vol.473 芸術とは個人的なもの
・五井先生の得意技
・玉串さんからのお便り①
・芸術はパーソナルなもの
・当時はサブカルだったゴッホ
・良い芸術とは
・ブルースが理解る人
・海外のブルースと演歌の違い
(収録前)
かわかつ)
3(パン!)
かわかつ君が今、ほら、パチン始めってやるじゃないですか。
あの柏手ってのあるじゃないですか。パンパンって。
あれ、五井先生がやっておられたの知ってる?
かわかつ)
知らないです。
あ、そう。あと、五井先生の弟子とかも。なんつうのセッション?個人セッションって昔あったんですよ。
かわかつ)
五井先生のですか?
五井先生と、五井先生はもう……僕がいた頃は五井先生はもう、もう全然負荷がかかってて、一般には出てこられなくて。壇上でこう話すぐらい。それももう何回も俺見なかったけどね。
そのー、ずっと、そのお弟子さんたち、高橋さんとか、この間来たじゃん、ここに。もう亡くなったのかな?高橋さんなんかとか、斎藤先生とかもやっぱりお清めではこうやって。
(柏手)
あ、少し出た。
やるんですよ。もうすごい音で。とても人間が出せる音じゃなくて。僕は全然、今、エネルギーないからダメなんだけど。すごかったよ。ビルの中でやってて、隣の隣からクレームが来るぐらいの音が出るんですよ。
かわかつ)
お1人で叩いてるんですか?1人の音量で。
うん、そうそうそう。それはもう、白光真宏会の五井先生の得意技だったよね。
かわかつ)
初めて知りました。
(ご講和でのバチンバチンという音の謎が解けました)
で、今日は玉串さんですね。
玉串さんはね、もういっぱい来てるから。で、ブレも結構あるから、もうずっとこの辺に流れてると思います。
それを皆さん読んでください。で、抜き取って色々話してきますけども。
『①
●宇宙全史300 70年代の話し 2024-09-21
(01:35)「西郷輝彦はね,だんだん俳優の方に写っていったよね。最終的には時代劇とか、あっちの方行っちゃって」
>>かつて、わたしが勤める会社の社長室にCATVが引かれていました(今はないですが)。
わたし、時代劇が大好きだったので、社長室で勤務していた特権を利用し、時代劇チャンネルを指定録画していました。
そのDVDをTS抜きし、動画ファイル(.m2ts)で保存するという作業を、毎日ウキウキしながらやっていました。10年前くらいの話です。
・風鈴捕物帳(1978)風の新吉
・雪姫隠密道中記(1980)結城新之介 ~ なぜかWikipediaの履歴には載っていない
が、爽やかでイカしてましたね~。今でも大好きです。
ーーーーーーーーーーーー
(02:19)「西郷輝彦の好きな女性ってのは…そういう、その清楚な女性とかじゃなくって、その…今で言う、ボインボインとかで、そういう感じ。だから一番最初に結婚した方もそうでしょ、たしか。」
>>辺見マリ ♪経験 ですね!!
ーーーーーーーーーーーー』
なんか歌の話、私、前したんだよね。西郷輝彦とか好きだったりと。で、だんだん俳優の方に行っちゃったねって感じで言ってました。時代劇とかね。あとアクション系が好きだったんだね、なんか。
でも歌とか曲とか音楽というのはあれだよね、個人的なもんだね。本当パーソナルなもんで。「何が好き」「これが好き」とか言っても、芸術ってのはそうだから、みんなパーソナルなもんだから、全然違うからね。「これがオフィシャル」っていうか「1番いいんだよ」ってことはないわけよ。
あの印象派とか絵でもあるじゃないですか。すでに認められてるものとかあるけども、当時にしてみたらやっぱサブカルだったんで、あの印象派にしたってね。ゴッホにしたって、セザンヌにしたって、セザンヌはすぐに認められたけど、なかなか認められなかったわけじゃないですか。
で、日本の絵にしたって海外の絵にしたってですね、なかなか認められない方が。今はその画商さんたちが張り切ってですね、若い人を売り出して儲けようということで、どうでもいいような絵まで色々こうアピールして出てくることもあるけども、それはそれでまた別にいいんだけども、音楽にしても絵画にしても、あと他いろんな芸術にしてもですね、やっぱその個人がいいって思ったものがいいんだよ。
それしかないでしょ?他人がいいって言われたものを「ああそうですか」「じゃあそれがいいですね」「じゃあお金1億出しましょう」とか言ってるのはおかしな話なんだよね。
ね?そういうことよ。だから、なんでもいいの。だから、音楽でクラシックが好きな人はクラシックが好きだと、それはそれでいいよね。
で、僕はほら、歌謡曲とか演歌が好きだから。
台湾の人って演歌好きなんだよね。知らないでしょ?韓国の人も好きだよ。
アン)
ほお
お年寄りがね、みんな、私ぐらいの年になると。
だから、演歌ってのはブルースだからね。
ブルースが好きな人っていうのは、ブルースがわかるってうのは、歳とんないと分かんない。であとはその、すっごい苦しみとか悲しみとか、そういうのを経た人でないと、ブルースってのはなかなか響かないよね、演歌ってのはそうだよね。
ただ海外の演歌とブルースと日本の演歌との違いっていうのは、「かっこいい」か「かっこ悪い」かだから、その辺だよね。日本とはかっこ悪いって前言ったよね。
今日はなんかそれで終わっちゃいそうだよね。玉串さんのほうは全然行かないけど。玉串さん、ああ、今西郷輝彦やったか。
だからあのあの、西郷輝彦を知らない人もいるかもしれんけど、高校3年生は大体みんな知ってんじゃないの?
かわかつ編集長も知ってるでしょ?
大体3年、高校3年になったら皆歌うよ、なんか知らんけど。だから世代を超えてこう伝わってくるもんだよね。
だから、歌ってのは個人的なものだけども、そうやって普遍的な普遍性を持つものもあるということですね。
全然玉串さんの中身に行かなかったんですけども、今日はここまで。
次回にまた飛ばします。はい、お疲れ様。
vol.474 剣を立てたもの