DSU-AE
DynamIQ Shared Unit-AE
DynamIQクラスタをサポートする機能
L3メモリシステム
制御ロジック
外部インターフェース
DynamIQクラスタ・マイクロアーキテクチャ
偶数個のコアとDSU-AE
クラスタを形成する
DSU-AEがスプリット・ロック機能を実現
ロックモード:コアと論理回路の冗長性を確保
スプリットモード:それぞれのコアが独立に動く
ハイブリッドモード:コアは独立に動く(スプリットモード)が、DSU-AEはロックステップで動作(ロックモード)
https://gyazo.com/927ce8bd9fe71b54ede462eea66636f9
コアの組(Core pair)
ドキュメントに明示されていないが、きっと同じ色のコア同士が組だろう
core0とcore1が組、core2とcore3が組
ロックモードで動作時、コアの組は外側からはシングルコアに見える
主コアと冗長コア
従来のデュアルコア・ロックステップ(DCLS)システムを拡張する機能
DSU-AEのおかげで、ブート時にスプリットモード、ロックモード、ハイブリッドモードを選択できるようになった
スプリットモード
DCLS関連のコンポーネントはクロックが止まり、待機状態となる
コンパレータ
タイムアウト検出器
冗長なDSU-AEロジック
それぞれのコアは自身のクロックで動く
独立に電源を落とすことができる
ロックモード
コアの組のうち、片方が主コアの冗長コピーとして動作する
同じ入力信号が主コア・冗長コアの両方に供給される
両方のコアは、等価な構成、同じマイクロアーキテクチャ、同じ設定パラメタでなければならない
冗長ロジックも主ロジックとともにlock-step動作する
ドキュメントでは、ロジックとコアは別の物を指すらしい
ハイブリッドモード
スプリットとロックを混ぜたモード
スプリットモードのように、コアは独立して動く
ロックモードのように、DSU-AEはlock-stepで動作
部分的なDCLSとなる
利点
コアが独立して動くので、ロックモードより良い性能
DSU-AEがlock-stepで動くので、スプリットモードより高いフォールト耐性