徹底的に真似する
自分が持っていないものを持っている人が一体どのように仕事をしているのかを自分を捨てて真似する 小さなプライドのために心を閉ざし自分にしがみつきそうになっているとき そのプライドを守って自分が停滞している時間に相手はどのくらい先を走ることになるのか
今の自分のやり方の先に劇的に状況を変える可能性がどのくらい残されているのか 利己的に真似せよという考え方はムクムクと自我が顔を出した時に心を外に向けて開いていくためのお守り 持続する可能性が低い
石井さんの場合は、プロジェクトが始まるとメンバーの中に真似したい相手を見つけコピーするようにしている 自分のままで相手に対するよりも自分を捨てて一旦相手になりきってみて初めて理解できることの方が真実
有益なことは残っていくし違和感があったり馴染まないことはその後捨てればいい
一番良くないのはあの人と自分が違うと決めつけて行動しないこと
自分という殻の中にある自我を肯定できなくなっている状態 自分探しというのは自分を肯定できないためにここではないどこかを求める心理状態 情報化され複雑になった社会では殻にいろんなものが入り込む 自分とは何かという自分探しの旅に出て獲得するエゴは核を覆い隠す余計なもの 自分をすて、他人を真似することで自分というものの核が認識できる