富麗華のランチが最高すぎるので近くまた必ずリピートすることを誓う
マイベスト中華、ここにあり。富麗華さん。最高すぎました。
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富麗華さんといえば新宿伊勢丹の地下の惣菜売り場に買い物に行く度に欠かさず買う春巻のお店なのですが、最近ではたまり醤油を使った黒炒飯にどハマりしておりまして、、いつか麻布十番のお店に行ってみたいなぁと常々思っていたのですが、とうとう機会を得て、やってきました。麻布十番の駅すぐのところにあります。
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店頭には(富麗華にしては)比較的リーズナブルなメニューも並びます。そばコースとかさらっとここで食べられる世界線で暮らしたい。。。
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悩みましたが、普段使いではない我々はせっかく訪れることができたということもあり、ランチにしてはだいぶ奮発してふかひれスープコース(税込¥8,800)にしてみました。
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飲み物は中国茶をチョイス。ジャスミン茶、プーアル茶、烏龍茶などなどから好みのベースを伝えると選んでくれます。この日はジャスミンベースのものを。そしてここ、茶葉とサーブ用のポットが分けられています。これによって、ゆっくり飲んでもポットの中でお茶が出過ぎることもなく、なくなる頃にはいい感じにまた新しく淹れてくれるので、結果3人でランチの間中一つのお茶で過ごせました。考えられた作りだし、コスパ良すぎです。
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さてお料理、まずは前菜から。奥で隠れているのが自家製XO醬とキュウリ、左下が雛豆の甘煮、中央が棒棒鶏、手前がハチミツチャーシューで、右側がクリスピーポーク。どれもこれもめちゃくちゃ美味!
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特に個人的にはハチミツチャーシューめっちゃ美味い。ハチミツの甘味がしっかり入っていて、それでいてチャーシューの旨みを増加させる味付けにしっかりなっていて。これは家に常備したい。。。(後で気づきましたが、チャーシューはテイクアウトで売ってました。)
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クリスピーポークは味がしっかりついているものの、お好みで福井の地がらし、甘味噌をつけてどうぞ、とのこと。地がらしとは大きく分けると和がらしの一種で、『福井県産のからし種』で造った「からし粉」の事だそうです。旨い!
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2皿目は香港式点心の二種盛り。この日はエビ蒸し餃子と餅米の焼売。エビ蒸し餃子はモチモチ&プリプリで、餅米焼売は香辛料が効いていて食べたことのない不思議な味。どっちも素晴らしく旨い!
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3品目は干し貝柱入りのふかひれスープ。実はつい最近まで貝全般苦手だったのですが、今年札幌に行った時に新鮮なものを市場で食べて以来、割と美味しく食べられるようになりました。子供の頃のトラウマ的なものだったようですが、ようやくこの歳で克服できたようです。おかげさまで中華でホタテがふんだんに使われても美味しくいただけるようになりました。というかここのスープめっちゃ美味い!我々が選んだコースだとふかひれは流石に姿煮ではありませんが、しっかり存在感ある形で入ってますし、干し貝柱の旨みがめっちゃ効いています。相当美味い。貝食べられるようになってて良かった!
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そして4品目がお待ちかねの北京ダック!まずは塊でテーブルまで持ってきてくれます。間近で初めて見ました。直前まで油でカリカリに仕上げてくれているそう。
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一旦持ってきてくれた後、すぐ近くの作業スペースで綺麗に巻いていただけます。親切。
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人生初の北京ダックです。これ、とっても美味しい!北京ダックの皮がサックサクで食感が楽しく、ネギと綺麗に剥いたキュウリが中に仕込まれているので瑞々しさもありつつ、タレの味もしっかり効いていて、とにかくめっちゃ美味しい!外側を巻いている皮も美味しい!これまで適当なところで食べなくてよかった!!
