バック・アロウ
話もグレンラガンと同じように進んでいく
支配からの開放→増大した力を警戒する上位存在との戦い
…だったのだが,最終話にてそれをひっくり返し,上位存在に認められ,協力する立場となっていく
これはグレンラガンの結末における問題へのアンサーになっている
グレンラガンの世界もバックアロウの世界も個人の力が増大していくと滅びるとされている
上位存在はこう主張している(上位存在に悪意はなく,それを防ぐための策を実行しているだけに過ぎない)
これを,「俺がなんとかするから問題ない」と言って上位存在を倒し,解放するだけ解放しておいてその後の対策なんて何も考えてないところで終わるのがグレンラガン
数千年後普通に滅びました終了みたいなバッドエンドは普通にある バックアロウは「俺が協力してこの世界の根本的な問題を解決しよう」という動きをしている
力の暴走を他の世界に波及させるような行動もしない
最近の中島かずき脚本,こういうことが割とある
プロメアの「被差別民の『ふつう』と違うところを直せば問題解決」みたいな人種差別ギリギリのやばい解決策をそのままひっくり返したようなやつがBNAの敵役になっている