マネジメントには「様子を見る」ことが必要
#165:2025年のタスク管理について
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(Tak.)できることを全部やらないうちに、すぐに環境を変えるっていうのも違うんじゃないかということもあるし。
(倉下)そうですね。逆にだからそうやって突発的に変えてしまうのはマネジメントできてないということだと思うんで。やれることを見極めてやるだけやった上でどうするかを判断する。だからやっぱり僕が思うに、マネジメントっていうのは必ず時間の軸が必要なんですよね、要するに。
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(倉下)様子を見るっていうのが技術なんですよ。人に物を教える時に非常に重要なんですよ。つい言っちゃう。自分が答えを知ってるからつい言っちゃう。なんなら先回りしちゃう。これで人が育つはずがなくてですね。結局自分に対しても同じことが言えて、できないなりに様子を見るみたいなことが多分非常に必要で、最初の出会いがダメだったからダメみたいな、その即決はあんまり良くないんですね、これは。
(Tak.)だからその、結果が出てない状態である程度保たなきゃいけないんですよね。それに耐えられない人というのも実は結構いて。
(倉下)いわゆるネガティブ・ケイパビリティがないということだと思うんですけども。
セルフマネジメントを試みても自分の思う優先順位の通りに物事が進められないことはある。場合によっては環境を変えることも必要だが、しかし様子を見ることなく突発的に結論を出すことは自分自身を見誤ることにも繋がる。