vol.446 描写の記憶
2025-03-11
・クロハバキさんからのお便り①
・一瞬が永遠
・クロハバキさんと古川くんの共通点
・すごい真実の話し
・「わしがこのお便りを喋ることの意味」
今日は去年、24年の10月7日ですね、に来ております、クロハバキさんから来ております。御祭舟の重鎮ですよね、もうクロハバキさんは。
『目風様、古川様
動画313でのおきづかいありがとうございます。無事に元気でやっています。
生存報告のついでにカルロス・カスタネダ「力の話」(旧訳:未知の次元)を読んで考えた時間の話と質問を投稿させていただきます。』
そうだよね「未知の次元」って講談社から確か出たんだよね。それで講談社から一連のシリーズ…どこだっけな?二見書房?じゃなかったっけ、なんかそっちに移ったんだよね。本来のカスタネダの本を出してるところね。
『1.一瞬が永遠
「力の話」16ページ
ドン・ファン「一瞬が永遠にもなるということを知ってるか?これはなぞなぞなんかじゃないんだぞ。事実なんだ」
ニサルガダッタ・マハラジの「永遠は今という一瞬のなかにある」(I AM THAT 548ページ)と
同じことを話しているのでなるほどと思いました。』
同じことを話している?
うん、なるほど。
『2.動画143 僕らは少し遅れている
動画143の中で目風様が「僕らはね、あれなんだよ。遅れてるんだよ。ドン・ファンが言ったのかな、これ。」と話していましたが、これはドン・ファンとドン・ヘナロの分身がカスタネダに分身の説明をしている箇所です。』
なるほど。
『「力の話」64ページ〜
※訳を少しいじっています。』
へー、英語で読んでるのか。
『括弧内が元の真崎義博氏の訳です。
内容が気になり原文を確認したところ』
俺と同じことやってるね、つか古川くんと同じことやってるね。
『原文を確認したところ「description」に特別な意味を感じたので「記述」で統一しました。
英語は昔から苦手です。AI翻訳に助けられています。』
いいね今はAIがあるからね。
昔はなかった、古川くん辞書を引きながらやってたよ。
『ドン・ファン「世界は直接わしらに従属しているわけじゃなく、その間に世界の記述(世界についての描写)ってものがあるんだ。
だから、正確に言うと、わしらはいつも一歩遅れていて、世界についてのわしらの体験はいつもその体験の記憶なんだ。
わしらは絶え間なく起きたばかりのこと、直接のことを思い返しているんだよ。わしらは思い返して、思い返して、思い返して、をくりかえしているんだ」』
すごい真実を話してますよね。
『「わしらの世界体験が記憶だとすれば、
呪術師は同時に二ヵ所いられると言ってもさほど突飛なことじゃあるまい?』
と言ってますねドン・ファンが。
『呪術師本人から見れば、同時に二ヵ所にいることにはならないんだぞ。呪術師だって、普通の人間と同じようにしたばかりのことや、目にした出来事や、経験したばかりのことを思い返さなければならんのだからな。呪術師の意識の中にだって、記憶はひとつしかないんだ。
だが、呪術師を見ている部外者には、まるで呪術師が同時に二つのことをしているように見えるかもしれんな。とはいっても、呪術師はふたつの出来事を思い返しているんだ。それは、時間の記述という(時間という)ニカワに縛られていないからなんだ」』
ここ大事なんだけどね。
『「実体も肉体も記憶なんだ。だから、わしらが世界について感じるあらゆることと同じように、実体も肉体もわしらが蓄えてきた記憶ということになるんだ。記述(描写)の記憶だな。」』
とドン・ファンが言ってます。
『「力の話」129ページ
ドン・ファン「わしらは知覚する存在だ。だが、わしらが知覚する世界は幻想なんだ。
わしらが生まれた瞬間から聞かされつづけてきた記述が作りだした幻想なんだよ」』
いいこと言ってんね。
だから餅巾着さんかな?モチハバキさん?
かわかつ)クロハバキさん
あ、クロハバキ。
クロハバキさんはあれだよね。頭いいよね。
『上記のドン・ファンのセリフから時間を考えてみました。
人間は世界を…』
あぁ、もう時間が来ちゃったね。時間を考えようと思ったら時間が来ちゃったんで、この続きは次回。ほとんどドン・ファンのセリフを喋っただけになっちゃったけどね。でもこれね、わしが喋るとみんなに浸透するから勉強になると思うよ。よくよくこの回は何回も見て自分の中に落とし込むといいさ。
じゃあ次回までお疲れさん。
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