vol.461 認識の枠組み
2025-03-26
・OTNさんからのお便り②
・前回のおさらい
・科学を真剣に学べば分かること
・既存のもの=分母?
・理解できたかな?
・マイナスの確率という発想
はい、OTNさんのね、すごい難しい…ほんとう難しいよね。この人、頭いいのかなんだか知らんけど、なんだか知らんつうことない、頭いいんだよね。
確率の話で、100パーセントを超える確率はあるのかという話になってきてますね。
でね、前回の終わりに言ったのは、OTNさんが言うには、サイコロ、普通の真四角のサイコロがあると。正方形、立方体だよね。
で、我々の認識っていうのが偏ってるから。
サイコロを知らない人が、例えば、こっち側から見て、1、2、3の目は見えるから、「ああなるほど」と「3つの目しかないから、これは、1、2、3のどれかが出る確率は100%だね」って言ったとしますと。それが我々の認識だと。
でも、本当はその裏に4、5、6が隠れてるんだと。
だから、我々の認識で全てだと思ったものは全てではなくて、実はそれは50パーセントであって、100%というのは4、5、6も含めての100%だから、実際に振ってみたら、1、2、3のどれかが出るというのは50%しか出ないよってOTNさんおっしゃってるわけ。
OTN
『サイコロの極端な例はさておき、私たちは誰しも自分なりの認識の枠組みを持っていて、』
要するに限界があるので、認識にね。
『何かを見たときには自分の認識枠組みに照らして判断しています。』
その通り。
『しかし、どこまでいっても人智の認識を超えたものごとは存在します。』
うん、その通りだね。
『このことは宇宙全史が長年にわたり教えてくださったことでもあり、そうでなくても科学を真剣に考えれば分かりそうなことです。』
全くその通りです。科学を真剣に学べばね、わかります。
『同時に、意識的な取り組みによって、この枠組みを広げていくことも可能なはずです。
そこで思いだしたのが、宇宙全史の初期からずっと言われてきたこと、「宇宙全史1」ではp.33から何度も出てくる「既存のものを疑う」ことです。確率の計算式で言えば、「既存のもの」が「分母」に相当します。』
うーん、すごいね。
『自分の知っている分母を超えたものごとが、この宇宙にはいくらでもあり、それが確率100%を超えることにつながるのではと。そうすると、認識度(次元)を上げていくことで分母が拡大していけば、100%を超えるものごとに遭遇することは少なくなっていくのではと思いました。最終的に完全覚醒に至れば、確率という概念すらなくなる世界に出会えるような気もします。』
いや、すごいねこの人は。よくここまで考えたと思いますよ。素晴らしいです。
みんな理解したかな?編集長理解できました?
かわかつ)
こと…言葉通りなら
あ、はい。言葉通りならっていうのは?
かわかつ)
その、自分の分母を拡大していると、分子がめちゃくちゃででかい状態の世界でも、それがどんどん差がなくなってって、未知が少なくなっていくんじゃないかっていうことだと思いました。
あーその通り。
『(3)マイナスの確率』
うわあ、マイナスの確率があったのか。
『以上を考えていて新たに浮かんだ疑問が、「マイナスの確率」はありうるかということです。それは、非存在に関係するかもしれないと思いました。そうだとすると、サイコロの「-1」という目は、「1」の目の非存在となります。これが出る確率が、「マイナス6分の1」となるのかもしれません。』
おー、なるほど。
『ただ、それが現実世界ではどういうことかと言うと、分かりませんが。』
発想がすごいね、この人は。
『…的外れな可能性が大きいかもしれませんが、以上です。』
これは考えてみる可能性があるよ。今ここでは私もすぐには考えられんやけど、これ、ちょっと思考、瞑想しながらやってみようかな。
『今回の問いかけも非常に刺激的でした。正解はともあれ、宇宙全史での凄まじい情報と同じように、認識の枠組みを考え直すきっかけになるという気がしました。ありがとうございます。』
こちらこそ、様々な啓発をいただきました。
私もこのマイナスの確率ってのは面白いね。また考えてみます。
時間がないんだけどね。
頑張りましょう。次回はね、まとめをちょっとやります。
はい、じゃあ今日はここまで。お疲れ様です。