vol.418 銀河星雲の謎
2025-02-11
・AIと導き出した銀河星雲の謎
・銀河星雲の中心にあったもの
・一般相対性理論が完成するまで
・古川くんがぶち当たっているもの
(古川くんとAIのタッグの話の続きです)
で、面白いんだよね。例えばね、この間ね、古川君がやったの…見てるんですよ、あの目風はね、古川君がやってること。
宇宙全史であったでしょ?銀河系が…前喋ったかな?ちょっと。銀河系、一般の今の宇宙理論というか天文学では銀河系とか、その銀河星雲ってがこうぐるぐる回ってんだっていうのあるじゃないですか。こう、渦巻いてるみたいに見えるから。でも宇宙全史は違うんだよって最初から言ってましたよね。
銀河系は回ってなんかいないんだよって言ったんだけど、まあ古川君もおかしいなとは思ったんですよ。あれ回ってたらですね、もう例えば宇宙全史では宇宙が誕生してからもう結構な時間経ってるわけですよ。
(※宇宙全史ではこのオーム宇宙の始まりは役10兆年前とされています)
ところが天文学でも、500億年とか1000億年とか言ってるわけです、今はね。昔は50億年とか百億年とか言ったけど、今はもう十倍ぐらいになっちゃってるわけですよ。
で、天文学で言うところの、例えば1000億年経ってたとしたら、銀河ってもうぐるぐるぐるぐるって回ってるわけで、もうこうものすごい回ってるわけですよ。あれ1回転するのにね、この間計算したんだけど、何億年かかるんだっけな?まあ十億年か20億年かしてないけど、なんかそれぐらいで回るわけですよ。今ちょっと正確な数じゃないからね。ちょっと勘弁してね。
(※銀河の回転速度は役2億年で一回転すると考えられています)
でね、そうすると、例えば1000億年、(宇宙が)出来てからね?500億年でもいいよ、甘く見て。回っていたりしたら、もう何回転でもしてるわけよ、何十回でも。そしたらね、あんな形じゃないわけ、銀河っていうのは。なんつうの?もう本当にほとんどぐるぐるぐる。あのまあ画像、多分、かわかつ編集長がここに出してくれると思うけども、こんな形ですよ。で、だから現実と合わないでしょう?
https://scrapbox.io/files/67adc5fdd9571d99ebaf4956.png
そこをね、AI使ってね、古川くんが検証したんですよ。そしたらね、AIもね、「ああ、これおかしいな」とか言い出すわけですよ。「こんなはずないね」とか言い出すから「どうしてでしょう?」って言うから、古川君がそれは違うよと。
だから、そもそも銀河系の中心にブラックホールがあるっていうのは最近発見されたんですよ。それはもう天文学上の常識っていうか、既存の既存概念になってるんですけども、そのブラックホールがあるってのは。昔から言ったわけ、宇宙全史も。
https://scrapbox.io/files/67adc645574583a3b41e4626.png
で、ただし、宇宙全史が言ってたのはブラックホールだけではなくて、そのブラックホールっていうのは実は、ホワイトホールにもなるんだよということも言ってました。というよりも、逆にそもそも元々あったのがホワイトホールなんですよ、銀河の中心にあったのは。
で、ホワイトホールっていうのは何かというと、あのブラックホールってのは、そもそも何かというと。知らない人もいたらあれだからあれだけど。すべての物質をこう吸い込むのがブラックホールなわけ。で、ブラックホールのある境界より近くに行ったら、もう逃れられない、逃れられないんですよ、吸い込まれちゃうわけ。どんなものでも、光でもだよ。だからブラックホールっていうわけ。
そのあたりに行くと、真っ暗なわけよ、光さえも出てこれないから。だからブラックホールね。で、ホワイトホールっていうのは逆よ。どんどんどんどん吐き出すわけ、エネルギーなり物質なりを。
それが最初にあったんだよ。中心に、中心っていうか、そこが中心になったから中心って言うけども。銀河の中心にそれがあったから、そこからバーッと出てきたのが、ガスとか物質とかエネルギーが出てきて、それが銀河になったわけよ。
それをね、数学的にこう…書き出そうと思っていろいろやってるわけですよ、古川くんがその時、この詳しい話はまた別にしますけども。そこで出てきた問題がですね、実はブラックホールを数学的に記述しようとすると、一般相対性理論が必要になるんですよ。
で、一般相対性理論っていうのはめちゃめちゃ難しくてですね、相対性理論っていうのは割と簡単な…簡単でもないよ?簡単でもないけども、割と簡単なんですよ。ところが一般相対性理論っていうのはもうほんっとに難しいん。アインシュタインが一般相対性理論ができたっていうのは実は数学者の手伝いがあったからなんですよ。
(このときアインシュタインにリーマン幾何学の存在を教えたのが、数学者マルセル・グロスマン)
数学者に「フォローし頼むよ」と「助けてちょうだい」と、「ここもう全然わからん」と。つまりその空間の曲率とか曲がりとかですね、もういろんなその要素、数学的なそのUグリッド非Uグリッドとかですね。数学的に非常に、数学者でさえもわからないような難しい高等数学が必要になってくるわけですよ。そこでアインシュタインは数学者に助けを求めて一般相対性理論を完成さしたわけです。
そこに今ね古川くんがぶち当たってですね、「え〜?こんな難しいの?」ってなってるわけですよ。そこをまずクリアしないと、銀河ぐるぐる…その渦巻きね、渦巻きを解明できないというところに至ってるわけ。
っていうのは今日までのお話で、この続きはまた次回やりましょう。
vol.419 重量と質量の違い