vol.386 形や色の謎
2025-01-02
・存在が存在たる所以
・形や色はいったいどこから?
・気づき→意図の謎
・古川くんの真髄
・64回目の宇宙
前回からスーザンさんのお話の続きをやっております。
『●形がある限り、色がある限り、存在がある限り、そこにはエゴがあります。(質疑応答5、182ページ)
●この宇宙における1つの大原則をお教えしておきましょう。それは、存在するものはすべて完全ではないというものです。
分かりやすく言いますと、宇宙には不完全なもの、部分的なものしか存在できないという理(ことわり)があります。(質疑応答14巻 42ページ)』
これは実にそうなんで、 存在が存在たるゆえんは不完全だからなんですね。
で、なんで不完全だと存在できるのか、逆に言うと完全だと存在できないのかっていうことになってきますよね。だからこれは存在と非存在のお話にこう繋がってくんですけども。
『というお言葉がさらりと述べられているのを再発見し、宇宙全史で語られる内容の奥深さを改めて驚いております。これらのお言葉から推察させていただくに、存在というのは、「気づき」という無垢なエネルギーが、 形や色のような性質によって部分的に限定されることで生じるものなのではないかと思われました。』
そうなんだけどもですね、ここはちょっと問題なんすよ。じゃあ形や色ってのはどっから来てるんじゃ。というとこにスーザンさんは目を向けないといけないですよね。ここまではだから真我からエネルギーが出てきて、 「気づき」が出て、「意図」に分かれたと。意図ってのはですね、何の意図ですか?ってなるわけですよ。そこがまた問題で、 ま、真我の意図なんですよ。真我の意図だけど、真我の意図なんかないんですよ、実は。
そこ謎ですよね。
そこの謎に気がつかないといかんのだけども。そこはもう、なんか古川くんは色々やってますんで、色々やってるというか、多分彼の真髄なんでしょ、そこの探求の真髄なんで。そこはね、もう真我を超えないと出てこない解答なんで、色々やってます。私はあずかり知らんのとこなんで、ここでは難しいですよ。
で、まず意図があって、今ここのスーザンさんのお話では、「形や色のような性質によって部分的に限定される」ということがありますけども、じゃあこの形や色ってのはどっから来たのかっていうと、これ実は宇宙から来てるんですよ。
宇宙から来てて、出て。宇宙、いま出来たばっかでしょっていう話ですよね。だから、出来たばっかの宇宙にその形や色があったらおかしいでしょって。その通りなんですよ。おかしいんですよ。
じゃあ、形や色ってのはまずなんでしょうかというところからお話ししないといけない。
形や色ってのはなんですかって。つまり「限定されたもの」ですよね。色にしろ形にしろ、限定されたもんなんですよ。ここはこういう色であるべき、ここはこういう形であるべきという、いわゆるこう指図するわけですよ。その指令、指図、意図ですよね。そういったものがどこから来たかっていうと、これは真我から来てるわけじゃないんです。 さっき言ったように宇宙から来てるの。でも、宇宙ってのは今作られたばっかで、そんなものないでしょって。なんか矛盾するじゃないですか。
で、その答えはわかります?
もうすでに宇宙全史とは言ってるんですけども、別の宇宙から来てるんですよ。
で、別の宇宙ってのは螺子輪宝宇宙ありますよね。螺子輪宝宇宙にはもう数えきれない無数の宇宙が存在してるんですけども、そのどっかから来てるってのも勿論あるんですけども、そうじゃなくてダイレクトに来てるのは、実はこのオーム宇宙の前の宇宙から来てるわけです。
オーム宇宙は今、確か何回目だっけ。28回目? 48回目?ちょっと忘れちゃった。
色がですね、色とか形とかいうものは、原初の宇宙でどこから来たかというと、先ほども話しましたように、この宇宙の前の宇宙から来てるんですね、実は。
他の宇宙からも多少来てるんだけども、この宇宙の前の宇宙ってのは、実は僕らの宇宙もそうだけど、やがて滅びるわけですよ。滅びるというか、終末が来るわけですよ。終末が来たら宇宙はエントロピーが極大になっちゃって、全く動かない静かな宇宙になっちゃうんですよね。
その後どうなるかつったら、今度はどんどんどんどん収縮してくんですよ。本当に全く、なんていうの?何の音ももちろんないし、光もないし、なんつうんだろう、 死の世界ですよね。そういう世界になって収束するわけです。それが、その次のサイクルのその次の宇宙に持ち越されるわけです。何が持ち越されるかというと、ここが大事。これは次回やります。