人生のレールを外れる衝動のみつけかた 書籍構成を把握する ii.目次を読む
序章 なぜ衝動は幽霊に似ているのか
- 自分ではもうコントロールしきれないくらいの情熱」
- 魚豊『チ。』のストーリー
- 要領のよさの反対にあるもの
- 「え?なんでそんなことを、そんな熱量で?」と思われること
- 衝動に気づくことの難しさ
- 衝動は「幽霊」のように憑く
- 「将来の夢」は、世間の正解をなぞる語り
- 「本当にやりたいこと」という言葉遣いを避けた方がいい
- 衝動はすべてを脇に置いて、その活動に取り組ませる
第1章 衝動は何ではないか
- ダニエル・ピンクの『モチベーション 3・0』
- 三種類のモチベーション
- インセンティヴと内発的動機づけ
- 衝動は、モチベーションの言葉遣いでは説明できない
- 対価をもらわずに空揚げを作って配る人の話
- 「なぜ空揚げを作るのか」に関する、本人による説明
- 衝動は、説明から常に寄れ落ちる
- 衝動は、自分でも驚くような行動をもたらす
- 衝動には、極端な持続性がある
- ジークムント・フロイトの欲動論
- 衝動についてこれまでわかったこと
- コラム否定神学、他人指向型、『葬送のフリーレン』
第2章 衝動とは結局何ものなのか
- 衝動に積極的な定義を与える
- 欲望の「強さ」に目を奪われるな
- 深い欲望の性質
- 自分の深い欲望はわからないのが常態
- 強さを基準に衝動を把握しないこと
- 型破りな人を研究する「ダークホース・プロジェクト」
- 偏愛は抽象的に捉えてはいけない
- 偏愛を解釈した先に衝動が見えてくる
- 偏愛は細かく詳しく言葉にすべき
- SNS と偏愛の相性の悪さ
- 自分が何を楽しんでいるかを解釈する必要性
- 衝動は唯一の生き方を定めるわけではない
- 衝動についてこれまでわかったこと
- コラム言語化のサンクコスト
第3章 どうすれば衝動が見つかるのか
- 偏愛から衝動へ降りていく方法
- セルフインタビューで偏愛の解像度を上げる
- 考えや思いを控えないように、自分を丁重に扱う
- 自分を粗末に扱わないためのいくつかのテクニック
- 違和感や不快感から捜査をはじめる
- 「物語」でなく「細部」に注目する
- 黒澤明「生きる」の記憶を再解釈する①
- 黒澤明「生きる」の記憶を再解釈する②
- 感性を再起動する二つの方法
- 欲望の発見術としての欠乏ー宇野常寛さんの方法
- 「それっぽい言葉」は支えにならないー鶴見俊輔さんの方法①
- 「紅茶を飲むためなら世界が破滅しても構わない」鶴見俊輔さんの方法②
- ドストエフスキーの爽やかな衝動ー鶴見俊輔さんの方法③
- 感じる力を取り戻すためのニヒリズムー鶴見俊輔さんの方法④
- 衝動につてこれまでわかったこと
- コラム「それっぽい説明」から逃れるには
第4章 どのようにして衝動を生活に実装するのか
- 心理学者ジョン・デューイと、「衝動」の考察
- 他者の目的にやみくもに従うことの問題性
- 衝動にやみくもに従うことの問題性
- 衝動と知性の関係
- 知性で衝動に働きかけることで、目的は形作られる
- ①環境を観察すること
- ②記憶を探索すること
- ③意味を判断すること
- 衝動は目的や戦略へと翻訳される
- 衝動の力が続く限り、目的や戦略は成長していく
- 衝動は、行動を再構築する
- 衝動には「溜め」がある
- 衝動がもたらす自己変容の体験
- 衝動についてこれまでわかったこと
- コラム 観察力の重要性絵画観察のワークショップから OODA ループまで
第5章 衝動にとって計画性とは何か
- 衝動に基づく生き方は何が違うのか
- 本書の考えとキャリアデザインは何が違うのか
- キャリアデザインという考え方の性質
- 衝動は計画性をどう取り込むのか
- 自分の偏りや特性に基づいた計画性
- リスクとは、自分の個人的な偏りに適合しない生き方のこと
- 実験的に試行錯誤するという計画性
- 衝動についてこれまでわかったこと
- コラム社会的成功と結びつけない
第6章 どうすれば衝動が自己に取り憑くのか
- 自分を「感じやすいメディア」にする方法
- 感じるのを控える現代人
- クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』の見方
- クリステンセンの議論が持つ(内向きの流れ)
- 自分の内側と外側が浸透し合うという視点
- 緩衝材に覆われた自己と、多孔的な自己
- 自己が感じやすいメディアになることのマイナス面
- ちょっとした行動で「善なるものを招き入れる」
- 実験が感受性を起動させる
- 目の前のものに誘惑される力
- ライブで体験しなければ意味がないのか問題
- 自分を過去に同期させよーーキルケゴールの聖書読解
- 物語へのジャックイン
- <瞬間>へのジャックイン
- 衝動についてこれまでわかったこと
- コラム 衝動の善悪を線引きすることはできるか
終章 衝動のプラグマティズム、あるいは実験の楽しみ
- マルチタスキングで「寂しさ」を埋める
- 刺数やおしゃべりに薄い注目しか向けない
- 「寂しさ」が導くレールと「衝動」が導くルート
- 生活の中心を、<趣味>の楽しさに置くこと
- プラグマティズム、あるいは実験の楽しみ
あとがき