同席者曰く、「これ、かなり美味しい北京ダックなので、どこで食べてもこの味だと思ってはいけない。」とのこと。ちなみに、お肉部分が割と分厚目についているタイプの北京ダックもあるようですが、ここ富麗華の北京ダックは皮のパリパリを楽しむタイプのようです。メチャクチャ気に入りました。
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よくみるとお皿には上海蟹?洒落てますね。
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ちなみに、写真をFlickr上でタグ付けする時に英語でタグ付けするので、ちょっと調べてみたのですが、英語で「北京」は 「Beijing」なのに、「北京ダック」は 「Peking duck」なんですね。謎です。。。
そして、もうこの記事だけで何回繰り返してるのかわからないくらい旨い旨い連発してきましたが、この日個人的に一番驚いたのはこの5品目。海老の炒め 四川山椒風味の特製醤油ソースです。これは本当にヤバい。感動しました。
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まずエビの仕上がりがヤバい。こんなの「海老の炒め」なんてシンプルな言葉で表現しちゃダメダメ。とびきりサクサクの薄い衣にソースが適度に絡まっているのですが、それでもサクサクを保ち続けるこの衣、そしてその中にトロトロでフワフワでプリプリ・・・としか言いようのないのない最高のエビが。。驚いた、で言うと今年一番かもしれません。そしてソースがまたメチャクチャ旨い。特製醤油ソースと言われても、醤油?ソース?とにかく旨い何かとしか言えず。ニンニクがしっかり効いているのに、苦味や辛味といった嫌な側面は全くなく、さらに山椒が確かに鼻に残り、、、素晴らしい逸品です。同行者がポロリと「なんと言っていいか分からない」「少なくとも家庭では絶対に出せない味」と表現していましたが、まさにその通りだと思います。
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とにかく感動がヤバい。感動しすぎてちと疲れましたが、コースはまだ続きます。
6品目は揚げ巻き湯葉と彩野菜の炒め。これもまた、、、以下同文ですが旨いです。揚げ巻き湯葉はミルフィーユのように層になっていて、食感が厚揚げのようなしっかりしたものでとても美味しいのですが、添えられたキクラゲがまた旨い。白いキクラゲと黒いキクラゲ両方がそれぞれ美味しく、コリコリした食感を残したまま、しっかりと味が沁みていて、たまりません。そして野菜がまたメチャクチャパリパリに仕上がっていて、、、湯葉とキクラゲと野菜のそれぞれの食感の違いを楽しむ趣旨なんですね。どうやってこんな風に炒めるのでしょうか。。旨いものしか出てきませんねここは。。。
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7品目。締めの炒飯は、上海蟹と高菜の炒飯。上海蟹はちょうど季節なんですね。以前上海蟹を食べる会に同席したことはありますが、蒸した上海蟹はその見た目でやや苦手感があり、その時は食べず。今回初めて食べましたが、少量でもしっかり存在感のある味を感じました。そして何より完璧にパラパラかつ油っこくない炒飯。一体どうやってこんなの作れるんでしょうかね。。。
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本来なら料理はこれで終わりなのですが、富麗華に来たらどうしても食べてみたかった炒飯があったので、途中で追加オーダーしておいたのがこちら、「牛肉と松の実入り たまり醤油の炒飯」、通称黒炒飯です。新宿伊勢丹の惣菜売り場で見つけてハマってからは必ず買って帰るくらい好きなのですが、これを出来立てほやほやのレストランで絶対味わいたいと思ってました。ついに対面、ホカホカの黒炒飯を見てるだけで感動を覚えました。笑
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先ほどの炒飯と同様、ツヤツヤでパラパラなのに油っこいと感じない、究極の炒飯です。同じ富麗華とはいえ惣菜売り場のものと比べてはいけないと思いつつも、感動のログを残しておくと、さすが出来立て、たまり醤油の香りがメチャクチャ強いです。そして驚くべきはその甘さ。色だけみるととても味が濃ゆいように思えますが、これが全くそうではなく。塩辛さは全くなくて、むしろ甘味と旨みを強く感じました。伊勢丹で買って帰るのも美味しいのですが、さすがは本店。これが本当の黒炒飯なのですね。。。
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正式名称を調べるのにググっていると、こんな記事を見つけました。・・・レシピ公開されてる!!これは何かのはずみで消えてしまう前に記録しておかねば。。。
よく言われることですが、名店のシェフはレシピを後悔しちゃっても大丈夫らしいですね。同じ風には作れても、同じものは絶対作れないという自負があるから、だそうで。レシピに書ききれない火加減や絶妙な味加減は真似できないのですよね。そりゃそうですね。
とはいえ、実はこの炒飯には卵がしっかり、しかも卵黄だけで入っているのだとか、たまり醤油はたまり醤油でも日本のものじゃなくて中国たまり醤油なるものがあってそれを使っているのだ、とか、学びは多いです。レシピ公開ありがたい!!
