上川多実「〈寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常」(里山社)
https://gyazo.com/80f32cb1ab918e2f2cd5b09b6bd5bdfc
気になっていて、oh!mybooksで見かけたので買って読んだ。
マイノリティにもいろんな種類があり、さらに同じ属性であっても理不尽に感じることは千差万別。そして、そういうこと自体をわかってもらうためには、マイノリティ側が説明しないと始まらない…なんたることだ…というようなことをこの一年ほど考えていたので、興味深く読んだ。軽いエッセイ調だからさらりと読めてしまうけど、それはきっと上川さんが生きてきた中で獲得した素晴らしい技術なんだろう。