4次元空間中の直交する2つの2次元平面
この文脈での「直交」が意味するのは、直交補空間をなすということ。
共通の1点を通り互いに直交する4直線を2つづつの組に分け、それぞれの組が平面を張ると作れる。
2平面の共通部分は1点となる。
さらに、この共通の1点を通ってそれぞれの平面に収まる任意の線分どうしは、直交する。
例
標準的な座標空間における xy 平面と zw 平面。
原点を始点とする2つのベクトル$ (\cos t, \sin t, 0, 0)^\top, (0, 0, \cos u, \sin u)^\topの内積はたしかに0である。
注意
二面角が90度になるような意味での「直交」する2平面というのはこれとは違う。そちらは3次元空間内に収まっており、共通部分は直線になる。混同しないようにしよう。