炒飯厨なもので、、ついつい炒飯セクションにだいぶ興奮して長くなってしまいましたが、最後のデザートがこちら。この日は桃の果肉入りのお茶のプリンと、オリジナルの月餅、あとはバナナの生チョコ、でした。これも、、、もういいかげん書き飽きましたが、とにかく旨いです。ヤバいですね富麗華さん。全部美味しいんだもの。。。
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お茶のプリンは、甘くて、ほろ苦くて、、、でもその甘味も何種類もあって、、、拙い文章では表現しきれません。すみません。ぜひ味わっていただきたいです。
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バナナの生チョコ?と一瞬ハテナが浮かびますが、トロリとした食感にバナナの風味がしっかり乗っていて、甘味はややビター目なチョコが、めっちゃ旨いのです。中華なのにチョコ?と思いますが、これがプリンを食べた後にちょうど良いんですよね。
そして月餅、、、一口かじると、ん!と驚くくらいスパイスが薫って、皮が極薄、そして中の餡がしっとり柔らかい。。。単品でそれぞれ完成度めっちゃ高いデザートが3品組み合わさって、それぞれがめっちゃ合う。このレベルの高さ、、、これが富麗華なんですね。。。完璧です。
ちなみにこちらのお店、お料理もさることながら、サービスがまた素晴らしい。1階の一般フロアはスタッフの目が行き届いていて、お茶も少なくなってくるとすかさず継ぎ足してくれて、飲み物が手元で空になることはほぼなかったし、料理をサーブしていただく時の説明開始のタイミングもこちらの会話の合間を縫ってうまく初めてくださるし、細かいことでも質問したら的確に意図を汲んで答えてくれるし、それぞれの小皿に取り分けてくれる盛り方もとても綺麗で、、、本当にどこにも隙がありません。素晴らしいレストランでした。絶対また来ようと思います。
今回はランチでもしっかりしたお値段のコースを張り切ってオーダーしましたが、次は一度ライトにそばのコースを頼んでみたいですね。汁なし担々麺とか、ジャージャー麺とか、このレベルのお店のコスパ麺ランチ、楽しみでしょうがない。。ま、結局、春巻とか炒飯とか追加してしまうのはもうすでにはっきり目に見え過ぎている未来ではありますが。。。笑
あと、こちらのお店、個室もあるのです。12月とかだと平日でも予約でいっぱいで、フラッと来店、もしくは直前予約では入れないのですが。個室の場合だと、個室料金はかからないのですが、最低いくら以上を支払わなければいけない、という条件があるらしく、具体的に聞きそびれましたが、少なくともこの12月は最低料金が設定されていました。また、ランチコースもスペシャル版(=ディナーコース)のメニューが別に用意されていて(こちらはwebにもありますが、最安のコースでも¥14,300~)、個室だとそちらも最初の案内に出されるとのこと。ただし、個室じゃなくてもディナーコースは昼からオーダー可能なので、奮発したい時はそういうオプションもありですね。
そうそう。最後に、次来るときに備えて駐車場のログを残しておきます。
富麗華さんの周りは提携駐車場が2つあり、お食事すると3時間は無料になるそうです。1つは下の写真の左手のもので、もう一つは右手の満になっているところ。看板にある通り、この右手の看板より奥のエリアが提携駐車場で、右手の看板より手前のエリアの駐車場は提携ではないので間違えないように。。。今回はちょうど12時くらいの到着でしたが、左側が1−2台空いている程度。ちなみに左側の駐車場は入り口が二手に分かれているので、ちょっと分かりづらいですが、1-5番に停めるならこの道路から、6番以降に停めるならこの道路に大通りから到達する前の道に駐車場の入り口があります。
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上の写真の道路から、富麗華のビルに近づくと、地下駐車場への入り口があります。8台ほどしか停められませんが、こちらであれば駐車料金は無料です。ちと分かりにくいですが、下の写真では「満」と表示されている部分が地下駐車場の空きを示してくれています。なお、この入り口がメチャクチャ狭く、左折する際にかなり大曲がりで進入してこないと壁に擦りかねない危険な作りになっており、本当にここ入っていいの?と困惑するので初見殺しと言わざるを得ません。。。自分も危うく擦りそうになりとても神経使いました。。。ここにアルファードも停まってましたが、よく停められるなと感心します。。。
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地下駐車場の中は入り口ほど狭くはないですが、頭から進入して奥の方に停めるには、備え付けられているターンテーブルを利用しないと厳しいです。左手奥から2番目が運よく空いていたのでこの日はそこに停めましたが、ターンテーブルがないと切り返しに苦労しまくるくらいのスペースしかないので、大きな車、または駐車が苦手な人はお勧めできません。多少駐車料金がはみ出ることになっても外の駐車場に停めた方が気が楽かもしれません。
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以上、マイベスト中華に初訪問した記録をしっかりログしておきました。
絶対また来たいお店となりましたが、次はライトに麺ランチを目標に。またすぐ来てログしておこうと思います。