vol.464 宇宙全史の課題
2025-03-29
・どっぺんさんからのお便り①
・確率についての考察
・関数の話
・ファインマンの理論における負の確率
・ウィグナー関数における負の値
・宇宙全史の課題
今日はですね1月27日にきたどっぺんさんからのお便りですね
「目風様 古川先生確率が1を超えるということが成立するためには」
「この確率の計算過程に時間が関与しなければなりません。」
お、断定的にきたね
「確率をA/Bという分数で示す一般の数式はスタティックで」
スタティックってなんだろ
ドラマチックの反対か?形式的っつーことかな?
(字幕 スタティック(静的)
あらかじめ与えられた状態などが変化しないことや、状況を通じて一貫して内容が維持されること。)
「Bにありとあらゆる全ての可能性の総体を割り当て」
「(これだけでも不可能な場合が多いと思いますが)、」
まぁ不可能だね
「Aに全くのゼロからBという全体までの幅で部分を設定するものですが、」
「当たり前ですがそれは0から1の間の数になります。」
分数はね
分数が0から1の間になりますと
「これはAとBが動かず、変化しないと考えるからであり、」
「AとBは事象であり、時間そのものであり、」
「動いて止まないものであるとすれば、それが示す変容により、確率は1以上になることが起こります。」
これはちょっとおかしいよね
AとBが変動するというのは、普通に関数を書けばいい
関数の話しだから
関数の話しだよ
それが1以上になるかどうかってのは規定がないからだよね
要するにAが無限に大きくなったり、Bが無限に大きくなったりする場合があると
1以上になる可能性が
そのバランスでね
なることがあるけども、そんなことどこにも規定されてないし、どっぺんさんが勝手に決めてることだから
確率の基本規定からは外れてるよね
だから確率が1以上になることは起きますよ
起きる、起きるけど、それは最初から前提から確率は1以上になるよって言ってるじゃん
起きた場合はどうするの?って言ってるわけね
「OTN様も考察されているように、ここで思いつくのは、確率にマイナスがあるか、さらには虚数次元、」
「フラクタルと何かつながっていくのかですが、基礎知識が不足しており、考えが進みません。」
「この設問自体、間違っているかどうかが分かるまで考えてみたいと思います。」って書いてある
えーっと、丸投げされたね
この辺はね間違ってはいないんですよ
1文あって
一部の量子力学や統計力学
あとはねファインマンの理論的な議論では
理論だよ?あくまで理論上だけども負の確率に、要するにマイナスの確率に相当する概念が導入されてることはあるの
それは実験的に実験的にも確認されたのかな?
量子力学においては何て言うんかな?ウィグナーかな?
ウィグナー関数という準確率分布があってですね
この関数は…ここに出てくるから
(字幕 
・「量子力学では通常、波動関数ψ(x)を使いますが、ウィグナー関数を使えば、位置と運動量の両方を同時に扱うような形で量子状態を表せます。
■見かけは確率分布、でも…
・正の値にも負の値にもなるため、「確率分布」ではなく「準確率分布」と呼ばれます。
・この負の領域が量子力学特有の非古典的性質(干渉や重ね合わせ)を反映しています。)
ウィグナー関数だよね
この関数は局所的に負の値をとることがある
一部ちょっとね負の値をとることあんの
そうするとすごい計算しやすい
他のものがいろんなことが負の値を取らないと面倒くさいんだけど、負の確率を持つと
すごい計算しやすいから、「あるよー」みたいなことになっちゃってるわけ
こうした負の値は実際の観測結果としての確率ではなくて、計算上や理論上の道具として用いられるの
だから、観測可能な事象の確率自体が負になるわけではないけども、
そういう理論上の負の確率ってのはあるよというのは
一応ね、ファインマンなんかは言ってるわけ
ファインマンってのは量子力学の元祖のような人だけどね
昔活躍した人だよ
ただね、理論上、理論上って一般的に言われているけども、
そうじゃなくて、多分ここを追求すると宇宙全史なんかでも
将来的に追及したいんだけども、実際に負の確率というのは明確になってくると思います
明確になるというのは意味を持ってくる
実存、実存じゃないな
現象界に意味を持つようなことになっていくと思うね
これは課題だね
宇宙全史の
今の物理学者はやらないからね
はい、えーと
どっぺんさんは以上ですね
vol.465 この世界は確率