「粘り強く取り組む」
「粘り強く取り組む」って日本語の意味が塾講師になるまで分からなかったんだけど、世の中には1回失敗しただけで「もうやらない」って言い出す子が結構いる事を知ってようやく理解した。
失敗したら次は失敗しないように取り組むのは当たり前だと思ってたけど、そうではないんだなと。
rp これは同感かも。
私の場合は勉強ではなく運動だったが、特定の動作ができるようになるまで単調な約束練習を続けない人には驚いたことがあった。やらないと勝てないことは確定しているし、続ければ多くの場合できるのでやるだろうと。
今はそれをやる人のほうがむしろ少数派だと理解しているが。
非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義も、たくさんの方が辞めていかれます。
続けてみれば誰でもできるようになる単調練習を続けない人の人生のハードルの高さはいかばかりか
と想像すると辛くなってくるのであまり考えないようにしています。
手を動かすくらいなら死んだ方がまし
みたいな人が世の中にはたくさんいるのであった。
あと、
なんでこんなつまらないことをやらないといけないのか
と怒る人。
自分にはつまらないとしか思えないことにはやる気の出ない人。
続けていれば誰でもできるようになるように設計された単調な練習なので
「それ自体」としてはつまらないのは当然です。
この話題、あちこちで本の読み方の練習の場を設け始めてからずっと付き纏われていて、あまりにもつらいので「本の読み方の話とかもうやめようかな?」と思い始めたくらい。
「いや、あなたが本を読めなくても私は困りませんから、あなたがやらなくても私は別にかまいませんよ」で終わってしまう話だからなぁ