00156_柴犬キャンプの準備メモ
そろそろ我が家的にもキャンプのシーズンインが近づいてきました。
周りの柴犬飼いのお友達からも、「今年はワンコを連れてキャンプに行きたい!!」という声をチラホラ耳にするので、柴犬とともに初めてキャンプに行く時に必要なものや、準備した方が良いことについて、我が家なりの経験を踏まえたログを残しておこうと思います。みんなで楽しいキャンプライフが送れますように!
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ちなみに、我が家の初の柴犬キャンプの様子は以下にまとめてありました(忘れてた。。)ので、具体的なタイムテーブルとかその辺はそちらを参照ということで。当エントリーではそこから得たノウハウを思い出して今なりにまとめておくことにします。
(参考)我が家の初の柴犬キャンプの様子(3日目のログがない...過去の自分がサボっている...):
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用意した方がいいもの
車で移動するときのクレート(兼、夜の寝床)
諸説ありワンコによっても違うようですが、我が家のワンコは車内ではクレートにギュッと入ってた方が安心するようです。車酔いもしません。後で述べる毛布もギュッと中に詰めておいて、山道運転でもなるべく揺れないようにしておきます。うちの子は慣れすぎて、もはや山道でも爆睡ですが。。。
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普段使っているベッド
テントでもコテージでも。初めての外泊、初めて訪れる場所ではやはり緊張するようで、休憩するときに自分の匂いがついて慣れ親しんだ安全地帯をを確保する意味で。小さいのでOKです。我が家は後述の犬用コットの上に置いて使ってます。
普段のご飯と、ちょっと特別な食いつきの良いご飯
初のキャンプはなかなか緊張しているのか、心配するほど食欲がなかったです。普段はカリカリのペットフードを食べるのですが、初キャンプ場では全く食べず、チュールやご褒美オヤツのような嗜好性の強いものなら何とか口にする、という感じでした。が、その次2週間後にキャンプに行った時にはバクバク食べるようになったので、外でご飯を食べるということの慣れなのかなぁ、と思っています。
毛布
キャンプ場では寝るときはコテージでも、朝・夕方の寒い外にじっと居ることも多くなります。テントなら夜の室内も寒いです。普段使っている毛布のニオイで安心させつつ、底冷えを防いだり、湯たんぽの熱を留めたりするのに使います。
湯たんぽ
これも寒さ対策です。毛布とセットで使うと、じーっとしててもヌクヌクしてられます。人は焚き火で暖を取れますが、ワンコは焚き火に近づきすぎても危険なので、火から少し離す都合上、湯たんぽと毛布でくるめておくと安心です。ワンコ用湯たんぽ、というのもありますが、我が家ではワンコ用は金属製の素材のもので噛めないようにしています。
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係留用のペグ&係留用のロングリード
まだウチも柴犬を飼っていなかった頃、隣のテントサイトの柴犬が、散歩で近くを通りがかった別のワンコに興奮してしまって、係留用のペグを引っこ抜いてそのままガウガウしに行った現場を目撃しました。柴犬はその場で取り押さえられましたが、ガウガウされた方のワンコはちびっ子だったので飼い主共々びっくりしてしまい、そのまま草原を脱走。最終的には捕まえられましたが、ヒヤリとしました。やはり係留はしっかりした専用器具で固定すべきですね。
係留時でもある程度自由に動けるように、お散歩用とは別のロングリードを持っていって、係留専用にしています。
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マナーパンツ(オムツ)
これはマストではないですが、念の為の装備です。キャンプ場からちょっと行ったところにあるオシャレカフェや森の中の一軒家レストランで、キャンプ場が近いと意外と犬連れOK、というところも多いです。が、そんな場所でも時々マナーパンツも着用が義務付けられているところもあるようなので、寄り道を考えた時のために、一応1着だけ荷物に忍ばせておきます。
ドッグコット
マストではないですが、あると良いのがドッグコット。ニンゲンがキャンプ椅子に座って「ふ〜」となっているときに、ワンコのいる場所が地面に直、、、というのが気になる方はあると良いです。ただし、見た目の問題だけではなく、地面から少し離してあげることで、暑さ寒さを軽減できるメリットは見逃せません。ドッグコットのような専用のものでなくても、人間用の椅子を一つ余分に持って行くとか、(ちょっと弱いけど)ブルーシートの上に持参したベッドを置くとか、そういう代替策でも全然良いと思います。
うちはスノーピークのドッグコットを使っていますが、13kgの柴犬でも普通に利用できます。ただし真ん中が結構凹んでしまう構造なので、上にベッドを乗せて使用しています。ワンコ用にわざわざ用意しなくても、、、と最初は思いましたが、キャンプ場はアスファルトは少なく土汚れも多いので、ドロドロになっても丸洗いできるワンコ専用コットは結構役に立ちます。 https://flic.kr/p/2jTtenA https://live.staticflickr.com/65535/50465568672_e580cbe5b4_b.jpg
防寒着/スキンタイトスーツ
これもマストではないです。服を着るのが平気な子であれば、虫の予防や防寒用にあると良いな、くらいです。我が家は普段のトレードマークがスキンタイトスーツですが、日中はそれを着せて、寒くなってくると防寒用の上着が登場します。
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ワンコとの遊び道具
ドッグランがついていると、普段の公園ではできないノーリードでフリスビーをしたり、ボール投げをしたりすることが出来ます。行き先のキャンプ場にそのような設備があれば、忘れずに遊び道具を持っていって、遊び疲れるまで遊んであげましょう。北軽井沢スウィートグラスのドッグランは最高です。
