systemdを使ってサービスを登録してみる

が、再実行する際にはPIDを調べてkillするなど、ひと手間あってなんだかなーという思いがあった。

ユニットファイル

どんなサービスなのか、何を起動するのか、前処理にどんなものがあるか、

などなどを定義するのがユニットファイルと呼ばれるもの。

ユニット定義ファイルと呼ばれることもあるみたい。

参考:

この辺を参考にして、ひとまずを作った。

code:ci-cd.service

Description=CI/CD Test # ただの説明

After=network.target # このサービスの起動前に何のサービスが起動している必要があるか

Type=simple # 何をもって起動したかの定義。simpleはExecStartのプログラムが起動できたらOK

Restart=on-success # どんな時に再実行するか。on-successは前回正常終了した場合に行なわれる

ExecStart=/root/ci-cd # どのプログラムを実行するか

WantedBy=default.target # wantディレクトリとか出てくるから別途ぐぐる

ユニットファイルを設置する場所は決まっている。

/etc/systemd/system

lsコマンドで該当ディレクトリをみると、すでにいくつものサービスがあると思う。

$ systemctl is-active ci-cd.service

とでもすれば確認できる。

もしエラーがでたなら、

$ systemctl daemon-reload

でリロードすれば大丈夫なはず！

実行ファイルがなかったらどうなる？

ExecStartで指定したプログラムがなかったらどうなるのか。

$ systemctl restart ci-cd.service

$ systemctl status ci-cd.service

ci-cd.service - CI/CD Test

Loaded: loaded (/etc/systemd/system/ci-cd.service; disabled; vendor preset: enabled)

Active: failed (Result: exit-code) since Thu 2021-06-03 23:40:17 JST; 6s ago

Process: 13154 ExecStart=/root/ci-cd (code=exited, status=203/EXEC)

Main PID: 13154 (code=exited, status=203/EXEC)

Failed to execute command: No such file or directory

うん、失敗しますね。

まあ何が言いたいかというと、エラー覚悟でとりあえず設置することができるということ。

実行ファイルがある場合

$ systemctl status ci-cd.service

● ci-cd.service - CI/CD Test

Loaded: loaded (/etc/systemd/system/ci-cd.service; disabled; vendor preset: enabled)

Active: active (running) since Thu 2021-06-03 23:59:18 JST; 27s ago

Main PID: 15840 (ci-cd)

Tasks: 4 (limit: 1068)

Memory: 1.0M

CGroup: /system.slice/ci-cd.service

└─15840 /root/ci-cd

うん、期待通り動くね！

めっちゃかんたーん！！

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