金砕掌置文:本文
1mI 2ldwi:q' 1ryur 2kyeq 2ne: 2bi 2lhi? 1chI: 2zyonq 2sha:
天地は世界のはじめなり 日月はその時現わる
1sweu 1na 1zi:q' 1cyir 2jye
明と暗が左右に回り、熱きと冷たきが上下に合わさる
種々の物は芽を出すことが出来、季節は順に従って並ぶ
春の開きは寅卯辰、夏の茂りは巳午未
秋の果実は申酉戌、冬収めるのは亥子丑
いま朝は東、昼の影は正しく南
夕暮れは西、宿の寝床の夜は北
明日はまだ過ぎず、あさって・しあさっては後に来た。
今日と昨日は一つに属し、年は二つ共に斉しい
分かれる時は十二、月は沈んでまた満ち栄える。
夜と昼が年となり、臘月と正月は新と旧との出会い。
若さと老いは年の足し引き、これを以て順序をはかり定める。
また智者が出(い)でて、帝となって規律を起こす。
「嵬名」は族類が多く、族衆は父子が多い。
四海を見渡し、八山は誰と争う。