけども、その剣を立てたのは行者なのよ。
平安時代、平安から鎌倉にかけての行者さん、今から1000年ぐらい前かな?ちょっと年代はちょっとはっきりしてないけど、その業者さんが登って、登ったんだよ。
どうやって登ったかというぐらい不思議。今のその登山装備ね、近代的な装備でも、なかなか登れないし、いっぱいこう、死んでる人いるわけよ。
それをこういい?知ってる?高下駄だよ?高下駄。高下駄って知ってる?
アン)
知らないです。
下駄下駄。
下駄の一本歯って知ってる?
アン)
いや、知らないです。
下駄って二本こうあるじゃないですか。あれの一本歯で登ってんだよね。
もうすごい、あの、天狗さんって知ってる?
アン)
知らないです。
天狗さんってのはこういう(長い鼻のジェスチャー)
あの人は下駄を履いてて、一本歯なんですよ。
でね、山を登るにはね、一本歯がすごいいいんですよ。
アン・かわかつ)
へー
わかんない?
アン)
なぜですか。
だって、こう、坂でしょ?
で、一本歯だと水平なんですよ、上が。わかる?
で、降りるときも水平なの。
https://scrapbox.io/files/67f66d200c32110b4319f809.png
https://scrapbox.io/files/67f66d2beb7886cdf3778dc6.png
君ら頭いいからすぐわかる。でも多分視聴者は頭悪いとは言わんけども、発想が出ない、イメージがわかないと思うから、ここに画像が多分出てます。かわかつくんが作ってくれた画像が。
だからね、一本歯で山登りってのは最高なんですよ。登りも下りもすごい楽。
ただし、岩場とか、その剣岳みたいな、もうなんつうの稜線?すごいこう…ほんとにもう、なんつうの。馬の背なんてもんじゃないですよ。本当にもう幅が10センチぐらいの稜線があるんですよ。
実際そこを一本歯で行くかっていう話だよね。
https://scrapbox.io/files/67f66d41c53a2d8a22d54082.png
それは詳しく書いてありますけども。今日はもう時間がだいぶ過ぎました。
ここまで。