『鯨』プロット
はじまり
主人公が祖父宅の蔵でお面を見つける
鯨骨で出来るお面
以前、何らかの儀式の際に使われていた
鯨骨を使うことで、自分も仲間だと誤認させる
第1章
鯨春祭り
神社から海まで神輿を運び、海へと流す
祭りに関わる人はお面をつける。お面は以前が鯨骨で出来ていたが、現在はプラスチックで出来たお面をつけている。
最後に海の方から花火があがる
これは、以前飢饉が起きた時に、村人が夢を見る。神様が出てきて、鯨を一頭打ち上げるからそれを食べてしのぎなさい、ただその鯨の腹には子供がいるからその子鯨は海へ帰すこと。その夢をみた村人が次の日浜へ出ると、本当に鯨が一頭打ちあがっていた。それを解体していくと、腹の中から生きた子鯨が出てきた。お告げ通り子鯨を海へ返し、母鯨は村人で分け合って飢饉を乗り越えた。この事を讃え、春になると鯨の神輿をつくり、感謝の念と共に海へ流すことになった。