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過ごし方
道中
車に慣れていないワンコであれば、1時間に1回はサービスエリアなどで休憩を挟んであげます。サービスエリアにはドッグランがついているところも多いですが、いろんなワンコがいますので、柴犬には向いてないと個人的には思います。よって我が家はドッグランには入らず、サービスエリアの外周部分の緑が多いところで10分程度お散歩したりして気分転換させるようにしています。我が家のワンコはだいぶ慣れてきましたので、行ける時は2時間くらいノンストップで行きますが、それでもやはり2時間くらいで1度は休憩を入れるようにしています。
山道のカーブの連続はワンコにはきついので、クレートが車内で揺れないように荷物でしっかり固定されるようにしています。また、クレートは前向きに乗せて、ワンコが進行方向を向けるようにしています。前にも書きましたが、諸説あるものの、クレートは狭めのものの方が犬は安定するようです。
到着後
到着後まずは場内を散歩、、、とゆとりを持った行動ができると良いですが、テント設営の場合は先にテントを立てることをオススメします。慣れていればテントを設営している最中に手の空いた人が散歩、というのが理想ですが、ウチは夫婦二人なので、ざっとまずは設営をしてしまって、ワンコの散歩はその後に回します。テントの位置を決めたら係留用の犬ペグの位置が決まるので、そうしたらそこに係留してコチラの準備が完了するのを待っていてもらいます。
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日中
ドッグランがついているコテージ、またはキャンプ場では、そこで自由に遊べるのが魅力です。ボールやフリスビーなど、普段の公園でノーリードでできないことが、キャンプ場のドッグランだと貸切状態でできることも多いので、遊び道具は多めに持っておきます。遊び道具が使える貸切芝生ドッグランは天国です。
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我が家がいくキャンプ場ではワンコ連れがドッグランでかちあうことはそう多くないですが、他のワンコと重なってしまった場合には、なるべく譲るようにしています。我が家の柴犬は少し気難しいので、初めてのお友達とはほぼ遊べませんし、ボール投げも他の子のボールを取って壊してしまう可能性が高いので、トラブル回避を念頭に置いて行動します。なので、専用ドッグランがついているコテージやテントサイトなどがとても気楽です。(直下の写真のワンコはお友達です)
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山、川などの探検が大好きなので、周りに注意を配りつつ、ロングリードでお散歩に出ます。探検している時のワンコは本当に楽しそうな顔をしています。
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夜
BBQや焚き火の煙は苦手なワンコが多いと思いますので、ワンコの居場所は風向きに注意して配置します。もちろん、せっかく焼いた肉を丸ごと食べられたりしないようにも注意が必要です。
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初めてのキャンプの時は夜はほぼ動かなかったです。毛布と湯たんぽで暖はとりつつですが、あまりにじっとしていてつまらなそうなので、早めにテントに入れました。キャンプ場ではほぼ外に居て、一日中嗅いだことのない匂いが溢れているので、ウチにいる時よりも体力を使って疲れてしまっている様子でした。初回はそれを心配もしましたが、今は、飼い主と一緒に外でご飯食べたり遊んだりして疲れても、それはそれで楽しいんだろうなと考えるようにしています。
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最近ではテントに入れる前にトイレを兼ねて夜散歩したりすることもあります。
焚き火にワンコとあたりたいところですが、犬用の毛布はフリース素材やアクリル製で火の粉が飛ぶと燃えやすいものが多いので気をつけます。ウチでは焚き火の近くにはおかず、少し離した位置にドッグコットを置いて、ベッドを置き、その上に湯たんぽとワンコを毛布で包んで置いておきます。じーっとしていますので、写真撮影のチャンスでもあります。
寝るときにはクレートに入れて、そのクレートをテントの中に入れます。寒い時期だとクレートに毛布をかけたり、湯たんぽを入れたりしながら温度を調節します。普段お布団で一緒に寝る派は、寝袋の中に入れるのもアリですが、慣れない寝袋では人間もなかなかぐっすり寝れないものなので、そこにワンコまでいると、人間もワンコも睡眠不足になる可能性がある点には注意です。
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撤収時
撤収作業の最中はワンコへの注意が外れることが多いので、係留用のペグにしっかり留められていることを頻繁に確認しつつ撤収作業を行います。寒い時なら先にクレートに毛布を入れて車内に入れてしまう、というのもアリですが、陽射しがきついと車内の温度が上がる危険もあるため、その場合は木陰でクレートに入れて待たせることもあります。撤収作業はバタバタしますので、慣れていないワンコは一緒にテンションが上がってしまいがちです。慣れすぎると写真のようにまったりもしてきますが、これはこれで邪魔・・・。
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キャンプ場によっては、チェックアウトした後もドッグランを使えたりしますので、全部片付けてチェックアウトもした後、改めてドッグランでひと遊びしてから帰るのがオススメです。帰りの道中もぐっすり寝てくれますので。。
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と、ざっくりこんな感じです。
みなさま、みなワン、楽しい柴犬キャンプ体験ができますように!