00102_松坂屋の蓬莱軒でひつまぶし
名古屋に来たからには、必ず食べたいひつまぶし。名古屋式の焼きが大事。カリカリのザクザク。フワフワ感は不要です。
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名古屋に来たら第一優先はひつまぶし、と決めていますが、いつも蓬莱軒なので、たまには違うところを、、、と思っていると、お目当てだったいちびきさんは午前中に整理券配布し切ってしまうということが行きの新幹線で発覚。うーん。12時に名古屋着であることを考えると無理か。。。と思い、安定の蓬莱軒へ。ただしこれも、蓬莱陣屋本店は3連休でめちゃくちゃ混んでるだろう想定をして、普段は敢えてこない百貨店に入ってる店舗へ。松坂屋名古屋店南館の10階にあります。
南館10Fはほぼ矢場とんと蓬莱軒のみのフロア。これならいわゆる百貨店の中に入っているお店とはちょっと違う、路面店的な雰囲気もなくは無いですね。12時20分に到着して、13時20分に戻ってきたら良いとのこと。よしよし、そこまで混んでないし、ここにい続ける必要もない整理券制。明らかに混雑激しいことが予想される時は、アクセスのいいこちらを利用するのもいいかもしれません。
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メニュー。当然の流れで一半ひつまぶしをチョイス。ここは月曜断食は一時中断です。やむなし。
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お吸い物。よく見ると湯葉に蓬の字が。
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最初はお作法に従って、1杯目はそのままで。
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2杯目は薬味をつけて。
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3杯目はだし茶漬けで。
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で、4杯目はお好みで、、、というのがお作法ですが、一半もあると、4等分の一つがとても大きくなるので、結局6-7杯分くらいは取れました。流石にお腹いっぱいですが、薬味やお茶漬けを2周くらいできるのが最高に幸せ。
実はちょっと、有名店が百貨店や駅ビルに出している店舗には個人的に抵抗があって、「やっぱり本店が美味しいよね・・・」と残念な気持ちになることも多いと考えているのですが、蓬莱軒に関しては全くの杞憂でした。美味しい。素直に満足できます。
ちなみに、薬味は無料でお代わりできます。あと山椒とタレもいただけます。タレは特に大事で、ここのタレは戦争中も疎開して継ぎ足し守られたやつというだけあり、メチャクチャ旨いんですよね。出汁茶漬けとか、薬味系で食べるときは、少しタレを追加して濃いめの味付けにするのが、かなり好みでした。
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ちなみに、中にもちょっとだけ鰻がまぶされている、のかな、多分。
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ところで、蓬莱陣屋本店はちょっと昔(多分30-40年くらい前)は2階に宿泊できて、夜お店で宴会をして、そのまま泊まって、翌日そこから会社に行く、というスタイルも実際にあったようです。
少し調べてみると、昔は熱田神宮の境内にもあったというから驚きです。当時5代目女将が結婚と同時に旦那さんと神宮店を任され、その後平成8年1月28日、それまで熱田神宮の境内にあった神宮店が移転のため閉店し、同年10月に神宮南門店としてOPENしたとのこと。移転の時にも、地元の人たちが「熱田神宮あっての蓬莱軒だから」と現在の神宮南門店の土地を貸してくれたり、駐車場用の土地も近くに用意してくれたっていうのですから、地元からの愛が半端ないですね。
その後境内から移転し、現在は息子さんが6代目として継いでいるとのこと。脈々と続く歴史を感じるお店です。次はまた本店に行きたくなりました。神宮南門店にも行ったことがないな。これも、また。