vol.455 真我瞑想の極意
2025-03-20
・餅巾着さんからのお便り②
・「ファイル化」の解説
・人間の考え方
・真我意識に近づく非常に有効な手段
・真我瞑想の極意
・壁紙の模様になる
はいモチハバキさんのお便りの第2回目ですね。(※餅巾着さんです)
前回は「存在と非存在」を語る前に起点を決めなきゃいけないということをおっしゃってましたけども。実はそのA、−A、あるいは0という起点がある、Aと−Aですよね、その数直線上、X線上をですね。の、そのお話は仮の話だと。イントロ、存在と非存在のイントロの話だということで、仮定の話としてね、まぁ。お話したんで、それでちょっとみんな迷っちゃってるとこあんだけど。
本当の存在と非存在の話ってのは二元論を脱しないと答えは出ません。
『また、動画では、言葉が認識に重要な役割を持っているとして、ご解説いただきました。
考えて見ると、確かに、「全ての存在」を考えた場合、そこから対象を個別的に認識していくためには概念によって個別的に条件をつけていかないと、認識の対象が特定されず、認識もできないのかなと思いました。』
これはね概念というよりも、「ファイル化」なんですよ。ずーっと言ってるでしょ、フォルダー化・ファイル化。ファイルにちゃんと分けて、ファイルをフォルダにカテゴリーごとに。
例えば車だったら車のカテゴリー、例えばバッテリーとか、あるいはピストンとか、あるいはシートとかあるでしょいろいろ、屋根とかルーフとかね、それは全部車のカテゴリーに入れると、車のフォルダに入れると。今度は自転車なら自転車、自転車の車輪とかチェーンとか、サドルとかあるでしょ、それは自転車のフォルダーに入れると。そういう細かなファイルをみんなこの…。マイクならマイクのファイルを作って、マイク、カメラ、それからこういう机、デスクですね、それをのファイルを今度は撮影のフォルダに入れると。
そういうふうに分けていかないと、人間っていうのは考えることができないんすよ。うん。だから概念はあるんだけども概念だけじゃ駄目なの、概念化しただけじゃ駄目なんですよ。概念化したものを、ファイル化してフォルダー化しないと駄目なんですよね。細分化して、しかも今度はまとめて整理していく、整理整頓しないと人間っていうのは何にも考えられないし、全く馬鹿なんですよ。だからね、ま、そういうこと。だから大事なんだよ?ファイル化・フォルダー化っていうのは、ということですね。
『なんらの条件付けをされていない「ただの意識だけ」を感じるために、「五感が無くなり、体の内の感覚もなくなり、記憶がなくなり、思考がなくなり…」と、純粋な「ただの意識だけ」をイメージして、どうなるのかと試みるのですが、大抵余計な記憶や感覚で意識が条件付けをされて、夢となり、寝落ちして終わります。』
これはねでもすごい大事なことで、大事なことというよりも、餅巾着さんのこの寝方っていうか、寝る前の一種の瞑想なんですけども、このメソッドはすごく良くて、真我意識に近づく非常に有効な手段なんですよ。
でね、ここですごい大事なことは、単純に意識だけというのはなかなかみんなね意識できないんですよ。洒落じゃなくて、本当に。で、一番良いのはどうしたらいいかというと。あのね、これ極意なんですけども。
自分がなんでもないもの、なんの何某でもないという、何の誰でもないというものだというふうに認識するんですよ、自分を。
そういうふうに思い込むの。
つまり名前はない。
誰々という名前もないし、何という会社員だという地位も名誉もないし、誰からも友達もいないと、誰の友達もいないと、で知人もいないと、家族もいないと、そういうふうに自分を思い込むんですよ。一個一個切ってくの。
あの漫画であったでしょ?あれが一番いいんだよ本当は。でもなかなかあそこまで行かないんだけど、「壁紙」
壁紙の模様ってあるじゃないですか。模様があって、顔の模様がある、あるいは人体の模様があるとしたらその模様になっちゃうんだよ。で、しかもその模様は僻地の誰も来ないような遺跡のどっか隅のその…壁紙として自分があって、もう誰からも見られることもないし、ただ滅びていくだけというような状況になった時、そのとき自分はどうなるか。
それを本当にね、理解できて、自分の中に落とし込めたらもう覚醒ですよ。
だからね、あの漫画の中にも深く読み解くとものすごく深いものがあるんだよね、実はね。
なかなかそれは読み解けないんだけども、それはまぁ将来、未来の人が読み解いていくと思うけどね。そういうことなんですよ。
だから寝方としては餅巾着さん、とてもいい寝方をしてますね。ということです。
ちょっと残ったんで次回またこの続きをやります。